アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

FGOワンジナワールドツアー

投稿日:

ワンジナワールドツアーは2023年9月20日から10月11日までの限定イベ。

FGOワンジナワールドツアー

サバフェス2023のワンジナが地球に戻って、
藤丸たちと世界を旅して特異点の謎を探求するエピソード。

OPバナーをタップするといきなりムービーが始まるんで注意。
妙にロードが長くてお茶汲みに離席したら、
いつの間にかムービーが始まってた……。

カモノハシクッキー
ダッココアラ
カンガルーブーメラン
を集めて限定ショップでアイテムと交換

イベント概念礼装でイベントアイテムのドロップが増える

リフ・レイン→ダッココアラ
スマイル・ナイト→カンガルーブーメラン
まだ旅の途中→カモノハシクッキー

概念礼装「ほしの歩き方」で攻撃力アップ

プロローグ

ワンジナが地球へ戻ってきた。
素敵な贈り物のお礼を言うため。
というムービーが流れてたみたい。

微小特異点がオーストラリアに生まれた。
現地に行くまで状況はわからない。
選抜されたサーヴァントは7騎。
宗矩、クリームヒルト、大斎星君、
アルテラサンタ、ドゥムジ、ボイジャー、エリセ。

ゴッフ:しっかり者の長女=マシュ
クール天然次女=アルテラ
次女が拾ったペット=ドゥムジ
自分ではしっかりしてると思い込んでいる三女=エリセ
天真爛漫元気長男=星君
愛される末っ子=ボイジャー
キレッキレのファンキー祖父=宗矩
……保護者=クリームヒルト
クリームヒルト:所長さん?
血を見たいならそう仰ってくれればいいのに
ゴッフ:はっはっは……すみませんでした……
ダヴィンチ:何が起きるかわからないけど、
キミたちなら柔軟な対応が行えるだろう
ゴッフ:ではレイシフト用意
全員:了解しましたわかった了解わかったのだー
おっけーらじゃった了解OK!!
ゴッフ:不安だ……

レイシフト後、シドニーに着いた。
観光は問題解決後に少し見に行くことになった。

アルテラ:ではオペラハウスは後の楽しみじゃな
宗矩:まりい殿より聞き及んでいる
必要とあらば私もひとつ唄ってみせよう
……などと冗談だが、うむ
クリームヒルト:(激しく冗談じゃない気がする)

強い魔力反応が接近してた。
ワンジナだった。
ワンジナが召喚された理由はわからなかった。
曰わく気づいたらここにいた。
ワンジナも同行することになった。

シオン:魔術世界において彼女は正真正銘の精霊種
星の触覚と呼ばれる存在と判明しています
あの虞美人さんと同種ですね
時計塔のライブラリーの情報だと……
中生代から存在し続けていたはずです

別の魔力反応も接近してた。
ヒロインXXのシルエットだった。

ヒロインXX:ここで会ったがボーナス査定!
いざ尋常に勝負してもらいますよ!


サポートはNPC大斎星君にした

謎の宇宙刑事(降)

紫ゲージブレイクで終わり


ヒロインXX:失礼しました
サーヴァントユニヴァースの気配がしたので
つい熱くなったようです
てっきりその……賞金首の方々かと……
ワンジナ:くんくん……あ、ほんとだ、同じ匂いがする感じー
ヒロインXX:まさかこんなところで宇宙精霊と遭遇するとは
恐らくは原始地球ではないかと推測されていましたが
彼女は7つの水の星を司る守護者
銀河の伝説に名高き宇宙精霊ですよ
不作にあえぐ開拓惑星に雨を降らせて
大勢の宇宙農耕夫を救った救い主
砂漠星に豪雨を降らせ、名称を混乱させた所業はあまりに有名です
おっと!そろそろバイトのお時間です
申し訳ありませんが、私はこれで

概念礼装「まだ旅の途中」

第1節ワンジナと走れ聖杯走れ

藤丸たちはアイス食ってた。
星君、ボイジャーは自分のをワンジナにあげた。
ワンジナは聖杯を見た。
海辺に転がってたと。
藤丸はアルテラに先行させた。
ボイジャー、星君が藤丸を担いで海に向かった。
くろひーが聖杯を拾ってた。
アン&メアリーが聖杯を要求した。
くろひーは聖杯で理想の女の子を出そうとした。
と思いきや、ツェルコのお尻が現われた。

くろひー:ツェルコさんは女性?
アルテラ:オスの羊だ
くろひー:せめてメスであってほしかった
藤丸:ま、間に合った
クリームヒルト:アホみたいなやりとりで
時間が稼げて良かったわね
アン&メアリー:アホみたいなやりとりですって?!
メアリー:売られた喧嘩は空売りすることにしてるんだ、ボク
くろひー:じゃまあ海賊モードに変化するか-!
……と見せかけて……バカめ!
藤丸:全員黒髭に攻撃!


