パキスタンに入った一行が港町でミニスタンド使いのスティーリー・ダンに襲われる話です。
ケバブのくだりをいちいち丁寧に描写してたのが、ちょっと面白かったです。
このケバブ売りの男が、実は次のスタンド使いという意外性も面白いです。
承太郎が敵のスティーリー・ダンをいきなりぶん殴りますが、それに呼応してジョセフも怪我します。
いかにも承太郎らしい手の早さで、それが読者・視聴者へのインパクトのあるシーンにもなってるし、スタンドの説明にもなってるという、うまいシーンだと思います。
中盤はスティーリー・ダンとの会話だけで、正直あまりおもしろくありません。
承太郎が痛みを感じさせずに一瞬で殺すと言い出して、本気でそうしようとしたのは、承太郎らしくて面白いのですが。
承太郎がスティーリー・ダンに脅されて側溝を渡る橋になり、背中に体重を乗せられますが、普通に考えて人の筋肉で支えられないと思うのですよね。
ツッコんでもしょうがないことですが。
スタンドを自在に小さくできるという設定が
登場するんですが、これも後付で何だかご都合主義的だなあと思います。
今回は全体的にスローペースな印象でした。
これも1話で収めるには原作エピソードが長すぎで、2話分には不足ということなんでしょうけど、前はオリジナルシーンを入れて尺を埋めていたのに対して、こっちはワンシーンを遅い展開にして尺稼ぎという印象です。

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