ゼロから始める魔法の書第7話「王都プラスタ」は、
傭兵が王都からすぐには去らずに場末の酒場で用心棒となるエピソード。
未練なんでしょうねえ。
冒頭は前話ラストの続きで、ゼロが立ち去るシーン。
それから失意の傭兵が王城を出るシーンが追加。
傭兵は番兵に「あんな怠け者の魔女」と悪態をついてたけど、
ここは意地を張ってる感じですね。
アルバスを切り捨てたのは事実だし、
いくら血の契りがあっても疑念が晴れたわけでは無い。
あと、傭兵は13番の魔法薬の効果を信じてた様子。
傭兵は場末の酒場の娘に見初められ、用心棒として雇われた。
露天の酒をただでせしめる獣堕ちをぶん殴ってたのがきっかけ。
でも娘は単に傭兵を利用したいだけだった。
酒場に獣落ちが来てタダ酒をせしめたけど、
娘は傭兵が追い払ってくれると父親に主張。
獣堕ちを利用する為に宿に泊めたと。
また傭兵が作った料理を食わずにゴミ箱に捨ててた。
これら全てを傭兵は聞いてたし見ていた。
取りあえず約束通りに酔った獣堕ちを殴り、傭兵は立ち去った。
怒ったゼロは13番と決裂。
傭兵がきっかけで13番がゼロを裏切ったと気付いたと言ってた。
となると、それはゼロの書の事のはず。
傭兵を洗脳する手腕がゼロの書を持ってないとできない手法だったんですかね?
傭兵は前に奴隷を解放した犬(狼)の獣堕ちに情報を売られ、
はぐれ魔女達に命を狙われてた。
しかし犬の獣落ちは魔女に裏切られ、崖下に転落。
魔女から見れば両方の首を狙うのは当然だろうに、マヌケ。
傭兵は魔女の攻撃を凌いでいたけど、隙を突かれて腹を切られた。
……と思いきや、なぜかゼロの腹が切られていた。
どうもゼロは傭兵の傷を身代わりに引き受ける魔法をかけていたらしい。
そういや第1話で血の契りの時にそういう呪文を唱えていた気がする……。
ゼロは気絶し、13番に介抱されてた。
13番は元凶のゼロの書を積極的に探してない様子だし、
元凶を放置するといつまでも魔女狩りを続けなきゃいけないし、
そんなこともわからないバカのはずがないので、
やっぱりゼロの書を手元に隠し持ってる気がする。
でもゼロは1人で探しに行こうとしてたんだよね。
となると、13番はゼロの書を持ってないのかな。
一方、傭兵は瀕死の狼の獣堕ちから、
ソーレナの孫娘とか「あの方」の話を聞くべく、
狼の獣落ちを介抱していた。
孫娘がゼロの書を持っている可能性が高いらしい。
助かりたい為のブラフかもしれない。

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