原作ベルセルク第1巻~第13巻黄金時代編の感想

そろそろ原作の感想をと思ったけど、
1巻ずつ書くのは手間過ぎるので「黄金時代編」をまとめて。
内容は旧作アニメの方で知ってるので、原作との違い重視で。

第1巻冒頭は女の体を持つ魔とガッツがセックスしてたので驚いたw
よく見るとこの魔は蝕でコルカスを誘惑して殺した魔と同じ。

あと、アニメでは出てこなかった妖精パックとの出会いがあった。
それとガッツが城兵に捕まっていた。
大剣で城兵をなぎ払うのかと思ったら……捕まってた。
この城の城主は「使徒」で蛇の化身のような姿だった。
ガッツはこの時点で意外に弱く劣勢。
ただし土壇場で左手の大砲を撃って逆転という結末。

その後は、黄金時代編の後のエピソードで、
森で馬車に乗って悪夢を見てたり、
取り憑こうとした魔を短剣で刺殺したり、
御者の娘コレットが魔の攻撃で地面から突き出た剣で殺されたり、
スケルトン軍団が襲ってきたり、
死んだはずのコレットが蘇って唖然としていたガッツを刺したり、
刺されたガッツが即座にコレットを真っ二つにして殺したり、
ここらのエピソードは旧作には無かったけど、
新作の方で第1話として描かれていた。

これと眷属となった伯爵を殺すエピソードもあった。
こっちは旧作でも新作でもアニメ化されていない。

黄金時代編は第3巻ラストからやっと始まる。
黄金時代編はなぜガッツが復讐の旅をするのかを説明する長い回想。
ここからは、ほぼ忠実にアニメ化されていたようで、旧作アニメと同じ内容だった。
ただし、ガッツが傭兵仲間のオッサンに犯されるシーンはさすがにアニメには無かった。
ガッツが初期の頃に「俺に触るな」と拒絶していたのは、
強姦のトラウマが原因らしい。
アニメだとこのエピソードはカットだったので、
ただの跳ねっ返りの中二病程度にしか見えなかった。

ミッドランド王妃がユリウス将軍と不倫関係だった。
愛人を殺されたことで、王妃はグリフィスを毒殺する首謀者となっていた。
アニメだと単に、下賤の者が王宮に食い込むのが気に入らない、
という程度の動機しかなかったので、これは原作の方が納得。

グリフィスがシャルロットを抱いた日、
国王はシャルロットが非処女になった事に衝撃を受け、
シャルロットの裸体のキスマークやシーツの血を見て興奮し、娘に襲いかかっていた。
でもシャルロットは父を足蹴にして撃退。
以降、シャルロットは父を毛嫌いするようになってた。
これはさすがにアニメでは丸々カット。

キャスカが崖から投身自殺した際にガッツに助けられるシーンで、
ガッツの事を本気で殺してやりたいと思っていたらしいけど、
一方でそんなガッツに惹かれてもいると認めてる。
アニメではここまでの描写はなかったはず。

ガッツがキャスカを抱くシーンで、
ガッツは子どもの頃にオッサンに犯された記憶が蘇ってしまい、
キャスカの首を絞めたり乱暴に扱って後悔する描写があった。
錯乱して、ガンビーノを殺した事を謝罪するシーンも。
ガッツもキャスカも初めてだったらしいけど、アニメではそこははっきりしなかった。
それで、グリフィス救出に向かう際にキャスカが騎乗するシーンで、
衝撃で股間がズキズキする描写があったw

リッケルト達傷病兵が駐屯していた場所を魔が襲撃した際に、
旧作アニメだとなぜかリッケルトだけは助かっていたけど、
これは髑髏の騎士がリッケルトを助けていたからだった。

原作はグリフィス救出にシャルロットも同行していた。
アニメだとシャルロットの使いが墓所からの秘密通路で案内していただけ。
原作だとシャルロットもグリフィスの惨状を把握してる。
これもシャルロットが父を毛嫌いし続ける理由のひとつ。

地下牢から逃走する際に「バーキラカ」に襲撃されていた。
アニメでは王国兵に追撃されるだけ。
原作はシャルロットが同行して、実質足手まといになってた。
そしてシャルロットは敵の毒矢を食らい、
シャルロットに危害を加えるのはバーキラカも立場を危うくするので、
シャルロットはそこで離脱するのだけど、
舌を切られて話せないグリフィスが、唇の動きだけでシャルロットに何かを伝えていた。
そしてシャルロットもそれを読み取って納得していた。
この時のメッセージは「戻ってくる」だった。

あと「黒犬騎士団」という、人間のふりをしている眷属がグリフィスを追撃していた。
旧作アニメだと普通の騎士団が追ってるだけ。
ガッツはこの眷属を撃退するけど、実は仮死状態になってただけで、
再び隙を突かれて襲撃を受け、グリフィスが人質に取られてしまう。
ここでゾッドが割り込んで、眷属を殺していた。
理由は蝕の為にグリフィスが必要だから。
この眷属の正体は、ただの小さな老人だった。

黒犬騎士団の下りの後は旧作アニメと同じで、
グリフィスが馬車で逃走して川に辿り着き、
倒木の尖った枝で喉を突いて自殺しようとするけど、
狙いが逸れて未遂に終わり、乾いた笑い声を立てる。
そこにベヘリットが流れ着いて、蝕が起きる。

蝕でガッツとキャスカ、外にいたリッケルト以外全滅するのも、
旧作は原作に忠実にアニメ化していた。
アニメだと蝕で終わっていたけど、
原作は蝕からガッツとキャスカが逃げた経緯もちゃんと描かれていた。

骸骨騎士が蝕の内部の異空間に割って入り、救出していた。
その後、山の鍛冶屋の元に2人を置いてった。
骸骨騎士は「聖地」だったので山へ行っただけで、
鍛冶屋の事を知ってたわけではなく、
たまたまガッツと知り合いの鍛冶屋がいただけ。

原作を読むと、鷹の団がミッドランドを乗っ取って、
グリフィスが国王になるヒロイックなエピソードを見たかったな、と改めて思った。
作者としては悲劇を描きたかったようなので、しょうがないけど……。

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