彼岸花の咲く夜に 第六話 とある少女の一日 ネタバレあらすじと感想
彼岸花と毬枝は、ある女子生徒の一日を観察していた。
その生徒は何があっても「素敵な日」と思うような子で、その前向きさが彼岸花の癪に障るのだった。
そこで彼岸花は、その生徒に一日中イタズラを仕掛け始める。
その子は宿題を忘れても、給食を吹き出して顔が牛乳まみれになっても、笑顔のままだった。
しかし廊下を走って転び、顔を切ってしまい、保健室に運ばれてしまい、一日を楽しめないことをとても残念がっていた。
その子は5時間目の授業が終わり、理科実験室の掃除へ向かった。
そこで友達とはしゃいでしまい、人体模型を足に引っ掛けて壊してしまった。
陽子と呼ばれていたその子は、先生に謝らなくてもいいと言う友人を残し、自発的に職員室へ向かって謝罪するのだった。
一日が終わり、彼岸花と毬枝と別れの挨拶をする陽子。
陽子は亡霊で、その日だけ生前と同じようにすごすことを許されていたのだった。
それと引き替えに、陽子の魂を食べると言う彼岸花。
陽子はそれを受け入れ、人の姿から魂へと変わった。
彼岸花は陽子の魂を食べようとするが、毬枝の大福のほうが食べたくなり、魂を手放す。
魂は空へ登って消えた。
第2話に出てた陽子が過去をやりなおすっていうエピソード。
野々宮に濡れ衣を着せず、ちゃんと自分で謝罪。
2話と対になってるんで6話(最後から2番目)に配置したんだろうね。
こういう子だったのかと‥。
なんで濡れ衣を着せたのか理解に苦しむね。
まあ、亡霊となって心を入れ替えたのかもだけど。
友達に唆されたから?
こういう明るい女の子で、しかも女子生徒の口裏合わせもあるんだったら、先生も嘘を信じるだろうな。

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