アニマックスプラスで劇場版ベルセルク「覇王の卵」を視聴したので感想。
3部作らしいので、続きは後日。
同じCGアニメだけど、今やってるベルセルクよりも綺麗だった。
でも鎧の質感が金属には見えず、
プラスティック的なのは今のベルセルクと大差ないかな……。
剣の方は質感も重量感も問題ないのだけど。
キャラの手足の動きはモーションキャプチャーっぽい。
顔の動きとかは演算で動かしているような滑らかで円弧を描く不自然な動き。
集団戦のシーンでモブの動きはちゃんとバラバラだった。
劇場版の顔のデザインは幼いけど、今のCGアニメよりは良いかと。
ちょっと顎を細くしているのはおかしい気がするけど。
キャスカの肌が薄い黄色だった。
旧作では浅黒い肌だったのに。
物語はガッツがバズーソを殺すエピソードから始まり、
鷹の団に襲われて返り討ちにしたのをきっかけに鷹の団に入る。
鷹の団襲撃シーンは旧作よりも馬の動きや剣戟が多めで面白かった。
剣戟もちゃんとモーションキャプチャーだった。
ガッツが傭兵のおっさんに犯されるシーンや、
義父を殺すシーンは断片的な夢として描かれていた。
はっきりとした描写はなく、シーンが部分的に描かれていただけ。
ガッツを全裸で温めていたキャスカの裸はちゃんと描かれていたw
これは旧作ですら暗くぼかしたシーンで仄めかしていた程度だったはず。
30分くらいでもうゾッドが登場してたという程の展開の早さだった。
敵陣を駆け抜けて奇襲し、森を抜けてガッツが殿をやるエピソードはカット。
いきなりチューダーVSミッドランド戦で、ガッツが一気駆けするエピソードになってた。
ゾッドの声優が三宅健太だったのは意外。
それとユリウスが小山力也ってのも意外だった。
小山力也はわかってて聞くと当人だと判断できるけど、
三宅健太は知ってて聞いても本当に当人?って感じだった。
ユリウスの息子アドニスとの稽古は、
旧作だとアドニスが疲労で続けられないと判断してユリウスが立ち去るけど、
劇場版はまだアドニスがやる気があるのに立ち去っていた。
まあ尺の問題だろうけど。
性格も旧作や原作は大人しい子で、劇場版は血気盛んな感じ。
ユリウス暗殺はノーマルな剣でやってた。
旧作だと愛用のバカデカイ剣のままで、
あの剣だとガッツだとバレるので劇場版が正しいw
暗殺後に逃走するシーンの剣戟もまた、動きが多彩だった。
グリフィスに暗殺を報告しようとするシーンで、
キャスカが自分の服の袖を切ってガッツの傷を手当てしていた。
旧作だとスカートの裾だったような……。
最後はガッツがグリフィスの友の定義を聞き、
衝撃を受けるシーンで引きだった。

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