氷菓第3話「事情ある古典部の末裔」は、えるが叔父から何を聞いたのかを思い出させて欲しいというエピソード。
前話で喫茶店に呼び出したのは告白ではなかった。
古典部はこの叔父も入っていたらしい。
えるは幼稚園のときに、叔父から古典部入部の理由を聞いて大泣きしたと。
叔父はえるに優しかったのに、この時はえるを泣き止まそうとはしなかった。
これを不思議に思って、叔父が古典部に入っていた事を教員に聞こうとしても、
それは45年前の事なので誰も知らなかった。
そこで古典部にやって来た奉太郎が答えを見いだせそうなので頼ったと。
えるは奉太郎に一目惚れしてるように見えたけど、違ったw
奉太郎の方は一目惚れに思えるのは変わらないけど。
叔父は7年行方不明で、法律上は7年行方不明だと死んだという扱いになる。
それで、えるは叔父との記憶を思い出そうと焦っていた。
これが古典部に入った「一身上の都合」みたい。
イスタンブールから姉の手紙が届いて、
古典部について文集を作る事を要請していた。
薬品金庫に古典部文章のバックナンバーがあるので、参考にしろと。
姉は世界一周旅行でもしてるのかな。
生物準備室が姉がいた頃の部室で、
そこには隠れてタバコを吸っていた生徒がいた。
これが推理要素。
毎話、軽い推理要素があるという構成っぽいですね。
廊下に赤外線センサーがあり、
部室に鍵をかけて籠もっていた男生徒がいて、
消臭剤の臭いを散らせていた。
薬品金庫の事を聞くと、金庫は無いとの回答。
部室の移動の際に段ボールを持ち込んだという回答も。
部室は窓を開けっぱで扇風機も窓へ向けて動かしていた。
そこで顧問も交えて室内を捜索すると告げると、男子生徒はなぜか慌てて拒絶。
これで全てを察した奉太郎は、
男子生徒に金庫の中身を見つけたら部室に届けろと告げて立ち去る。
男子生徒は脅し通りに金庫の中身=文章のバックナンバーを届ける。
そこで奉太郎はタバコを吸っていたという推理を披露。
このバックナンバーが「氷菓」という同人誌で、叔父も書いていたらしい。
ここで作品名とつながった。
えるは氷菓の事を叔父に聞いた事で、叔父の不評を買ったみたい。
その答えは古典部に関することだったけど、えるは思い出せないと訴える。
この件は明らかにならず、次回へ持ち越し。
叔父が関わった文章は第2号で、内容は去年の出来事を受けての物。
そこで創刊号を読もうとすると、創刊号だけ欠けていると気づくシーンで終わり。
作品タイトルだし、最終話まで引っ張るんじゃ無いかなという気もする。

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