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アニメ視聴記 あらすじと感想

幼女戦記コミックス第5巻あらすじと感想

投稿日:2017年5月11日 更新日:

幼女戦記コミックス第5巻を読了。

Kindle版は10%のポイントが付いてた。


幼女戦記 (5) (角川コミックス・エース)

感想はアニメとの違いが主。

内容は越境したダキアへのカウンターと、
後半は北方のノルデンに大隊が派兵決定となるまで。

冒頭数ページは状況確認の為の説明だけ。

ターニャは越境したダキアがまともな航空戦力を持たない為、
魔導大隊の初の実践の標的として都合がいいので、喜んでいたw
しかもダキア軍はろくに訓練されてない半農軍。
参謀本部にはレルゲンもいて、浮かれるターニャに引いてたw
アニメだと平文による通信を傍受して呆れてた程度。

ターニャはダキア語の勉強ついでにダキアについて調べたらしい。
その程度のレベルの情報収集でダキアの戦力を正しく把握してるのだから、
どうもダキアの事を詳しく知ってるのはターニャしかいなかった様子。

レルゲンはダキアの兵数が大規模(60万)なので「地帯戦闘」を要求していたけど、
ターニャは魔導大隊のみでも先鋒程度は撃退可能だと具申。
レルゲンも上層部も誰も、ダキアの前時代っぷりを認識できてなかったみたい。

それとアニメでも言ってたように、
航空戦力の威力を肌身で感じてる軍人はレルゲンを含めて帝国にすらいなかった。
ただ、ゼートゥーアはさすがにわかってたっぽい。

レルゲンはターニャを活躍させたくないので、
浮かれるターニャに険しい顔をしていた。
でもターニャはそれをダキアを過大評価してると勘違い。
上層部が過大評価してるのは事実だけど、
この場のレルゲンの表情の意味は異なる。

ターニャが部下にやった演説はアニメと同じ。
部下の方は初の実践を迎える自分達をジョークで励ましていると勘違いw
ダキアと帝国の戦力差を認識できてない。

前線の軍人もダキアの先鋒に突っ込む魔導大隊を、
身を挺して自分達を逃がす時間稼ぎをする為に向かったと勘違いw

ターニャは「三個師団ですよ?」と指摘するヴィーシャを、
用語を適切に使うべきと遠回しに指摘していると勘違いしていた。
アニメのターニャは皮肉を言ってるのかと。
マンガだと師団という言葉を使ったせいで、
部下達がダキア軍を軍隊と認識してしまったと反省してる。
でもブリーフィングで「スポーツ」とかちゃんと言ってるんだよね、一応は。
部下達はそれを緊張をほぐすジョークとしか思ってないけど。

ダキアが方陣を組んだのを見て、
ターニャは「列強が新技術を提供した」と警戒してる。
アニメだと何の警戒も無い。

この方陣を見てヴァイスが隊列を退いてるのは同じ。
アニメだとターニャが手本を見せるべく第1中隊を率いて突っ込んでる。
マンガだと敵前逃亡を本気で疑ってたw
そしてヴァイスを連れてこさせて、
「教本通りに離脱した」との弁明を直接聞いてる。
この教本とは、ライン戦線とノルデンの経験から、
対空砲火を迂回して進軍するよう方面軍が具申したものが採用されたらしい。
でもそれは殺傷力のある大砲の話で、
歩兵のしかも単発式の銃の話ではない。
それでターニャは、こんな楽な戦闘で初戦を経験できて運が良かったとw
実戦を通してヴァイスの誤認識を解けたわけだからね。
部下達は厳しい訓練のおかげで大軍と無傷で戦えている、とターニャに感謝していたw

ゼートゥーアは方面軍の誤解を解くべく、
参謀本部直轄部隊を作りたかったとターニャは推測してる。
正しい戦訓を理解してる魔導大隊を各地に派遣し、
前線の兵の目の前で手本を示すという意図があったらしい。

ダキアの兵器工廠爆撃の前、ターニャが避難勧告を出したのは、
ヴィーシャが「よろしいのですか?」と聞いた意味を勘違いしたから。
内心では幼女声で警告するのは嫌だったらしいw
だから警告後にギロっとヴィーシャ達を睨んでたわけだ。
でも部下達はその形相を「普段の少佐殿に戻った」と感心してるw

工廠爆撃シーンはアニメよりもカットが多く、かっこいい。
多数のレーザーのような物で遠距離から狙撃。
そのレーザーが工廠に多数ドドドと刺さって、可燃物に誘爆って感じ。

「たーまやー」はアニメのオリ要素かと思ったけど、マンガにもあったw
ということは原作通りでしょうね。

ダキア後、ターニャを英雄として凱旋パレードさせる計画だったらしい。
でもレルゲンが反対してた。
ターニャはパレードをやったら延々と前線で酷使されるし、
レルゲンとしてはターニャが英雄視されるのは嫌なので、
お互いの利害が一致していたw

最後は協商連合側のエピソードで、スーが大佐に任命されてた。
また会議で同盟国の協力が得られたと話してる。
それは連合王国で、ターニャの読みは当たっていた。
ただし連合王国は、協商連合の軽率さで起きた戦争と侮蔑混じりだったらしい。

ダキアの後方が破壊されたので、共和国は協商連合に後方の防備を進言してた。
協商連合は余裕がなく、魔導部隊を配備するのがやっと。
これがスー大佐の部隊なのはアニメと同じ。
この辺、アニメだと何も説明がなかったはず。

ターニャは魔導大隊の休暇と訓練の為に本国に戻るのを拒否されてレルゲンに抗議していた。
ターニャとしては半年くらい時間稼ぎをすれば、
ノルデンは片付いていると思ったらしい。
でもノルデンを終わらせるのが急務とのことで、魔導大隊が抜擢。
ターニャは帝国に人材がいない事を不安視。
ノルデン攻略は後方の輸送の要所を叩く浸透戦術で、
これはダキアでやった浸透戦術をきっかけに立案されたらしく、
前線を大隊のみで突破して後方の要所を叩くなんて、
作中世界では前代未聞だったらしい。
それをこなせるのは魔導大隊しかいないのは事実。
ターニャの元の世界では珍しい話ではないけど、
それを時代遅れの世界でやってしまったのが誤算。

巻末にはターニャ役の悠木碧のインタビューが載ってた。
マンガ版に声優のインタビューが数ページ載るのは珍しいね。

オーディションを受けて、中身もおじさんの幼女って事で是非やりたかったらしい。
おじさんも幼女も好きなので、とw
ターニャは合理主義者なだけでサイコパスではないという主旨の擁護もしてた。

収録現場では大先輩から後輩までいて、緊張感があったと。

結婚するならゼートゥーアという話もしてたw
うまいこと転がされるのがいいと。

作中世界に転生するならウーガ大尉の娘という話も。
その理由は戦争に行きたくないし、
軍人の娘だから金持ってるし、
というターニャが言いそうな理由だったw

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