進撃の巨人3期第2話(第39話)「痛み」リヴァイVSケニー

進撃の巨人3期第2話(第39話)「痛み」は、リヴァイVSケニーのバトル回だった。
原作でもこのシーンはリヴァイが動きまくるんで期待してた。
期待以上の作画でリヴァイがかっこよかったｗ
ただ、他はダイジェスト的でエピソードを端折ったりしてた。

アバンは前話ラストの続きで、リヴァイがケニーから逃げるのだけど、
部下のニファの死体をチラ見してた。
原作だと顔面損壊がモロに描かれてるけど、アニメでは影になってわからなかった。

エレンとヒストリアが荷馬車で逃走してたけど、これはオリ要素。
原作だとトロスト区のリーヴス商会と組んでエレン達をわざと攫わせていた。
憲兵に睡眠弾を撃ち込まれて2人とも気絶と改変されてた。
原作ではヒストリアがレイス家だと判明してから攫われるし、
エレンがヒストリアに女王となって兵長をぶっ飛ばせと元気づけるのがオモロイのだけどカット。
まあシーン入れ替えかもしれない。

リヴァイは路地を飛び回って逃げるけど、この辺もオリ要素というか、原作よりもシーン増量。
そしてリヴァイは酒場に逃げ込んだ。
想像よりもかなりスピーディで迫力がある描写だった。

酒場の護身用のショットガンでケニーに反撃するけど、
原作だと酒瓶の反射を利用してケニーの位置を特定していた。
かつ、ケニーを見ずに銃だけ向けて当ててた。
アニメだと顔を出して狙って撃ってた。
ケニーはたまたま椅子を投げようとして構えてたので、咄嗟に椅子でガードして無傷。

酒場から脱出して立体機動を憲兵に直接刺して引き寄せて切ってた。
ここも序盤の逃走シーンと同様のスピーディで迫力があった。
最初に椅子だけ投げて、わざと椅子を撃たせて、屋根の敵の位置を把握してるんだよね。

リヴァイ達はエレンとヒストリアを追うけど、壁外に逃げられてしまう。
追う最中に憲兵がジャンを殺そうと銃を向けた。
発砲音が聞こえて暗転し、アルミンがゲロを吐いていた。
アルミンが短銃で憲兵を射殺してジャンを助けてた。
この憲兵は女で原作だとジャンを見て撃つのを躊躇してるんだよね。
躊躇した理由はわからないけど、その隙にアルミンが撃った。
アルミンがゲロ吐いてたのは躊躇してた女を「優しい人だった」と思ってたから。
その見立てはたぶん正しいと思う。

一方、エルヴィンはかつての同僚ナイルに「博打」をやると話していた。
原作だと中央に呼ばれて馬車で向かう車中で話してる。
アニメだと既に庁舎の一室だった。

リヴァイはアルミンに新しい自分を受け入れろと説得。
原作だと野外のシーンだけど、アニメだと街中の隠れ家だった。
偽エレンと偽ヒストリアを使ってリーヴス商会を捕獲した倉庫に戻ってた。
そこでリーヴスと取引して協力させてたけど、
原作だとトロスト区の壁に乗って説得してるし、
会話も長くてリヴァイが「あんたの生き方を聞いてる」とか
「紅茶とか寄こせ」と俗っぽい事を言う台詞がオモロイけど、カットされてた。

ハンジがエレンの記憶で書いたユミルとライナーの会話から、
エレンが食われるとエルヴィンに訴えていた。
ユミル達の会話から能力巨人を無知性巨人が食うと能力が移ると察してる。
原作を初見で読んでた時は、これは読めなかった。

憲兵のサネスとラルフを誘拐してたけど、原作だと崖を走ってて谷底に転落事故を起こしたふりをしてる。
しかも豪雨の日で人里離れているし、救助隊が来るには時間がかかるっていう地理。
とは言え、アニメも人里離れた民家に見えた。

ハンジはサネスの爪を剥がして拷問してたけど、あせって雑にやってたので吹いたｗ
アルミン達は拷問の声を聞いて落ち込んでたけど、笑ってしまう。
原作だと爪を剥がそうとして、勢い余って指を折ってんだよね。
でもサネスは王家への忠誠心が強く、口を割らなかった。
そこで同僚のラルフが口を割ったような事を言わせてサネスをハメた。
サネスはレイスが王家だとあっさりゲロった。

その頃リーヴスはケニーに喉を切られて死んだ。
息子のフレーゲルはたまたま立ちションしてたので難を逃れた。
これも原作だとエレンとヒストリアの引き渡しに来るケニーを待ってたんだよね。
アニメだと人気のない裏路地になってた。
ケニーは部下にリヴァイ・アッカーマンとフルネームを話してた。

最後は、ヒストリアは本当の父と再会してた。

今回EDテーマを聞いたらLinked Horrisonが担当してたと気付いた。
EDテーマっぽいバラードな曲想と思ったら、心臓を捧げよっていう2期のOPテーマっぽい軍歌みたいな曲想になった。