葬送のフリーレン第10話「強い魔法使い」は
アウラを欺いて自害させる結末回。
原作第3巻第21話から第22話。
フランメがフリーレンと森を歩いてた。
フリーレン:フランメ
フランメ:せんせい
フリーレン:せんせいは本当に卑怯だと思ってるの
フランメ:バザルトの最後の言葉を覚えているか?
(フリーレンの村を襲撃した魔族)
フリーレン:覚えてない
あいつらは言葉でたぶらかす
フランメ:それが魔族の正体
やつらは卑怯だ
ならばそれ以上の卑怯者になればいい
リュグナーは瀕死ながらも考えてた。
フリーレンはアウラと戦ってるはず。
前回は勇者一行のせいで撤退。
いまは勇者はいない。
フリーレンは負ける。
フェルン:あの人は魔族と正面から戦うことはしません
リュグナーは違和感を抱いた。
小娘の脆弱な魔力……。
なぜ魔力切れをおこさず、そんな芸当ができた……。
卑怯者め、お前たちは魔法使いの風上にも置けない。
フェルン:それはフリーレン様が一番よくわかっていることです
フェルンはゾルトラークを放った。
フランメがフリーレンの村に寄った回想が挟まってた。
村が魔族に襲われたらしい。
フリーレンだけが生き残った。
魔族のバザルトを倒した。
鎧だけが残ってた?
魔族は死ぬと死体が残らないはずだけど、どうなんですかね。
バカなヤツとフランメは呆れてた。
魔族と正面から戦う必要はないから。
フリーレン:あなたならわかるはずだ
私よりも強いから
フランメ:なぜそう思った?
フリーレン:なんとなく……
フリーレンにはフランメの魔力の揺らぎが見えてた?
魔力制限特有の魔力の揺らぎ=本当は魔力が大きい。
だとしても、フリーレンはその意味がよくわかってないっぽい。
フランメはフリーレンをおぶって逃げた。
自分の弟子にするため。
魔族が3人、フリーレンを追って来た。
原作は背後に3人並んでる。
アニメは崖上から囲んでた。
エルフを置いてけばお前はどうでもいいとフランメを脅した。
フランメはフリーレンを地面に置いた。
振り向きざまに爆裂魔法を放った。
魔族は消滅した。
フランメ:こいつらは私をザコと判断したらしい
こいつらは格上の魔法使いだったが
些細な油断で命を落とした
フリーレン:魔力を制限して強さを誤認させた……
暗転後、フリーレンの修行が始まった。
魔力を1/10に制限するだけ。
フリーレン:どのくらい続ければいいの?
あまり長いと疲れるんだけど
フランメ:私と同じくらい……一生だ
お前は一生をかけて魔族を欺くんだ
アウラVSフリーレンに戻って、
アウラが服従の天秤を掲げてた。
天秤はアウラの魂側に傾いた。
またフランメの回想。
魔族が魔力を隠さないのはなぜか。
組織には秩序が必要だから。
要するに偉いヤツを決める。
魔族の偉いヤツ=魔力大きいヤツ。
原作だとハゲのじいさんが通りかかる。
アニメだとふさふさの中年が通りかかった。
改変の意味は不明……。
どーでもいいけど、ここの階段、変では?
望遠圧縮?
また回想が挟まった。
フランメが老女となってた。
フリーレンを弟子にして、もう50年経ってた。
フランメ:私はお前に戦いしか教えなかった
復讐のための魔法だ
フリーレン:後悔してるの?
フランメ:お前に私の魔法を託してよかった
お前なら魔王を倒せる高みにたどり着ける
1つ頼みがある……私の墓は花畑にしてくれ
フリーレン:似合わない
フランメ:私が一番好きな魔法は花畑を出す魔法だ
小さい頃、両親が教えてくれてな
魔法が好きになったきっかけだ
フリーレン:その魔法教えてよ
フランメ:歴史に名を残そうなんて考えるな
お前が歴史に名を残すのは魔王をぶっ殺すときだ
フランメが墓を花畑にする遺言を残したのは
フリーレンに戦いと関係ない魔法を教えたかったんでしょうね。
フランメが死んでフリーレンの1人旅が始まったダイジェスト。
フリーレンが住む森の近くに王国が生まれるほど時間が経ってた。
ヒンメルたちが森に来てフリーレンを仲間に誘った。
ハイター:魔力は私の1/5くらいですね
まぁまぁといったところです
フリーレン:なんだこいつムカつくな
帰りなよ、まぁまぁの魔法使いに用はないでしょ
ヒンメル:君は僕が会ったどの魔法使いより強い
フリーレン:どうしてそう思うの?
ヒンメル:なんとなくだ
ヒンメルも魔力の揺らぎが見えてる?
回想が終わる間際、一瞬だけヒンメルがアウラの天秤をはじき飛ばすカットがある。
原作にも同じコマがある。
だからヒンメルには服従の天秤が効かなかったんですね。
ヒンメルが高速突進斬撃するのは、第7話の村長を殺して娘を与えようとした魔族を切った時もやってますね。
アウラはヒンメルに天秤を飛ばされたのを反省して
ゾンビ軍団で弱らせてからアゼリューゼという戦い方に変えたのかも。
ヒンメルのときは、いきなりアゼリューゼをやろうとして弾かれたのでは?
回想が終わって、天秤がアウラの魂側に傾いた。
勝利を確信してアウラはフリーレンに近づいた。
と思いきや、逆にフリーレンの魂側に傾いた。
フリーレン:お前は見誤った
アウラ:あなたの魔力には制限特有のわずかな揺らぎもなかった
フリーレン:先生のやり方は正しかったみたいだ
私は全ての時間を制限して過ごした
アウラ:バカじゃないの?
なんでそんなことを
フリーレン:そうだな、でもお前たちに勝てる
アウラ:ふざけるな、私は500年生きた大魔族だ
フリーレン:お前の前にいるのは1000年以上生きた魔法使いだ
この辺のアウラの困惑顔、原作よりも増量でおもしろい。
原作だと小さいコマだから表情がわかりづらい。
フリーレンは魔力制限を解いた。
原作よりも魔力の範囲が増量だった。
原作だとフリーレンの半径数メートルくらい。
アニメだと直径20メートルくらいありそう。
またフランメの回想。
フランメ:魔族が言葉で人を欺くように
お前は魔力で魔族を欺くんだ
服従の天秤がフリーレン側に完全に傾いた。
アウラ自身に服従魔法がかかった。
第9話の伯爵がリスクは魔法を強大にすると言ってる。
アウラ自身にも効くリスクがあるから必勝の魔法だったんでしょうね。
フリーレン:アウラ、自害しろ
アウラ:……ありえない、この私が……
アウラは自分で首で刎ねた。
原作だと髪の毛をよけて首に刃を当ててる。
アニメは髪の毛ごと切ってる。
なので髪の毛がパラパラ落ちてる。
刃が触れるだけで、ボリュームある髪の毛が切れるので、
切れ味がかなり鋭い剣とわかりますね。
七崩賢という高位魔族の地位だし、
魔法の剣くらい持ってるでしょうね。
原作だと首が落ちる瞬間、
首と胴体の隙間ごしの視点で、
フリーレンの背中が見えるという描き方。
アニメだと地面に落ちたアウラの首視点で、フリーレンの背中を見てる。
10話でアウラ撃破なら、あと2話は……。
11話は歓待を受けて旅立って、
12話はエルフ♂との出会いで終わり?

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