アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

マギレコ チベットラクシャーシー

投稿日:

ピュエラヒストリア チベットラクシャーシー編は、
2023年5月19日から29日までの限定イベ。
マギレコ チベットラクシャーシー
もう期限すぎたけど、書くのが遅れた……。
FGOの限定イベと重なったから……。

モンゴル帝国に抵抗するチベットの尼僧院のヘルカが、
モンゴルとの戦いを歴史に沿って終わらせるエピソード。

通常クエでラクシャーシー碑文を集める。

メモリア「普通でいられる穏やかな時」+15
メモリア「縋ってしまった光」+5
をセットするとラクシャーシー碑文のドロップが増える。

ラクシャーシー碑文を消費してイベントクエを進める。
イベントクエでバター茶を集める。
バター茶は限定ショップでアイテムと交換できる。

イベントクエでは、ヘルカに限定強化がかかる。

BATTLE1は、ヘルカが遺体を燃やした灰を集めてた。
幼馴染みのドルマはモンゴルへの憎しみを語った。
ドルマはヘルカが唯一助けられた人。

暗転後、ドルマが尼僧にモンゴルへの復讐を煽ってた。
ヘルカ=ラクシャーシーがいれば勝てると楽観視してた。
モンゴルの手先らしき怪しいやつが見つかった。

BATTLE2は、ラビが尼僧に捕まってた。

サーシャ、うららとはぐれたらしい。
13世紀チベットに時間遡行するとモンゴル兵に追われた。
ねむの親しみを感じさせる魔法は効かなかった。
3人は魔女の気配を感じた。
しかし散り散りに逃げた。

ドルマはラビを牢へ入れた。
その頃、ドロアダイ将軍がサーシャ、うららを捕まえてた。

BATTLE3は、ラビが牢の扉を壊した。
やっぱり壊せるのね……。
ドルマが現われた。
ラビを試したらしい。

ドルマ:あんたラクシャーシーでしょ?
別のところの少女僧じゃないの?

ラクシャーシーとは救世主という意味。
モンゴルでは羅刹女と教えてる。
修行を積めばジャータカさまに選ばれ、
御仏の力を宿すラクシャーシーにしてもらえる。
大人たちはいなかった。
ラクシャーシーの儀を中止しようとしたから。
ラクシャーシーたちはモンゴルにやられた。
ラマはラクシャーシーは役に立たない宣言をした。
だから少女僧は大人を追い出した。
復讐を煽るドルマの本音は、単にヘルカを守りたいだけだった。

BATTLE4は、ヘルカが寝坊して現われた。
ラビはヘルカ=魔法少女と思ってた。
でもラビには抜けてる女の子に見えた。
ドルマが洞穴に閉じ込められたとき、ヘルカが助けてくれた。
曰わく危機が迫ると覚醒する。
故郷でもラクシャーシーと呼ばれていた。
ヘルカは青い花=ケシの花の世話をしていた。
ほっとくとラクシャーシーにされる。
そんな道をドルマは阻止したかった。

BATTLE5は、ドルマから変なお願いをされた。
モンゴル軍に襲われて怪我しないのは有り得ない。
ラビの力はラクシャーシーの力。
モンゴル軍を倒して。

ラビがねむと相談していると食事が運ばれた。
なにブツブツ言ってるの?と少女僧は訝しがった。
ねむは他の人には見えない。
ブツブツ言うのは趣味……。
少女僧はラビに引いてたw
いろはの記録では、ラクシャーシーがチベットとモンゴルの戦いを終わらせ、
ラクシャーシーとしての結末を迎えると書いてあるだけ。
少女僧なんて出て来ない。
歴史がズレていた。
ラビはラクシャーシー=ヘルカと思ってた。
なのでドルマの協力はすべきでない。
歴史のズレは魔女が原因とラビは考えてた。

BATTLE6は、ドルマが悪夢を見ていた。
ヘルカがドルマを介抱してた。
ヘルカはかつてモンゴル軍を撃退したことがあった。
それは斥候だったからで、本隊だとどうにもならない。
だからラビにドルマを連れて逃げてと頼むつもりだった。
ラビをバター茶に誘うと、ドルマもついてきた。
ラビにお願いするのはまたの機会になった。
バター茶はしょっぱい。
かなりしょっぱいとラビは思った。
ヘルカは甘いと、そう信じれば甘いと訴えた。
モンゴルの手先を捕まえたと、少女僧デキーが報告に来た

BATTLE7は、ヘルカがモンゴル兵を尋問した。
もう1人は舌を噛んで自殺していた。
ヘルカはモンゴル語が話せた。
モンゴル語が話せる少女僧を見てもモンゴル兵は驚かなかった。