サポートはNPCクリームヒルトにした

女海賊(馬)
海賊(剣)
海賊(弓)

女海賊(馬)2体
海賊(狂)

黒髭(馬)
アン・ボニー(弓)

くろひーは開幕でスタン1ターンがかかる
アン・ボニーは開幕でクリ威力アップ3ターンがかかる


くろひーから聖杯を奪った。
聖杯に足が付いてた。
聖杯は自分で逃げ出した。
聖杯を追っかけて森に入った。
聖杯は自分で魔獣を呼びだした。


サポートはフレンドのオベロンにした

ウェアウルフ(剣)
暴れカンガルー(狂)
魔猪(狂)

1ターン経過で終わり


聖杯はいつの間にかアメリカ大陸グランドキャニオンに移動してた。
そんな遠くまで移動する手段はない。
と思いきや、ワンジナが手を握るよう指示した。

ワンジナ:霊基スケール、一時的復元
七惑星、超空間魔力リンク開始
ドゥムジ:大気は星を覆うものであり、自由そのもの
世界への制限さえなくどこへでも渡れますね
イシュタルがいたら大惨事です、私に寄こせと

藤丸たちは聖杯に向けて高速飛翔した。

第2節ワンジナとグランドキャニオン・レース

藤丸たちはグランドキャニオンの谷底にいた。
そこは様々な動物がいた。
リス、ワシ、羊。

マシュ:有毒生物のガラガラヘビもいるはずです
みなさん気をつけてくださいね
エリセ:神秘が込められてなければ
サーヴァントに蛇の毒は通じないと思います
マスターも強い毒の耐性を持っているとか
わざわざ試すのは無謀すぎますけど
ボイジャー:きにしないでいいよ
エリセはときどき、いじわるだからね
エリセ:えっ、そんなつもりでは……
クリームヒルト:でも一度聞いてみたいわね、ガラガラという警告音
……そうそうこんな感じのやつ

ガラガラオロチがいた。


サポートはNPCクリームヒルトにした

ガラガラオロチ(殺)

攻撃時に毒付与がかかってる
防御アップ3ターンを使う


宗矩は挟撃を提案した。
クリームヒルトは拒否った。
曰わく魔獣が強化され、何が起きるかわからないから。
聖杯の速さだと最低でも四分割は必要。
でもパーティを分けたくない。

宗矩:では定石で参るとしよう
あの聖杯より速く走ればよい
クリームヒルト:それができれば苦労は……
宗矩:あすこに見えるのは、その苦労を減ずるものと見たが

モリアーティ、フラン、バベッジがいた。
勝手にレイシフトしてた。

ダヴィンチ:モリアーティ、帰還後に反省セミナーに出席!

バベッジのロコモーティブ・フォームなら聖杯に追いつける。
立ちふさがる魔獣は宗矩が斬る。

モリアーティ:霊体化できる人は霊体か
マスター君とマシュ君は乗り込めー
ワンジナ:ワタシ、上で見てていい?
モリアーティ:それは君の重みによるねェ
ワンジナ:ワタシけっこう軽いから大丈夫
ゼロにだってできるんだよ
モリアーティ:オッケー、ただ振り落とされても手助けはできないからね?
そして最後に……
お爺ちゃん大丈夫?
宗矩:これはまた、年嵩、さしたる違いもあるまいに
モリアーティ:私の方がヤングマン!
クリームヒルト:お爺ちゃん同士でしょうもない争いや止めて
さっさと発進しなさい、ハリー!

宗矩は魔獣を1体斬った。
次は2体斬った。
その次は3体の気配があった。


出撃はNPC宗矩のみ

サーペント(狂)
デスサーペント(狂)
ハイイロオオカミ(狂)

1ターンで敵を3体倒す
サーペント→Buster100%
デスサーペント→宝具
ハイイロオオカミ→Buster100%+EXアタック


聖杯に追いついた。
ワンジナが捕まえることになった。

モリアーティ:じゃあこちらの判断で、
てきとーにブレーキ踏むから!
そうしたらガって止まるから
ジャンプしてガツンだ!
マシュ:教授らしからぬ雑な指示です
ワンジナ:大丈夫わかった

ワンジナが聖杯に飛びかかった。
聖杯は足からジェット噴射して上空へ消えた。

第3節ワンジナとトロピカル・スターリースカイ

魔力探知で聖杯は西にいるとわかった。
ワンジナに乗って藤丸たちは西へ飛んだ。
クリームヒルトはアルテラに、次は空を抑えるよう頼んだ。
しかし次は空を飛ぶのも超えるとアルテラは直感してた。
エリセは2人がニーベルンゲンの歌で結婚していることを聞いた。

アルテラ:アトリは私であるが、個としての私ではないというか……
ドゥムジ:アトリは関係ないのでは?
ニーベルンゲンサイドはエッツェルとしてのアナタです
アルテラ:確かにエッツェルとしては……
誰かと政略結婚……していたような?
おまえはどう覚えている、クリームヒルト?
クリームヒルト:私もあまり
何だったら会ったかどうかも曖昧よ
政略結婚であることは間違いなかったから
お互いに「まあいっかー」くらいで済んだのかしら
下手すると影武者と引き合わされたって線もありそうなのよね
サーヴァントになって、ここらへんは失ってしまったの
それでも手にしているものが、私にとってかけがえのないものなのよ
ワンジナ:そういうものなの?
失って失って、それでも手にしているものが、かけがえのないものだって
そう言ったよね?
クリームヒルト:まあそれは私の考えですけどね
ワンジナ:そっか……

西の地はトロピカルな南の島だった。
デカいヤドカリがいた。

星君:これってやっぱ食べられるのか-?
宗矩:味か
佳くもなく、悪くもなく、であったかな
エリセ:(食べてる-!)


