1ヶ月位前だけど、第1巻と第2巻が無料だったんでテセウスの船を読んでみた。
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面白かったんで、続巻も後日読む事にした。
2020年にTBSでテレビドラマが放送されるらしいんで、ドラマ版も機会があれば見る予定です。
殺人犯の息子
内容は、殺人犯の息子が過去にタイムスリップして歴史を変えようとする物語だった。
これがタイトルとどう関係してるかは、まだわからない。
テセウスの船とは、英雄テセウスの船の修復をするうちに全体が新しくなり、
古い部分はなくなってしまったものの、
それは修復前と同じ船なのかというパラドクスのこと。
作者は「これが人間だったらどうだろう」と言ってるけど、
たぶん身体的な同一性ではなくて人格とか自我の話だろうなとは思う。
殺人事件とは「音臼小無差別殺人」のこと。
小学校の夕食時に39人が倒れ、
職員を含めて21人が死んだという架空の事件。
死因は青酸カリによる毒殺で、
佐野文吾という警官が犯人として逮捕された。
主人公の田村心は佐野文吾の息子で、父親が殺人鬼とバレないように萎縮して育ったらしい。
それでも結婚して赤ちゃんが生まれたけど、
奥さんの由紀は出産時に死んでしまった。
死因はよくわからない。
由紀の両親は赤ちゃんだけ奪って縁切りしようとしていた。
心は由紀が残したノートの「(佐野が)冤罪の可能性」というメモを見て、
佐野が無実なら赤ちゃんは苦労せずに済むと決心し、
佐野に確かめようと刑務所と連絡を取った。
死んだ由紀の遺志を継ぐって意味もあるんだろうか……。
28年前にタイムスリップ
その前に音臼を調べようと立ち寄ったけど、霧に包まれてしまった。
音臼は廃村で数ヶ月後にはダムに沈む予定だった。
そして、心が気付くと28年前の音臼にタイムスリップしていた。
音臼は雪が降ってたし、1989年なので昭和感もあるので、
何となく僕だけがいない街を連想するんだよね。
歴史改変
心がたまたま立ち寄った民家が、自分の生家だった。
ちょうど、姉の鈴が屋根から転落して意識不明になっていた。
発見が早かったので、顔に凍傷の痕はほぼ残らなかった。
本来の歴史だと顔に大きな痕が残って、人生に尾を引いていた。
これが最初の歴史改変だった。
千夏はやっぱり死んだ
次に三島医院の次女千夏って女の子が
除草剤のパラコートを誤飲して死ぬはずだった。
心は倉庫から勝手にパラコートを盗んで山に捨てた。
これで2つ目の歴史改変と思いきや、
千夏は本来の歴史同様にパラコートで毒殺された。
心は千夏が佐野と一緒に歩いているのを目撃してるので、佐野が犯人かもと動揺していた。
本来は千夏の友人が第一発見者だけど、
今回は佐野が発見者だったという改変は起きていた。
佐野は病院の倉庫に泥棒が入ったと通報を受け、
その目撃情報の特徴が心と同じと承知しつつも自宅に泊まるよう勧めた。
泊まらせて人間性を見極めたかったのか、よくわからない。
怪しい新聞屋
翌日、心は新聞配達屋に絡まれてた。
倉庫からパラコートを盗むのを目撃されていた。
となると、この新聞配達屋が本来の犯人って印象なんだよね。
自分が盗もうとしたら先に心がいたって事かなと。
運転免許証
第1巻の最終話は、テープレコーダーに犯人がボイスメモを撮っていた。
やはりパラコートを千夏に飲ませていたらしい。
その頃、心は佐野の駐在所の箱にパラコートが置いてあると気付いた。
佐野が帰ってから、箱の向きが違っていると気付いた様子。
その上で、千夏がパラコートを誤飲した見解を話してカマをかけていた。
心は「わかりません」と答えて誤魔化した。
その後、佐野は心の運転免許証を盗み見て、
平成32年という文字を確認していた。
1989年は平成元年なので、未来人とは思わないだろうけど、何かあるくらいは思ったかな。
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