ヘルカ:どこかで会いました?
他にもモンゴル兵を話す少女僧と

図星だった。
井戸に毒でも入れに来たとヘルカは察した。
お前らが、ラクシャーシーが最初に攻めてきた。
無辜の民を大勢殺したと兵は怒った。
ねむの記録ではモンゴルが侵略したとしかなかった。
兵は舌を噛んで自殺した。

ヘルカ:あなたもモンゴルの言葉がわかるんでしょう?
モンゴル語が話せる少女僧
その話がでたとき目が泳いでいましたよ
はぐれた仲間ですか?
敵陣に飛び込んでも無駄死にするだけです
ラビ:無事かどうか確かめるだけ
私1人で行けば……
ヘルカ:今回だけですよ?
幸い、2着ありますから

BATTLE8は、サーシャとうららがモンゴルに捕まった回想。
ドロアダイ将軍は2人をラクシャーシーと思い込んでた。
2人は旅の芸人と誤魔化した。
モンゴルの言葉がわかるので捕虜になった。
将軍は尼僧院攻撃に協力するよう頼んでた。
邪術を使えと。
将軍もラクシャーシーが初めに攻撃したと訴えた。
尼僧院には脅威となるラクシャーシーがいる。
2人は協力するふりをして情報をさぐることにした。
2人の兵がやってきた。
変装したラビとヘルカだった。
歴史が変わりすぎていると、ねむは訴えた。
せめてラクシャーシーが戦いを終わらせるようにしないと
未来の存在である、ねむたちも消える可能性がある。
2人の無事を確認したラビは尼僧院へ帰った。

BATTLE9は、尼僧院の裏口がバレた。
ヘルカはラクシャーシーが戦いをしかけたことを言わないと決めてた。

ヘルカ:一方的に憎しめるから自分たちが正しいと信じられるんです
それでいいじゃないですか
どうせ近い内に私たちは全員死ぬんですから
みんな楽しいことだけをしていればいいんです
でも1人だけ仲間外れにしたい
モンゴル軍が来たらドルマを連れて逃げてください
ラビ:あなたはどうするつもり?
ヘルカ:わたしは戦ってみますよ
希望を見せた責任は取らないと
ラビ:ドルマさんはあなたを救おうとしている
なら2人で助け合えばいい
ヘルカ:モンゴル軍相手にそんなことできるわけありません

モンゴル兵:あんなところに裏口が……
ドロアダイ:そうか餌に食いついたか

BATTLE10は、尼僧院攻撃が明朝に決まった。
サーシャ、うららは尼僧院へ知らせた。
ドルマはヘルカを呼ぶのを拒んだ。
少女僧がヘルカに襲撃を教えた。
ヘルカは決死隊を募った。

ヘルカ:おそらくモンゴル側の情報は嘘です
出陣時刻を教える必要はありません
その時刻に強引に連れて行けばそれで済む話ですから
狙いは夜討ち
私たちは待ち伏せし、彼らを襲います
……こういう事態になると頭が回る
でもそれでいい……ドルマ……あなたを守れるなら

BATTLE11は、ドルマとラビも決死隊に来てた。

ヘルカ:(ラビがいれば頼れる)
ラビ:尼僧院はサーシャとうららがいる
ドルマ:あんたって何なのよ?
ラクシャーシーじゃないんでしょ?
ラビ:魔法少女
希望を信じて戦う者のこと

襲撃は成功した。

ヘルカ:本隊にしてはやけに薄い……
ドルマ:敵が逃げてく?
ラビ:変な感じがする
わざと逃げてるような……
ヘルカ:前方のみなさん、今すぐ逃げ……!

逃げてた敵が戻って来た。

ヘルカ:退却を装って誘い込み、伏兵で攻撃したんです
いったん下がります
ドルマ:見て、町の方……
ヘルカ:やられた……

尼僧院が燃えてた。
モンゴル兵が裏口から侵入してた。
ラビが残って、ヘルカたちを逃がそうとした。

ヘルカ:何もかも無意味です
どうやっても生き延びられない
だったら苦しいことはやめて、早く楽に……
ラビ:それはできないと思う
少しでも生きるつもりがあるなら、楽なんてできない
ムダな努力とわかっても、抗ってしまう
それができなくなるのは、本当に何もかも諦めたときだけ
あなたはきっと、そこまで諦めてない
単純に失敗を恐れているだけ