サポートはNPCアルテラサンタにした

オオヤドカリ(剣)
ドクヤドカリ(剣)
センネンヤドカリ(剣)


バトル後、ヤドカリ食ってた。
アルテラは聖杯を探してた。
どこにも見当たらなかった。
ワンジナの探知ではどこにあるかわからなかった。
今日はキャンプを作って、明日からローラー作戦となった。
宗矩が木を伐採してた。
アルテラは豚を狩ってた。
晩飯は豚肉のシチュー。
ワンジナは食事を楽しんでた。
精霊種は食事が必要ない。
藤丸たちに会うまで食事したことがなかった。
寝る必要もなかった。
藤丸たちが寝るまでワンジナとおしゃべりしてた。

ワンジナ:ワタシはね、人間が好き
あなたたちを見ていると時が流れるの
ソラにあるのは星と闇
動くものはあっても時を認識できる存在は殆どいないの
もしかすると、こっちのワンジナもそう思っていたのかもね
人間たちを見ている時だけ、ワタシの時はこんなにも流れてくる
藤丸:楽しい時間はあっという間、とか
辛い時間が長く感じられる、とか
そういうのは関係ある?
ワンジナ:人間ってそうなの?
それってすごく素敵……
ああ、でもそれは呪いでもあるのかな
マシュ:呪い……ですか?
ワンジナ:ごめんなさい、何でもないの
さ、明日から聖杯探索だー

第4節ワンジナとトロピカル・ハンティング

藤丸たちはグループ分けして聖杯を探した。
クリームヒルトはグループ分けに不安があった。
戦闘回避を前提として5体くらいなら戦う。
100体なら逃げるという目安でチーム分けをした。
ワンジナ、星君、ボイジャー、クリームヒルト、マシュ、マスター。
宗矩、エリセ、アルテラ。
保護者感が増したと藤丸はツッコんだ。
クリームヒルトはデコピンで藤丸に反撃した。
星君はバナナを見つけた。
毒があるとゴッフは忠告した。
おまえたち平気だろうが美味くはないと。
ワンジナは宇宙を飛んでいるボイジャーに寂しくないか聞いた。

ボイジャー:さびしいさ、さびしくないわけない
でもね、かなしいのとは、ちがうんだ
ぼくをみおくってくれたひと
みおくってくれたほしぼし
さびしいときは、かれらをおもう
ここに、さ、ぼくのむねに
そのおもいがあれば、きっとへいきだ
ワンジナ:ちょっとだけ羨ましいな……
見送ってくれた人……ワタシはそういうのは……
でも今は違うもんねー!
藤丸!
藤丸:どうしたの?
ワンジナ:なんでもなーい!
さあ、探そう探そう

魔獣が現われた。


ゴブリン(剣)
ゴブリン(殺)
ウェアウルフ(槍)

ウェアジャガー(槍)
魔猪(狂)
ハイイロオオカミ(馬)


夜になり、キャンプに帰還してた。
ワンジナ曰わく、聖杯はこっちの意思を感じて走っている。
動いてないなーって感じはする。
なので探索強行はしない方針になった。
星君がいい感じの棒を見つけた。
ボイジャー、ワンジナが棒を振り回して盛り上がってた。

クリームヒルト:あまり振り回さないようにしなさい
ああ!!完全に!ムーブが!保護者!
藤丸:もう遅いのでは……
アルテラ:よい子のみんなにプレゼントがある
バナナだぞぉ
藤丸:それ毒です
アルテラ:……フォッフォッフォ
別のプレゼントを探してくる
エリセ:いいですいいです食料は確保していますから!
宗矩:刺客の気配あり!
数は一人

マンドリカルドがソロキャンしてた。
手伝うようゴッフは命じた。
クリームヒルトは食糧確保を頼んだ。
牛っぽい魔獣、鶏そのものの魔獣、たぶん食べられない魔獣も一応……。
果物はゴッフが鑑定した。
全て問題なし。
ゴッフが送ったレシピで料理してた。
あとは食って寝た。

翌日、聖杯を見つけた。
アルテラは空で待機。
マンドリカルドはブリリアドーロで追った。
聖杯の方が速かった。
マスターたちは別の方向から追い詰めてる。
魔獣が発生した。


5ターン以内に倒せないとやり直し

サポートはフレンドの伊吹にした
バニヤン、タマキャ、清姫、スパルタクス、ハベにゃん(絆目的)を入れた

ウェアジャガー(槍)2体
ハイイロオオカミ(馬)2体
ゴブリン(殺)
魔猪(狂)

