新ベルセルク第23話「告げられし兆し」は、前半は会話劇。
後半はバトルシーンだったけど次回へ引き。
冒頭は前話の海岸のシーンの続き。
ガッツがスープを食って「イケる」と話すけど、
実は味覚が感じられなくなってるのを誤魔化してただけ。
セルピコはガッツの変化に勘づいて「味がおかしかったか」と聞いていた。
シールケも何となく察してる様子だけど、
味覚異常まではわかってない気がする。
食後にシールケが1人で海を眺めていた。
誰が見ても寂しげで、ガッツも「1人でまとまってると、ひねた大人になっちまう」と忠告。
これも千人隊長時代にこうやって部下の面倒を見てたんだろうなと思わせるシーン。
甲冑に飲まれずにシールケが助けてくれた返礼もあるんだろうけど。
シールケはずっと強がってたけど、
フローラを失った事実に初めて直面したようで、
ガッツに抱きついて泣きじゃくっていた。
シールケにはどうも感情移入してウルっと来るんだよねえ。
斎藤千和の演技もあるんだろうけど。
イザレバはシールケがガッツに惚れているかのようにからかうけど、
シールケはどっちかというと父性を感じてそう。
でも髑髏の騎士にフローラとはおぬしらのように友だったと言われてたので、
この2人もそういう関係になるんでしょうね。
原作でもそこまで進んでないけど、
フローラも似たような事を言ってたし。
髑髏の騎士はグリフィスと再会すると予言。
また甲冑を御するリスクを語ってた。
妖精の国の王ならキャスカの心を取り戻せるという話も。
さすがのガッツも髑髏の騎士の言い分なので、素直に信じて喜んでいた。
そこにワニの魔物が大量襲撃。
クシャーンの魔法生物だったらしい。
ガッツはここでは甲冑を御して片っ端からワニを切断しまくり。
セルピコもイシドロも善戦。
そしてシールケの例の魔法障壁が発動して、
更に術者を突き止めてセルピコが風の羽根の一振りで首を切って始末。
さすがに切断された首のアップは黒塗りだった。
その後、更に巨大な魚の魔物が襲撃。
シールケの障壁では防げない程巨大で、ガッツしか対抗できない。
で、ガッツが戦いの最中で再び甲冑に取り込まれてしまう。
この戦いの結末はガッツ勝利だけど、
暴走したガッツはキャスカ達をも襲おうとする。
ここでもシールケはガッツの霊体に呼びかけて正気を取り戻していた。
ただ呼びかけ方がガッツ自身の覚醒を促す感じ。
前はシールケが導く感じの言い方だった。
珍しくEDテーマがなく、引きの映像とスタッフロールが被ってた。
ガッツは「ざまあねえ」と自責してたけど、
シールケに「一人でまとまってるとヒネた大人になっちゃいます」とユーモラスに指摘。
ガッツは「そう……だったな」と認めてお終い。
この台詞は同じ回で言わないと効果的でないので、EDに被せたんでしょうね。

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