ドルマはヘルカたちを連れて尼僧院へ戻った。

ドルマ:絶対に死なないで
ラビ:そのつもり

BATTLE12は、魔女が現われた。
ヘルカが町に戻ると、サーシャ、うららは魔女の気配を感知した。
ヘルカたちに尼僧院へ避難するよう命じた。
尼僧院では避難者がヘルカに救いを求めてた。
御仏の力でわたしたちは救われる。
ヘルカは心にもないことを喋った。
思えばずっとそんなことを喋っていた。
奇跡を起こしたとされた日から。

BATTLE13は、ヘルカとドルマが幼い頃に洞穴に取り残された回想。
土砂崩れで出られなくなった。
運良く小さな穴を見つけた。
故郷の人達はヘルカをラクシャーシーと信じるようになった。
両親すらヘルカに縋りついた。
モンゴル軍が迫っていたので、
何かに縋らないと生きていけなかった。
モンゴル軍が攻めてくると、
何の奇跡も起こらずに、
故郷の人々は死に絶えた。
そんなとき、生き残ったドルマを見つけた。
私が守れた唯一の人、特別な人。
だから生き延びさせようとヘルカは決めた。

ドルマ:いい加減にしてよ!
あんたたちはいいわよ、縋るだけでいいんだから
でもヘルカは?
死んでこいって?
それが人を救うことなら
あたしはヘルカに救わせない!
寝坊して抜けたこと言って
バター茶飲んでる、そんなヘルカちゃんが一番いい

ヘルカの脳裏にラビの言葉がよぎった。
失敗するのを恐れているのではなく、
ドルマを失うことを恐れていると気付いた。
私なんか無価値と思ってた。
でもドルマを守れるなら自分の生にも価値がある。

ヘルカ:この世では私たちなど、路傍の石にすぎないんでしょうね
それでも私たちは特別と思える相手を見つけられる
なら、ここにいる価値はきっとありますね?
ドルマ:それってどういう……
ヘルカ:みなさん、私についてくればきっと大丈夫ですから
そこにいるドルマを押さえていてください

ヘルカは尼僧院を飛び出した。
ドルマを守り抜く為に、こんな戦いなんて終わらせてやる

QB:それはキミの魂を差し出すに足る願いかい?
ボクの名前はキュウべえ、キミたちがジャータカさまと呼ぶ存在さ
ボクと契約して魔法少女になって欲しいんだ

魔法少女って13世紀チベットにあったの?w

BATTLE14は、ヘルカが魔法少女になった。

やっぱりラビさんたちもラクシャーシーだった……
どうして隠していたのだろう
私たちを騙す為?
……あの人たちが私たちを騙すわけがない
そうしなくてはならない事情があったのでしょう

ヘルカ:暴悪の根源を消せば平穏な暮らしを得られるはず

「みんなの記憶からラクシャーシーのことを消してください」

モンゴル軍は何の為に戦っているかわからなくなった。

ヘルカ:憎しみくらいなら乗り越えられる
そんなものに屈してはいけないんです
それでも膝を屈してしまいそうになったら
その憎しみは私に向けてください
私が一切を引き受けます
そのために私は私であることを捧げます
だってようやくなれたんですから
私は本物のラクシャーシーに

モンゴル兵は輝くヘルカを救世主と誤解した
弓を引けば仏罰が下る。
兵達はつぎつぎと離散した。
少女僧も救世主と誤解してた

ドルマ:……きれい

ヘルカ:モンゴルとチベットの戦いを必ず終わらせてみせる。
特別な力を得た今なら……
私はそのためだけに生きられれば……
なんて幸せなんでしょう

BATTLE15は、ラビたちが尼僧院の記録を調べてた。
ラクシャーシーの記憶は消えても文献には残っていた。
魔法少女の代償をヘルカは知ってた。
それでも後悔はない。
魔法少女の先輩がそばにいて心強い。
ドルマは尼僧院を出ると言い出した。
白い丘の教団に入るつもりだった。
教団から尼僧院を支援するようかけあうと約束した。
ヘルカはモンゴルの貝葉の写本をドルマに渡した。

ドルマ:モンゴルについて別の見方が生まれるって?
ヘルカ:それはドルマ次第だと思います

BATTLE16は、ヘルカ教徒が布教活動してた。
矢を放てば仏罰が下る。
モンゴル兵はヘルカを恐れてた。
矢を放ってもヘルカは平気だった。
噂は本当だった。
如来さまの化身、救世主ヘルカ。
兵たちは武器を捨てた。
戦いのないシャンバラを目指す。
ヘルカは兵に私についてくれば大丈夫と安心させた。
そんなヘルカをうららは怖がってた。