1ターンでバニヤンの宝具
2ターンで伊吹の宝具で終わり


聖杯は飛翔した。
アルテラが宝具を放った。
聖杯は真横に飛んで宝具を回避した。
その先に星君、ボイジャー、ワンジナがいた。
シオン曰わく聖杯は触れるだけでいい。
触れれば願いを叶えるために停止せざるをえない。
星君が触れようとすると聖杯が消えた。
300キロ先に転移してた。
ワンジナに乗れるのは限界だった。
無断レイシフトのマンドリカルドは辞退した。

ダヴィンチ:シバが適切と判断したサーヴァントを優先させてもらおう
ワンジナ:よーし、飛ぶよ!
マンドリカルド:おお、凄い勢いで飛んで行った……
……やっぱり違和感あるんだよな……気のせいだといいけど

第5節ワンジナと砂漠に君臨する大魔王(テンション高)

藤丸たちは砂漠にいた。

シオン:砂の成分的にはタクラマカン……ゴビ砂漠?
ダヴィンチ:さっきの島もハワイ島のように確立してたわけじゃなく
ふわっとした南の島だったしね
シオン:これはやはり……
ダヴィンチ:それは調査するとして
ひとまず現地に連絡を送ろう

ワンジナが探知すると、聖杯が逃げた方向に誰かのおうちが見えた。
そこへ向かうと敵性存在と遭遇した。


サポートはNPC大斎星君にした

ゴーレム(狂)2体
神獣スフィンクス(術)

スフィンクスは紫ゲージブレイクで攻撃アップ&クリ率アップがかかる


マシュ:そのスフィンクス型のモノは……!
ワンジナ:えーい
エリセ:あ、飛んだ
星君:いえーい
ボイジャー:がんばったね、わんじな
ワンジナ:ありがとー
藤丸:神獣だよねスフィンクスって
星君:最後にアンジナがどーんってやったやつ
他とはちょっと違ってたなー
エリセ:神獣にしては歯ごたえが足りないよ
よく似ている偽物、とか?
藤丸:マシュ、何かあった?
マシュ:少しですが……嫌な予感がしたというか……
ダヴィンチ:ワンジナの示した方向に巨大な建造物がある
形からするとピラミッドかな?
じゃあここはエジプト?
藤丸:ピラミッド……ピラミッドかあ……

藤丸たちはピラミッドに着いた。

オジマンディアス:余のスフィンクスに狼藉を働いた件、
何か申し開きはあるか!
藤丸:やっぱりー!
ワンジナ:もしかして、ワタシがなぐっちゃったせい?
オジマンディアス:余のスフィンクスを怯えさせたのは貴様か
……そうか
クレオパトラ:サーヴァントとはいえ、幼子のしたこと
どうか寛大な御心を以て……!
ニトクリス:私もクレオパトラに同意します
オジマンディアス:藤丸よ、貴様が求めているのは聖杯だな?
此度の罪、大精霊の所業であればやむなし、無罪放免とする
雨と水は愛すべきものだ
で、あるならば余も協力してやろう
あの走り飛ぶ聖杯を狩るのにな
もっとも、余が狩った暁には、あの聖杯は余のものとする!
ニトクリス、クレオパトラ、この者たちを寝所に案内せよ

マシュ:新しいピラミッドを作るなんて
さすがオジマンディアス王ですね
クレオパトラ:しかもここは、ただのピラミッドではないのです
このピラミッドはなんと、保養施設!
より正確に申しますと、美容の為の保養施設という感じでしょうか
クリームヒルト:美容の為の保養施設……ふぅん……
クレオパトラ:せっかくですし、体験なさってはいかがです?
クリームヒルト:ええそうねせっかくですし体験いたしましょう
何しろ聖杯探索は明日からですものね
ええそうしましょうすぐしましょう

藤丸たちはサウナを体験した。
エジプト料理を食ってた。
オジマンは聖杯狩りルールを決めた。
スフィンクスに騎乗する。
参加は4人まで。
1人はオジマン。
藤丸たちから3人。
他にも召喚されたサーヴァントも参加する。
ワンジナ、マシュ、アルテラが参加することになった。
藤丸たちは早めに寝た。

クリームヒルト:さて……
宗矩:くりいむひると殿、何やら話があるとお見受けするが
クリームヒルト:ワンジナについてなんだけど……
宗矩:裏はない
直感ゆえ由はないが、まず間違いあるまい
クリームヒルト:あった方が気楽なんだけどねぇ
裏切られたなら、報復すればいいわけだし
ワンジナはひとまず置いといて
この特異点おかしいわよね
地理がおかしいのよ
この砂漠がどこかも曖昧だし
シドニーから出発してアメリカ、南の島、この砂漠
宗矩:そのまま受け取れば、あまりに広大な特異点だが……
クリームヒルト:それならそれで引っかかることがある
宗矩:距離、かな?
クリームヒルト:そこよね、問題は
宗矩:かるであ側でも手をこまねいている訳ではあるまい
クリームヒルト:ひとまず分析を待ちますか

ワンジナのことを疑ってる?

翌日、アタランテ&アヴィケブロンが現われた。
狩りの参加者だった。
聖杯は砂漠の西にある。

マシュ:マスター、スフィンクスの選択をお願いしてもよろしいでしょうか?

