個人的に寄生獣の中で一番おもしろい戦闘シーンが田村と他3人との戦闘で、
これは見たかったシーンのうちのひとつ。
派手ではないけど、田村の知能の高さを感じるのが好きな理由。
他のパワー型のパラサイトに比べて、
かなりトリッキーなシーンが多いのと、
他3人の性格を読みきって裏手をかいてるし、
一方で頭半分女が街なかを疾走するという
ギャグシーンみたいな逃走シーンもユニーク。
この田村が仮に後藤と戦ったら、
かなり知略を駆使して善戦したか、勝ってたでしょうね。
この田村が赤ちゃんを誘拐されたと気付き、
指定の公園に行く前にシンイチの自宅に侵入して、
母のアルバムを見ていたという心境の大きな変化も面白いです。
その自宅前で里美と出くわした時に、
シンイチを心配する里美のことを「羨ましい」と呟くけど、
これはシンイチのことをなぜか察している能力のことを言ってるんだと思いますね。
自分に無い能力を何のトレーニングも無しに身につけているのが、羨ましいと。
田村は本物の田村の母が自分を偽物だと見抜いたような、
「母性」のような能力を身につけようと苦心していた気がします。
原作にもそんな描写は無いんですが。
でも、結局は身につかなかったと。
田村が探偵に対面して、赤ちゃんのことを「お前の子じゃない。人間の子だ」と言われて、
ちょっと悲しんでいるような表情をしますが、
ミギーが感じ取った田村の波長は、たぶん母性のような感情が芽生えていたんじゃないかと。
ここで田村が死なずにいたら、母性的な直感力すら身についていたかもしれない。
瀕死の探偵が刑事に問い詰められて、
協力者の名前を言うように詰問されても、
それを無視して家族の名前をつぶやくのは、
意外に義理堅い男だったんですよね。
報告書にも書かなかったのだから、言うわけ無いでしょうけど。
その後、警官たちが公園内の無関係な女性を取り囲んでピストルを向けます。
ここは原作だと結構コミカルなんですが、
アニメではずっとシリアスなまま。
まあアニメだとシーンが軽くなりすぎるのかも。
シリアスシーンの合間に突然コメディが挟まるのが、
原作の面白さのひとつなんですけど。
今回は田村が警官に見つかる所までは描かれず、来週に持ち越し。
探偵の死と田村のシーンと、間を開けずに続けて見た方が感動的なので、ここで切るのは残念。
まあ尺の問題があるから仕方ないけど。
あと今回、警官側のセリフがだいぶカットされていたのも、ちょっと残念。
キャストを見て「シロンポーノワキスキー」というクレジットがあったけど、
どういう声優なのかは全然情報が無いですね。
刑事役で全然普通の日本人の声だったような。
あと田村が分裂した時の片方の声が、田中敦子とは別人に思えたけど、
キャスト見ても特に別人の表記は無いので、
あの声も田中敦子だったんですかね。
まあベテランなわけで、声の使い分けなんて当たり前なんでしょうけど、驚きました。
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