BATTLE17は、モンゴル兵に攻撃をしかけてた。
ヘルカ教のモンゴル兵がモンゴル兵と戦ってた。
ドロアダイ将軍は牢に入れられてた。
撤退した責任を問われたらしい。
処罰の代わりにヘルカ教の村を焼き払えと命じられた。
逆らえば将軍も部下も家族も殺される。

ラビたちはヘルカと一緒に魔女結界で戦ってた。
今回は使い魔しかいなかった。

ヘルカ:魔女は魔法少女だったのですよね
サーシャ:ですがソウルジェムの穢れをとるためにも……
ヘルカ:いやだと言いたいんじゃなく
この地では私を最後の魔法少女にしないと……

ねむ:ラクシャーシーがヘルカを指しているのは間違いない
彼女がラクシャーシーとしての結末を迎えるのを見届ける必要がある
サーシャ:何なんでしょうね、ラクシャーシーって
ラビ:(ヘルカさんは何か知ってるふうだったけど……
戦いのあと聞いても、はぐらかされるだけだった)
サーシャ:宗教的な理由で口にできないとか?
うらら:経典とかは調べてなかったんよ
ラビ:前のラマは色々と収集してたみたいだから、あるかもしれない

BATTLE18は、ドルマがモンゴル宛の交渉文を書いてた。
ラマの写本でモンゴル語がわかった。
文字自体は別の国の文字。
それをモンゴル式に当てていた。
白い丘の教団の座主はヘルカが救世主と疑ってた。
教えを広め、モンゴルのチベット侵攻を遅らせている。
そんなことをするには特別な修行を積むか
生まれながらに特別だったことになる。
ドルマはヘルカとの交渉を任された。
ただし尼僧院へ支援するようドルマは条件をつけた。
ヘルカの行為は、モンゴルとの戦いを終わらせるのと逆だと教団信者は思ってた。
ヘルカが戦いを煽るわけないじゃない。
ドルマはヘルカの話をし始めた。

BATTLE19は、故郷のヘルカの話。
ヘルカにはカリスマがあった。
同年代の子はヘルカについて回った。
ドルマも同じ。
妬みもあった。
ヘルカとドルマは青い花が一面に咲く場所に行った。
一輪一輪は不格好でも、あんなふうに綺麗になれる場所がある。
ドルマは自分も何かになれるような気がした。
あの花畑はいまは見つからない。
ヘルカはドルマにとって特別な存在。
ヘルカと一緒に洞穴に取り残されたことがあった。
ヘルカが偶然隙間を見つけて抜け出せた。
故郷のみんなはヘルカを救世主だと言い出した。
ドルマはそれが嫌だった。
あたしだけの特別であってほしい。
でもヘルカを救世主だと理解してしまっていた。
自分が特別であればヘルカは特別になる必要はない。
けど全部失敗して……。
……聞いてた信者は寝ていた。
ドルマは夜が怖い。
それはヘルカに縋りつきそうになるから。
ヘルカの友達でいられなくなるから。

BATTLE20は、ラビたちが貝葉にラクシャーシーの記述を見つけた。
「チベットの大地の下にはラクシャーシーが横たわっている」
建国神話の記述とねむは推測した。
サーシャは何か見つけたけど言わなかった。
ヘルカが来た。
モンゴル軍に襲撃された村へ行った。
村人の生き残りは救済をとヘルカに縋った。
入れ替わりに尼僧院も襲撃されてた。
モンゴル兵信者が倒れてた。
私を信じれば心配ないとヘルカは安心させて、兵は死んだ。
腹心のデキーも負傷してた。

BATTLE21は、ドルマが尼僧院へ向かった。
道中、モンゴルに襲撃された村に立ち寄ってた。
生き残りはモンゴルへの復讐を訴えた。
モンゴルと和睦するしかないとドルマは訴えた。
モンゴル兵に見つかり、ドルマは逃げた。
尼僧院も火の手が上がってた。
ここのモンゴル兵は仏罰を恐れてた。
ドルマはお前達がいるからみんながヘルカに縋ると怒った。
暗転後、ドルマが気付くとベッドで寝てた。
ヘルカが介抱したらしい。

ドルマ:こんなこと言われるの、いやだって知ってるんだけど……
ヘルカ:私はもういいんです
ドルマに散々助けられましたから
また私が辛い思いをしないで済むよう、手を焼いてくれて……
私はそこにずっと甘えていた
過去の罪から逃げていた
ドルマ:罪?故郷のことならそれはヘルカちゃんのせいじゃ……
ヘルカ:少なくとも私には希望を見せた責任がある
ドルマ:なんでそこまで……
ヘルカ:私は戦いを終わらせ、人々に安息をもたらす
そのために死ぬ、そういうものになろうと心に決めたのです
ドルマ:そんなの悲しいじゃない
ヘルカ:いいえ……私はとっても幸せなんですよ?
大切なドルマちゃんをこの手で守れるんですから
だから……つづきを言ってください
ドルマ:……ごめんね、ごめんね
戦いを終わらせてください、救世主様……
ヘルカ:大丈夫です、私に任せてください
実はずっと策を進めていて
あとは踏ん切りをつけるだけだったんです