ぴしっとした形で座っている
だらんとした感じで寝転がってる
苛立たしげに前足で地面をかいて、顔はそっぽを向いている

藤丸はだらんとした感じで寝転がってるスフィンクスを選んだ。

狩りが始まるとアタランテが魔獣討伐の協力を求めた。


サポートはフレンドの伊吹にした

スケルトン(剣)2体
スケルトン(槍)2体
スケルトン(弓)2体

アヴィケブロンが無敵1回&防御アップ3ターンをかける
毎ターン、アタランテが敵を2体倒す

デスサーペント(槍)2体
ボーパルチキン(狂)2体
海魔(弓)2体

キングボーパルチキン(狂)2体
ヘルサーペント(槍)2体
大食海魔(弓)2体


オジマンのところにも魔獣が現われた。
魔獣はオジマンを見向きもせず、藤丸たちに向かって来た。
「地上にあってファラオに不可能なし」
オジマンの声=字幕がカットインして、藤丸は引いてた。

ワンジナは聖杯狩りを楽しんでた。
アタランテ&アヴィケブロンが聖杯に追いついた。
聖杯は消えた。

アヴィケブロン:この転移は苦し紛れだ
ここからそう遠くはない
アタランテ:遠くないなら大丈夫だ
聖杯の周囲の生物を探ればいい

「地上にあってファラオに不可能なし」
オジマンの声がうるさく、生物の探知は望み薄だった。

ワンジナは聖杯を感知した。
やっぱり近かった。


出撃はNPCワンジナのみ

逃げる聖杯(殺)

聖杯は毎ターン回避1回がかかる
無敵1ターンを使う
紫ゲージブレイクで終わり


聖杯はまた転移した。
そこはオジマンの近くだった。
オジマンの勝利が確定した。
……のでオジマンは聖杯を見逃した。
聖杯は消えた。
聖杯を追うようオジマンはワンジナに命じた。
ワンジナはまた飛翔したっぽい。

ニトクリス:ファラオ・オジマンディアス!
今のは一体……?
オジマン:雨と風は恵みそのもの
であるなら、それを司る大精霊というなら、
聖杯で遊ぶくらい大目に見てやるべきであろうよ

オジマンはアタランテ&アヴィケブロンを歓待するよう命じた。

クレオパトラ:アタランテ様
エステに興味はおありですか?
アタランテ:普通にないが
アヴィケブロン:閃いた
アロマキャンドルで作ってみよう、ゴーレム

第6節浮遊特異点○○○○

ワンジナ:うーん、バレてるのかな
楽しいことは続いてほしい
ワタシはそう思っている
でも、あっちのワタシはそうじゃない
そうじゃないから聖杯を追いかけてるんだもんね

次の場所はチェイテ城だった。
ハロウィンエリザベートがいた。

エリザベート:子ジカたち、ちょっと手伝ってくれない?
ハロウィンは亡者が集まりやすいから
今の内に整理整頓しておきたいのよね


サポートはNPCクリームヒルトを入れた

スケアクロウ(術)3体


エリザベートは聖杯を持ってた。
聖杯でチェイテ城を作った。
藤丸たちはエリザベートににじり寄った。
聖杯をしっかりつかまえて離さないように釘を刺した。
聖杯がジェット噴射で飛翔した。
一緒にエリザベートも飛翔した。
追いかける前に確かめたいことがあるとダヴィンチは止めた。
曰わく地球全土が特異点と考えていた。
その場合、距離の問題があった。
オーストラリアからアメリカまで15000キロ。
なのに10分足らずで到着した。
恐らく10キロも離れてない。

マシュ:この特異点は地球を縮めている?
そうだったなら、元に戻るまでの被害は計り知れません……!
ワンジナ:ち、違うよ、違うから-!
ダヴィンチ:あ、やっぱり知ってたんだ
ワンジナ:ぎく
クリームヒルト:知ってることをキリキリ吐いてもらいましょうか?
ダヴィンチ:この特異点は、地球を縮めている訳ではなく
現実において被害をもたらすものではない
そうだね?
ワンジナ:それは絶対にそう!
ワタシ、星も人間も壊したりしないよ!
色々、黙ってたから……
信じてもらえなくても仕方ない、けど……
ダヴィンチ:じゃあ安心できたところで
エリザベートを追うとしよう
ワンジナ:聖杯はここから北の空を飛んでいるみたい

エリザベートに追いついた。
聖杯から手を離すと落ちてしまう。
この速度では背中の羽は無意味らしい。
聖杯は魔獣を喚んだ。
ワンジナが足場を作ってバトルになった。


サポートはNPC大斎星君にした

シャンタク(術)2体


やったね子ジカ、バンザーイ!
エリザベートは喜んで聖杯から手を離した。
……ので聖杯から落下した。
アルテラがエリザベートをキャッチした。
その隙に聖杯は逃げた。
ワンジナの話の続きとなった。
この特異点はワンジナの中だった。
ワンジナの本体?=サバフェスのときのワンジナが現われた。
ワンジナは特異点を外から見た映像を見せた。
白紙化地球に浮かぶ全長832キロの浮遊特異点だった。

