ベルセルク第21話「告白」は、
ガッツが鷹の団に合流し、グリフィス救出に向かうエピソード。
ガッツが闖入しただけで王国兵側はあっさり敗走。
キャスカがガッツがいなくなったせい、と詰め寄るのも当然の強さだった。
鷹の団は往時の1/5に減ってた。
団はグリフィスが反逆罪で囚われたせいで、
団そのものも罠にハメられて王国兵の奇襲を受け、以後逃走生活をしてたらしい。
団の人数が減ったのは、国から狙われたせい。
ただし、自発的に団を去ったのとが合わさってる。
古くからグリフィスと一緒だった連中が残っていた様子。
この奇襲でキャスカは負傷し、3日3晩生死の境を彷徨う程になり、
その際にガッツの名前をうわごとで呟いていたらしい。
ただこれは、グリフィスがガッツを失って落ち込んでいたのを見て、
自分がいなくなってもグリフィスはここまで悲しまないだろうと悟ったからかと。
それとグリフィスよりもガッツの方に惹かれていたことに気づいたのもあると思う。
と思ったら、後半でガッツとセックス後にそう述懐していた。
キャスカはガッツを崖に呼び出していきなり決闘をしかけるけど、
ガッツとの力量差は既に圧倒的で、
ガッツは剣すら抜かずに体をかわしてキャスカをいなすだけ。
キャスカは「グリフィスはガッツがいないとダメなんだ」と、
「グリフィスはガッツのせいで弱くなった」と涙ながらに訴えていた。
ガッツはグリフィスにとって自分がそこまでの存在となってたとは信じがたい様子。
前にグリフィスが自分の夢を持つ者を友だと言ってたけど、
実はグリフィスにとってガッツは友になってたことになるので、
やっぱり前のエピソードで思ってた通りだった。
キャスカはグリフィスの中には自分の居場所は無かったと認め、
崖から滝壺へ飛び降り自殺しようとしてガッツに助けられていた。
この時点で、グリフィスを好きだったキャスカは死んでる。
その後、ガッツはキャスカと崖の上でセックスしていた。
これでキャスカは、ガッツの為に生きるキャスカへ生まれ変わったようなもの。
キャスカはガッツの中になら居場所があるかもと期待してたら、
ガッツもまた「自分の戦を続ける」と、
キャスカを反故にするような態度で、
キャスカは切れて怒ってたけど、
ガッツに「お前も俺と一緒に来い」と言われ、頷いていた。
今回はグリフィスの拷問シーンもあった。
鉄の針を体に刺したり、焼きごてを当てられたり、
ただし死なない程度に痛みを与えるだけ。
これを1年くらい受けてたらしい。
このシーンでグリフィスの覇王の卵が排水溝に捨てられていた。
前に悪魔ゾッドがこの卵を見て、意味ありげに驚いていたけど、
排水溝に捨てられてグリフィスの元から離れて、今後どう関わるのか謎すぎ。
次回予告を見るにグリフィス救出には成功するっぽいけど、
グリフィスの目つきがおかしいので、鷹の団の復活は難しい気がする。
第1話ではグリフィスが新国王となってたので、
結局は王国を乗っ取るのだろうけど、
鷹の団はグリフィスから離れそうな印象。

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