BATTLE22は、ヘルカが元ラマに何かをお願いしてた。
モンゴル軍が各地で襲撃してた。
家族を人質にされ、ヘルカ教徒も襲撃に加わってた。
ヘルカが追い詰めたからと元ラマは考えた。

ヘルカ:どうも別の要因が絡んでいるようです
元ラマ:我々を処罰しに来たのですか?
モンゴル兵が来るなり尼僧院に君達を置いて逃げたのです
怨まれて当然と思ってます
ヘルカ:ともに重いものを背負ってもらえるのが
ラマ、あなたしか思い浮かばなかったのです
私はこのためにモンゴル語が話せるようになった
その共犯になってほしいのです
あなたにはモンゴル語を教えた責任があるのですから

モンゴルと雌雄を決する
それが尼僧院の回答
ドルマは座主にモンゴルとの決戦を訴えた。
ヘルカの奇跡で勝つ。
そう信じることにした。
今はもうヘルカを信じていたい。

モンゴル兵は大量離反者がいた
みな、沙汰を受けた。
サーシャ、うらら、ラビが使者として現われた。
決戦前に尼僧院が会談をしたいと告げた。

ドロアダイ:決戦は承知したが、場所と日時は変えさせてもらう
モンゴルに、我らが草原に来い

BATTLE23は、バター茶飲んでた。
ヘルカは甘いと喜んだ。
うららにはしょっぱい。
バター茶は本当はしょっぱいとヘルカは教えた。
ヘルカは甘いと信じるようにしてる。
小さい頃、ヘルカはバター茶を飲みたかった。
バター茶は甘いと思ってた。
母がバター茶嫌いで家にはなかった。
祖母がバター茶を淹れてくれた。
とても甘いバター茶を。
ヘルカの夢のために身の回りのものを売り、高価な砂糖を手に入れた。

ラビは1人で見回りしてた。
いろはが辿った歴史をねむに聞いた。
決戦の記録はない。
他の記録を見るに、チベットは敗れた。
ヘルカはラビを呼びに来た。
見回りの必要はない。
将軍は夜襲をかける人ではない。
ヘルカは人を騙したり意表を突くのが得意だった。
救世主とは稀代の詐欺師かもとヘルカは自重した。
誰かが欠けてたらここまでやってこれなかった。
それはラビたちも含まれる。

ヘルカ:本当にありがとうございます
心から感謝しています
ラビ:これで最後じゃない
お別れみたいなことは……
ヘルカ:それは違います
これで最後にするんです

ヘルカは白い丘の教団の座主を迎えに行ってた。

ヘルカ:これも必要なこと。
信じられませんか?
ドルマ:うん、まったく
ヘルカ:ななな!
ドルマ:嘘だって!信じてるから
ヘルカ:からかったのですか?
許せません!
ぷんすかーぷんすかー
ドルマ:なによそれ……

BATTLE24は、モンゴルとの会談。
モンゴルの地はチベットに似てるとヘルカは感じた。
元はチベットだったのかもと。
ドルマは通訳として張り切ってた。
ラビたちに通訳は必要ない。
座主も会話くらいならできる。

ドルマ:だったらあたし、誰の通訳?
ヘルカ:あとでもう1人来ます
その方の通訳をお願いします。

モンゴル兵は代表団だけ来いと命じた。

ヘルカ:私たちは一蓮托生、決して離れません。

会談場所はチベットの僧院に似てた。

ドロアダイ:貴様らの行く末を示すのにちょうどいいと思い、場所に選んだのだ
ヘルカ:(まさか場所を変えられるとは……
これだけ人を入れられたのです
目的は達成されるでしょう)

将軍はヘルカを褒めた。
ヘルカ教で離反や叛乱が起きた。
それもたった1人のおなごによって。
不可解な力を抜きにしても知謀は恐れに値すると。

ヘルカ:そこまで褒められるとむず痒いですが……
しかしよかったです
私をモンゴルの将にしてもらえませんか?