ワンジナ:あれもワタシだよ
聖杯とくっついてしまったワタシ
向こうのワタシは楽しんでいる
ワタシは良くないって思ってる
藤丸:向こうのワンジナは楽しんでいるの?
ワンジナ:楽しいってずっと言ってる
……その気持ちはわかるんだ
百年も千年もワタシにとっては変わりなく、死に近かった
それが、あの日崩れた
また話したい、関わりたい
誰かいないかと周囲を見回して
真っ白な無人の世界に気づいた
それでワタシは特異点を作ったの
ダヴィンチ:となると聖杯をバックアップにした
ワンジナ本体を止めるのはどうしたらいいかな?
ワンジナ:このまま追いかけるしかないと思う
クリームヒルト:追いかけない選択肢はないのね?
ワンジナ:追いかけてほしいなー……
アルテラ:追いかけないのは可哀想だ
あの子は遊びたがっている
宗矩:ふむ、追いかけ鬼か
ボイジャー:たのしくおいかけよう
星君:ワガハイは元々楽しいから問題ないぞ-!
ワンジナ:ありがとう!
こっちにワタシがいるみたい!
エリセ:1人で先行しないで?
待ってってば
クリームヒルト:私たちも行きましょうか
あとは最後の難問を片付けるだけね
マシュ:最後の難問ですか?
クリームヒルト:相手のワンジナはどうしたら
楽しむことを止めてくれるのか
割と難問でしょう、これ?

第7節ワンジナと楽しいハロウィン前夜祭

ワンジナ本体:ワタシはもうしばらく
できることならずっと遊んでいたいな
万……
さすがにそれはアレかもだし
千年くらいなら問題ないよね?

藤丸たちは素のエリザベートと遭遇してた。
曰わく、お城、青い子に取られちゃった。
ワクワクワイワイのワンジナを名乗ってたわ!

チェイテ城でワンジナ本体が待ってた。
曰わく、お城を巡るのも飽きちゃった。
ハロウィンはそんなに楽しくない。
お城はすごいけど、人間はいないし……。

マシュ:ハロウィンはまだ始まっていないのです
ワンジナ本体:なんだ、そうなの……
待つのは苦しくないから、いくらでも待つよ?
アルテラ:そうでもないぞ、ワンジナ
大精霊のおまえが、数時間も経ってないのに
飽きたと口にしたのはなぜだ?
人と交わってしまった今は違うのだ
一秒、一分、一時間
一日、一年も満たない時間を長いと感じてしまう……
それは人とふれあった代償だ
ワンジナ本体:ワタシ、あと千年くらいは楽しむつもりで……
クリームヒルト:その頃には誰もいなくなってるわよ
マスターの魂を千年生きさせるのは難しいもの
ワンジナ本体:じゃあ百年なら?
クリームヒルト:人間にとっての百年ってかなり長いのよ
命が尽きるかどうかの瀬戸際くらい
ワンジナ本体:じゃあ十年?
クリームヒルト:まだるっこしいから言うけど、一日よ
ワンジナ:時の流れはね、ワタシたちが思うよりずっと早いみたい
ワンジナ本体:たった一日なんて、本当にすぐ終わっちゃうよ……
ワンジナ:長くなったんだ、ワタシたちには
ワンジナ本体:納得いかない……
ずるい、ずるい、ずるい……!
そっちのワンジナだけ楽しいこといっぱいして
ワタシにはダメなんて……
こうなったら、ワタシだって思い切り楽しむんだから!
準備があるから出て行って!

ワンジナ本体は何かをして藤丸たちを城の外へ吹っ飛ばした。

星君:大丈夫かなー、むこーのジナジナ
ひとりなんてぜんぜん楽しくないぞ!
アルテラ:私は向こうのワンジナについていこうと思う
私はサンタだからな
いつだって寂しい子供はほっておけない
プレゼントを贈りに行かねば
そして今、そういうプレゼントが一番必要なのは……
藤丸:向こうのワンジナをよろしく
星君:じゃワガハイもむこーに行ってくる
ワガハイにはわかるから
ちっちゃいワガハイもいなくて
ずっとひとりで土の中にいるなんてのは
たいくつでさびしいだけなのだ
サンタ以外にも一人くらいいないと、楽しくないぞ!

アルテラたちはワンジナ本体に会った。

ワンジナ本体:なるほどー
話は……理解できたような、できてないようなだけど
そもそも楽しませるってどんな風に?
ワタシが聖杯の所有者と知ってるなら
やっつけてしまえば、それで済むことじゃないの?
アルテラ:おまえは強敵だ、とっても苦労する
私たちは幾つもの苦境を乗り越えてきた
苦労はするが困難ではない
でも、それは嫌なんだ
何しろ私はサンタクロース
子供に幸福を与えないではいられないからな
ワンジナ本体:ワンジナ、子供じゃないよ?
アルテラ:そういうことにしておこうか
ドゥムジ:それがいいでしょう
私も今のワンジナにナイスデザイン賞を贈る予定です
星君:そだなー
アルテラ:まあワンジナには関係ないことだが
おまえの端末としての在り方に思いを馳せてしまったのかもだ

アルテラたちは城の改修案を考えた。
ワンジナは聖杯を使った。
藤丸のもとに刑部姫が現われた。
曰わく急に引っ張られてレイシフトしたら合体した。
いつものアレになっちゃったと。
チェイテ城がチェイテピラミッド姫路城になってた。
藤丸たちは城之前で記念写真撮ってた。
城からアルテラたちが出てきた。


サポートはNPCクリームヒルトを入れた

パンプキンスケルトン(槍)2体
スケアクロウ(術)2体
パンプキンナイト(剣)2体

第8節ワンジナと物足りないお年頃

城内部は改装されてた。

藤丸:こんなだっけ?!
刑部:この豪華さはちょっと惹かれるなぁぁ
って、何か趣味の悪い人形が!

ワンジナ&星君も現われた。

星君:せっかくだから競争しに来たぞ
ワンジナ:ところで競争ってどうやろうか?
星君:競争といえばかけっこじゃない?
エリセ:所長さーん、かけっこのルールを決めてください
ゴッフ:なんで私?!
エリセ:一番公平にルールを決めてくれそうだなって

ゴッフが決めたルールで競争となった。


サポートはNPCクリームヒルトにした

御末(殺)女中
御使版(殺)女中
御茶之間(殺)女中

女中は各自、倒されたときの相手に
毎ターンスター獲得
クリ威力アップ、
全体クリ威力アップをかける
1人倒すと他も消えるのでバフは1人のみかかる
宝具で全滅すると先頭の敵だけ発動する

火之番(殺)女中
御仲居(殺)女中
御三之間(殺)女中

女中は各自、倒されたときの相手に
Quick、Arts、Busterアップをかける

御広座敷(殺)女中
呉服之間(殺)女中
御坊主(殺)女中

女中は各自、倒されたときの相手に
毎ターンNP獲得、
宝具アップ
全体宝具アップをかける

表使(殺)女中
御次(殺)女中

女中は各自、倒されたときの相手に
最後の敵のクリ耐性を消す状態1回を付与
最後の敵の宝具耐性を消す状態1回を付与

御錠口(殺)女中
中年寄(殺)女中
御客会釈(殺)女中

女中は各自、倒されたときの相手に
HP回復1回
スキルチャージを2進める
HPが少ないほど攻撃アップ&HP低下1回を付与

御年寄(馬)人形


競争は藤丸たちが勝った。
ワンジナは喜んでた。

ワンジナ本体:いいもん、次は負けないから
あ、でもとっても楽しかったよ、ありがとう
星君:じゃまた次で会おうなー

クリームヒルトは藤丸に耳打ちした。

クリームヒルト:できるかしら?
藤丸:大丈夫!

階段を登ると、そこはお菓子屋だった。
次の相手はワンジナ&アルテラ。

アルテラ:次はカルデアの子ども達に教えてもらったデスゲームだ
藤丸:死ぬのはちょっと……
アルテラ:死なないぞ
ん……それではデスゲームじゃないな
デスないゲームだ
ゲームの名はエネミーロシアンルーレット
エネミーを倒すとご馳走が出てくる
でも、どれか1つは激辛入りなんだ
エリセ:ほう?
ボイジャー:ああ……はんのうしてしまった
アルテラ:このおそるべきゲームに挑戦する者はいるか
エリセ:はい
アルテラ:即答
こちらからもワンジナを出す


サポートはフレンドのモルガンにした
水着エリセ(讐)はスタメン必須
エリセは弱体を引いても強化に変える

ねざま(狂)鶏→無敵
せせり(狂)鶏→Quickアップ
ハツ(狂)鶏→最大HP低下

HP0で相手に強化か弱体を与える

竜田揚げ(狂)鶏→宝具ダウン
よだれ鶏(狂)鶏→Artsアップ
照り焼き(狂)大鶏→防御アップ

チキン南蛮(狂)大鶏→攻撃ダウン
油淋鶏(狂)大鶏→HP5000回復
タンドリーチキン(狂)大鶏→Busterアップ


エリセ:辛・満足
ワンジナ本体:からーい!でも面白かった-!
ワンジナ:ワタシも食べたいなぁ
藤丸:後で一緒に食べよう
マシュ:材料さえあればわたしたちでも作れると思います
ワンジナ:楽しみー!
ボイジャー:からさ、ひかえめで

ワンジナ本体:よく来たね、待ってたよ
藤丸:一緒に上ってきたんだけどね
ボイジャー:さいごのしょうぶ、がんばろう、ますたー
ワンジナ本体:(最後なんだ……最後?
楽しい時間はこれで終わり
また微睡む時間をずっと……ずっと?
もうみんなと遊べないの?
それは、なんか、やだな)


サポートはNPC水着エリセ(讐)にした

ワンジナ(降)
大斎星君(分)
アルテラサンタ(弓)

星君は攻撃アップを自身とワンジナに付与
アルテラは宝具アップを自身とワンジナに付与
ワンジナは自身に攻撃アップ2ターン&クリ威力アップ2ターンを使う

ワンジナの紫ゲージブレイクで終わり
ただチャージMAXで単体宝具は発動する


ワンジナは強すぎた。
このままでは勝てない。
搦め手が必要と宗矩は助言した。
本気でやるなら殺し合いになるとダヴィンチは釘を刺した。
ゴッフは何かを思いついた。

ゴッフ:いまこの世界で一番楽しめる場所と
楽しめるであろう人間たち(例外あり)がいるとしたら
そこに行きたいかね、ワンジナは
ワンジナ&ワンジナ本体:行きたい!
ゴッフ:だよね……苦渋の決断だが
藤丸、案内してあげなさい、ウチに
マシュ:ウチに……ウチ?!