BATTLE25は、ヘルカが裏切った。
モンゴルに逆らう叛徒を差し上げると。

座主:ラマは我々を売るつもりか!
ヘルカ:他にどう聞こえるんですか
少しは頭使ってくださいよ
(乗ってきなさい、種は撒いてあげるから)
将軍:それは何の芝居だ?
うらら:ヘルカさん、なんでそんなこと言うのん?
サーシャ:嘘……ですよね?
ヘルカ:ほら、この期に及んでも、まだこんなことを言う
あなた方は裏切られたんですよ
ラビ:さっきからどうして嘘を?

顔に出すな
心に羅刹を宿しなさい

ヘルカ:さあ将軍、この者たちを捕らえてください
あとは私にお任せを
チベットなど私が数日のうちに攻略してみせますよ

(戦いを終わらせる口実が目の前にぶら下がっているではないですか
その幕の裏にいるあなたには私の意図が通じるはずです
皇族ならこの手の駆け引きはお手のものでしょう)

???:捕らえるのはお前の方だ、ヘルカラマ
うらら:誰なんよ
サーシャ:あの幕から声がしたような……
将軍:無礼であるぞ
あちらにおわす方はチベット遠征軍の総大将にして
モンゴル帝国第2皇子コデン様でいらっしゃる
コデン:余はこれでも教えを信仰していてな、経典も毎夜読むのだ
昨夜読んだところに人を惑わす魔の女が出てきたが
ヘルカはまさに羅刹女……ラクシャーシーだ
チベットの者たちよ
共にラクシャーシーを討とうではないか
我々は戦友に礼儀は尽す
これまでと変わらぬ統治も確約しよう
将軍:お話ではまるでチベットを我らと対等のように扱うと聞こえ……
コデン:そう言っている
悪を討ってめでたしめでたし
それでよいではないか
ラビ:ラクシャーシーが戦いを終わらせ
ラクシャーシーとしての結末を迎える
……まさかそれって
サーシャ:……
ラビ:気づいてたの?
サーシャ:経典を調べていたとこに出てきて……
ドルマ:ヘルカがそんなもののわけないんじゃない!
座主:しかし彼女が不可解な力を持っているのも事実
ドルマ:白い丘の教団からすれば
モンゴルよりヘルカの方が脅威
だからか……だからなのよね?
ヘルカが座主をここに呼んだのは
自分を悪にするチベット側の声がほしかったんでしょ?

ヘルカ:(ドルマ……あなたがそうやって抵抗するのは最初からわかってました
だから手は打っています
あなたを黙らせるための)

元ラマが現われた。

BATTLE26は、元ラマがヘルカを告発した。

元ラマ:随分前からヘルカが人ではないと気づいていた。
夜な夜な異形の姿になっており……
他の僧も戦い、敗れてしまった

ヘルカはドルマに通訳を頼んだ。
ドルマは拒否った。

ドルマ:本当は話せるじゃない
あたしたちにモンゴル語を教えたのはあんたじゃない
元ラマ:私は写本を渡しただけ
ヘルカの悪行をモンゴルの方々に伝える為に!
ヘルカ:早く訳しなさい!
ドルマ:なんであたしに言わせようとするの?
なんであたしなのよ!

ドルマはほっとけば私を守ろうとする
故郷で双子のように育ったのです
そんな振る舞いはドルマまでラクシャーシーと思われる
そんなことは絶対にさせません
私は守るんです……ドルマを!

ヘルカ:この坊主は前のラマでしてね
私の正体を見てしまったんです
だから消えてもらおうと思ったんですが逃がしてしまい……
将軍:貴様も見たことがあるのか?
ドルマ:ないよわ、そんなの
将軍:貴様は随分ヘルカを擁護しているようだが……
ドルマ:ヘルカが嘘ついているからよ
この子はみんなを守る為に、自分を犠牲にしようとしてるの!
将軍:そんなことをすれば処刑される
悪名として歴史に名が刻まれ
未来永劫、蔑まれるんだぞ!
ドルマ:ヘルカは特別なのよ
将軍:家族まで累が及ぶことになる……有り得ない
ドルマ:ヘルカに家族はいないわ
あんたたちがそうしたもの
将軍:随分かばい立てすると思ったが、
貴様ラクシャーシーなのか?
ヘルカ:こんな出来損ないがラクシャーシーなわけないですよ
小さい頃から私の足を引っ張ってばかりで
変に懐かれてまったく、めいわ……

これ以上の言葉をドルマに対して続けたくない……
自分に鞭を打てヘルカ
ここでやめてしまっては台無しです

ヘルカ:ドルマは迷惑でしかなかった
嫌いだったんです、心から
ドルマ:わかってる嘘だって
ちゃんとわかってるから……
ヘルカ:そんなふうだから騙されるんです
故郷のみんなを殺したのは私なのに
ドルマのお母さんを殺したのも全部私なのに
ちょっとした実験でしてね
術でどこまで人を操れるか試したんです
尼僧院に行ったのも、子どもが1人2人いなくなったって
大事にはならないですからね
そこのやつらも同じ……
すぐに私を信じるから駒として使いやすかったです
こいつらも適当な村を略奪させようと思ったんですが
要領が悪くて役に立たない
金にならないなら、こんなやつらいりませんよ