エピローグ~おしまい、おやすみ、さようなら~

レイシフトで帰還してた。
星君、ボイジャー、藤丸がワンジナの案内をした。
機関室でネモエンジンに怒られてた。
図書室でワンジナの神話本を読んでた。
食堂を見学してると、
クーフーリンとアキレウスがシミュレータで戦うことになった。
藤丸たちもシミュレータに向かった。
2人の戦いは音速を超えるまでになってた。
時間切れとしてジークフリートが勝負を止めた。
これ以上は殺し合いになるから。
ワンジナ本体も戦いたくなった。
ワンジナは観戦。
藤丸の選択肢でワンジナかジークフリートかどちらの立場で戦うか選べる。


ワンジナだと、NPCワンジナは出撃固定
ボイジャー、星君も出撃必須

ジークフリート(剣)

ジークは攻撃アップ2ターン&チャージプラスを使う

全味方に攻撃アップ2ターン&クリ威力アップ2ターンがかかる


バトル後、ジェロニモ、キッド、鬼一もワンジナとの戦いを希望した。

ワンジナ本体:え、え、え、まだ遊べるの?
いいのかな?
藤丸:もちろんいいよ
ワンジナ本体:そ、そう?
ワンジナ:たくさんの人から想いをぶつけられて……
ようやくお腹いっぱいになれたんだ、ワタシたち!
これでもう大丈夫!
聖杯は……あなたたちのものだよ
わかるよ……本体の……全長832キロのワタシが……
お腹いっぱいで、おどろいているみたい
わかってくれたみたい
これで夢見る時間は終わりなんだって
ほんの少しの時だとしても
この記憶を宝物にして
一万年も、二万年先も、あなたたちを思い出す
だからさよなら!
……じゃあね、みんな!
一足先にいくよ!
みんなはワタシの願いを叶えてくれたから
ワタシもきっと、あなたたちの願いを叶えてあげる
ほんとだよ!

ワンジナは消えた。

ワンジナ本体はボーダーの甲板にいた。

クリームヒルト:本来は人の世に関わりなく
ただ崇拝され、ただ在るだけだったもの
でも、あの子は人に関わりたかった
関わりたくて人になった、きっとね
ワンジナ本体:ここからでも地表が見えるね
真っ白けの真っ白け、なんにも見えない
藤丸:本当はもっと色々あるんだよ
ワンジナ本体:うん、そうだね
人間はもっといっぱいいて、いつもいつでも何かが起きてる
……ワタシはたぶん間違ったんだと思う
人間と関わってはいけなかった
好きになってはいけなかった
せめて蔑んでいればよかった
ワタシという概念に意味を持たせてくれた
あなたたちを見下げることはしたくなかった
ワンジナは取り戻すことを諦めていたんだ
人々が住むこの星を
マスターは諦めてないんだよね?
藤丸:うん
ワンジナ本体:ワタシもあっちの方が好き
あなたを手伝うよ
この星を元に戻そう
藤丸:ありがとう!
ワンジナ本体:でも、それはワタシであってワタシじゃない
違うワンジナのやることかな
今のワタシは願いが叶ったお礼をしなきゃいけないね
本当にありがとう、カルデアのみんな
とても、とても楽しかったよ
それでね、あの……!
藤丸:もちろん、とても楽しかった

クリームヒルトが耳打ちした回想が藤丸の脳裏をよぎった。
「ワンジナはあなたに楽しんでほしいのよ
どんなに大変でも、楽しむことができるかしら?」

ワンジナ本体:その言葉を信じてる、信じられるよ
だからワタシはあなたが好きなんだ
さようなら、みんな
とっても楽しい時間をありがとう!

ワンジナ本体も消えた。

クリームヒルト:お疲れ様マスター
ダヴィンチ:世界中巡って色々大変だったね、お疲れ様
藤丸:そうだね、でも
本当に楽しかったんだ

星が煌めく闇の中。
まるで短い、にわか雨のような夢でした。
次元も世界も何もかもが違う、彼方の青い星。
その星を精霊は愛してやみません。
これから先、どれほどの退屈が待っていても
あのたった数日の出来事だけで
この心が枯れ果てることはないとわかるのです。

ワンジナ:ハッピーハロウィン、メリークリスマス
ハッピーニューイヤー、ハッピーバレンタイン
……ハッピーバースデイ

祝福の言葉は誰にも届かぬまま暗黒に消えた。
届かなくったっていいのです。
あの星があり続ける限り
あの夢を忘れない限り
ワンジナはふわふわと幸福であり続けるのです。

聖杯

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