嬉しくたって仕方ありません
みんなを守ることができて
いいんでしょうか?
私なんかがこんなに報われて
こんなに価値のある生を送れて……

信徒も兵もヘルカを罵り始めた。
「悪しきラクシャーシー!」

憎しみが増幅していく……
やはり来てるんですね……
兵たちがドルマを哀れんでいる……
ドルマは私に騙された被害者
ラクシャーシーと疑われることはない
ようやく会えますね……魔女

モンゴル兵:こいつ化けたぞ!

ヘルカは魔法少女になって逃げた

ヘルカ:倒してみせる、魔女、全ての元凶!

BATTLE27は、ヘルカが魔女と戦った。

魔女は人の憎しみを増幅させている
だから戦わずにはいられなくなる
魔女がいる限り憎しみは増幅されるので
戦いはなくならないのです
そのために魔女をおびき出す必要がありました

ラビたちもヘルカに追い付いた。

サーシャ:私たちも戦います
ラビ:回収が関係なかったとしても
あなたを止めることはできない
その思いを無碍にはできない
うらら:少しでもヘルカさんの負担を減らしたいんよ
ねむ:あくまでも協力の範囲なら、
過度な干渉にはならない

ヘルカは魔法を使った。
ヘルカ教徒もモンゴル兵も
救われた思いになり、眠っていった
サーシャもうららも寝てしまった
ラビは耐えられた

結界では使い魔も寝ていた。
……と思いきや、ラビに襲いかかった。
ヘルカの罠だった。

ヘルカ:ラビさんはおそらく転がった末に立ち上がった人
仏様やこの世の摂理、
もっと大きな意思に対して
抗う心を持てた人なんだと思います
そういう人には私の魔法はあまり効果がない
だから足止めした
危険な目に遭うのは私だけでいい

象徴の魔女(光)

BATTLE28は、ラビたちがヘルカに追い付いた。

魔女はヘルカと対極の力を持ってた。
それは憎しみ。
ヘルカの魔法は相殺された。
結界内では策を弄するのも欺くこともできず
力比べでヘルカは圧された。

ヘルカ:なんで来てしまうんですか……
ラビ:あなたを守る為
みんなだってあなたを守りたいと思ってる

サーシャとうららも現われた。

サーシャ:あなたを守りたいと思ったら
自然と立ち上がれたんです
うらら:うちも夢うつつで思ったんよ
ヘルカ:あなたたちもラクシャーシーと思われてしまいます
ラビ:私たちは問題ない
この時代の人間じゃないから
ヘルカ:え……?
ラビ:……というのは建前
本当は……
サーシャ:私たちがこの時代の人間でもあなたを守りますよ
ヘルカ:そうですか……あなたたちなら
そりゃ立ち向かいますよね……
希望を信じているから

ヘルカは作戦を指示した。
サーシャはヘルカに合わせて魔法を使う。
ラビは回り込んで隙ができた瞬間に攻撃。
うららはとどめ。

象徴の魔女(光)

BATTLE29は、魔女を倒してヘルカが逃げた。

象徴の魔女(光)

モンゴル兵:突然姿を現わした
化物だ!ラクシャーシーだ!
うらら:やめるんよ!
ヘルカさんは今まで戦って……
将軍:ごいつらも仲間だ、ラクシャーシーだ!
ドルマ:私もラクシャーシーよ
来ないで!近づいたら……術を使うわよ
ヘルカあたしに掴まって、逃げるわよ
ヘルカ:逃げません……私は
ドルマ:いや!ヘルカは私と逃げるの!
サーシャ:ここは私たちが食い止めます
その間に遠くへ
ねむ:歴史を改編させるつもり?
彼女を逃がすなんて
ラビ:歴史は変わらない、ヘルカさんは戻って来る
そういう人だと思う
サーシャ:ドルマさんの好きにさせてあげたいんです
うらら:このままお別れなんて、あんまりなんよ……

このモンゴルの地に逃げ場はない
そんなことはドルマだって知ってる
私に逃げる気がないことも
広範囲に魔法を使い、魔女とも戦い
私はもうボロボロだったのです

ドルマ:満足そうな顔をして、逃げ切るつもりがないんでしょ?
ヘルカ:ドルマは逃げ切れると思ってるんですか?
本当はわかってるはず
それに逃げ切ってはいけないことも
ドルマ:もう変な嘘はつかないのね?
だったらもっと遠くへ行こう、誰もいない場所へ

2人は逃げ切れないことも
逃げ切ってはいけないことも
ちゃんと理解しています
それでも歩き続けるのは
時間の許す限り一緒にいたいと思ってるから

森を抜けると青い花が一面に咲いてた。

マギレコ チベットラクシャーシー 青い花

ドルマ:ずっと昔にも青い花が一面に咲いている場所へ行ったことあったね
この青い花……今はヘルカの象徴なんだって
ヘルカ:私がずっと育ててたから?
ドルマ:それでヘルカを信じる人達は
この花に祈りを捧げているんだって
ヘルカ:きっと燃やされてしまいますよ
私はラクシャーシーなんですから
ドルマ:そうだとしても平和への願いを、
希望を抱かせたのはヘルカに他ならないわ
意味、ちゃんとあったじゃない
ヘルカが生きてきた意味がここに
……ここがシャンバラよ
ヘルカ:ねえ、ドルマ
私あなたの願いを叶えられましたよね?
戦いはこれで終わりますよね?
ドルマ:あたしのためなの?
全部あたしのためにヘルカは……
ヘルカ:もちろんみんなを守る為だったり、
自分の為だったりしますが
一番の理由はドルマが辛そうだったからです
うれしいですかドルマ?
私頑張ったんです
ドルマ:あんたはなんでよ……
なんでそういうとこは、バカなのよ……
ヘルカ:(ドルマを笑顔にするはずだったのに
どうして私は泣かせてしまうんだろう)
ドルマ:あたしヘルカがいればそれでよかったのに
みんながやられてどうにもならなくなって
それでヘルカに縋ってしまったの
ごめんね、あたしのせいで
ヘルカ:どの道私はこうするつもりでしたから
モンゴルは強大です、戦いでは勝てません
それが私1人の命でみんなが助かるんです
こんないいことはないじゃないですか

気づけば私は震えていました

ヘルカ:おかしいな……覚悟なんてとっくに決めていたはずなのに
ドルマちゃん、私怖いみたい
ドルマ:それでいいの、ぎゅってしてあげる

2人はモンゴル兵の気配を背後で感じた。

BATTLE30は、ドルマが自殺に失敗して3日後。

ドルマ:なんであたしみたいのが生き残ってヘルカが死ぬの?
これは復讐しろってことなのよ
ヘルカを奪ったあいつらと戦って恨みを果たせってことよ
ラビ:そんなわけない
ドルマ:わかってるわよ、そんなこと!
でも許せないのよ
みんなヘルカの悪口ばかり言って
きっと歴史ではヘルカの名は悪女の代名詞になるんでしょうね
ラビ:だったらドルマさんが真実を記していけばいい
私たちは予言の書みたいなものを持っていて
ヘルカさんのことが書かれていたから尼僧院に来た
けれでヘルカさんの名前自体は記されてなかった
記されていたのはラクシャーシーという言葉だけ
これは違った解釈を生めるということ
ラクシャーシーの意味だって大きく変えられるということ
チベットを救った救世主という意味に
ドルマ:それをあたしにしろって?
ラビ:たぶんこのことを伝える為に私たちはここに来たから
ドルマ:あたしがモンゴル語を使えることに意味があるなら
きっと真実を伝えるため……なんでしょうね

ラビたちは遠いところへ去った。
座主が取りはからってくれたので処罰はなかった。
「ここに来られて、ヘルカさんと過ごせてよかったと思ってる」
ラビの最後の言葉だった。

チベットの文字を新たなモンゴルの文字にする計画が進んでた。
モンゴルに教えが広まり、
経典を翻訳する必要が生まれた。
ドルマは新たな文字を広める役目を引き受けた。
ドルマは各地でヘルカの真実を書いた碑文を残した。
直截すぎると役人にとやかく言われる。
書き出しは気に入っていた。
「この大地の下にはラクシャーシーが眠っている」
いつか真実とわかってもらえる日が来る。
あたしはそう信じている。
なぜなら……あの一面の青い花がまだ残っているから。

メモリア「ふたりの終着地はまばゆく」

ヘルカとドルマの逃走シーンは泣いた。
メモリアは珍しく後ろ姿だけど、
逃走中に青い花を見つけたシーン。
ヘルカはドルマを救えて幸せと信じるようにしてる?
バター茶を甘いと信じるように。
ヘルカの願い方は失敗な気がする。
ラクシャーシーの記憶だけ消しても文献には残ってるし。

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