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アニメ視聴記 あらすじと感想

Lupin The IIIrd「次元大介の墓標」感想

投稿日:2017年2月5日 更新日:

2014年に公開された劇場版ルパン三世「次元大介の墓標」をAbemaで配信するらしい。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 一挙放送

配信日は、2月3日(金)23時から24時まで。

リアルタイム視聴できる時間帯なので、たぶん視聴します。
ちなみにオンデマンド配信は対象外なので、見逃すとタイムシフトでは見れなくなるタイプ。


金曜にAbemaで配信していた「次元大介の墓標」を視聴したので、あらすじと感想。

物語内容は、ルパン達の動きをなぜか正確に予測できる殺し屋に狙われる話。
ルパンが行動を先読みされるという点は、
新ルパン三世のニクスのエピソードに似てた。
もっとも公開は次元大介の墓標が先。

時代は次元とルパンが本格的に組むようになる前で、
だからルパンはジャケットが緑色の方だったらしい。

冒頭はマランダという共和国の大使の服と車をルパンと次元が奪うシーンから。

東ドロアの歌手・クインマルタが西ドロアで暗殺された事件を次元は「守れるはずだった」と後悔してた。
このドロアとは東西ドイツがモデルに見えた。

西ドロアはリトルコメットという宝石をマランダに手放していた。
目的は放射性物質を手に入れるためらしい。

ルパンと次元は宝石を盗もうとして正体がバレてしまい、慌てて逃走。
なぜかルパンの動きは読まれていた。
ルパンが車を盗もうとするとスナイパーで狙撃されてた。
なぜか次元の腕とルパンの足を狙っただけ。
初めから殺す意図は無かったらしい。
この弾丸はクインマルタ暗殺に使われた弾丸と同じだった。

この弾丸から次元はとある殺し屋を思い出してた。
それは殺すターゲットの墓標を事前に作っておいてから、
そのターゲットを殺すという殺し屋「ヤエル・オクザキ」だった。

殺し屋は誰かに雇われたらしいけどこの時点では依頼者不明。

次元はルパンを置いて墓地へ。
次元の墓はあったけど、ルパンの墓は無かった。
なぜ次元がヤエルの墓地を発見できたのかは不明。
墓前にはパセリが供えられていた。
パセリの花言葉は「死の前兆」で、これは次元が来る事を予想した挑発かと。
しかもパセリは近郊で野生していたもので、摘んだばかりだった。
つまり墓地の近郊から摘んで時間が経ってない。

パセリの野生場所には屋敷があって、ルパン達はその屋敷に潜入。
そこに殺し屋ヤエルが待ち構えていた。
そこには不二子が捕まってた監視カメラの映像があったけど、
実際にはクラブの地下に幽閉されていた。
ヤエルがこの映像を見せた理由は全く意味不明。
この映像を見たせいでルパンは殺し屋に依頼した人物を突き止めてるわけで……。
依頼主のヒントを与えてしまってる。

次元と殺し屋は早撃ち勝負をして、次元は敗北。
銃を抜こうとした瞬間に、その銃を撃たれていた。
ヤエルの銃は超軽量で弾も小口径だったので、次元よりも早かったらしい。
分が悪いってことで、ルパンは次元を強引に連れて逃走。

殺し屋はガトリングガンを装備した車でルパン達を追跡。
でも車を完全には破壊せず、屋根部分だけを破壊してた。
最後にルパン達はとある倉庫街に追い込まれてた。

ルパン達はコンテナの物陰に潜んでたけど、恐らくこれも殺し屋の計算のうち。
2人で同時に飛び出せばどちらかは助かる、
という理屈で一緒に飛び出たけど、次元は撃たれて死亡。
でもこの物語はルパンと組む前の話なわけで、死んでないなと。

殺し屋は「仲間が目の前で殺される気分はどうだ」と言ってた。
つまり依頼者の真のターゲットはルパンだった。
でも最初に次元を狙撃した際にヘッドショットするチャンスはあったわけで……。
その時も隣にルパンはいたので、
「目の前で仲間が殺される気分」を味あわせる事はできた。
なぜその時に次元の腕しか狙わなかったのか不可解。
まあヤエルなりの美学としてサイコロで決めた弾数で殺すそうなので、
弾丸が余剰だったのでしょうね。

ここまでが前編。

後編はルパンが不二子が捕まってたクラブを襲撃するシーンから。

不二子はガラス張りの檻の中でロボットに襲われるという見世物にされてた。
不二子は「カラミティファイル」を盗む目的でクラブに潜入してたらしい。
カラミティファイルは東ドロア政府の暗殺者リストだった。
なぜそんなファイルをクラブのオーナーが持ってたのかは謎。
カラミティファイルに価値があるのは東ドロアと敵対している西ドロアなので、
不二子の依頼人は西ドロアでしょうね。

ヤエルに次元とルパンの暗殺を依頼したのはこのオーナーだったようだけど、
ルパンはオーナーは殺さずに不二子と一緒に逃走。
これはルパンが真の依頼主が別にいると察してたから。

リストにはクインマルタも載ってた。
クインマルタは東西ドロアの平和のために西ドロアでコンサートをやってた。
それで東ドロアの怒りを買ったらしい。
そのボディガードをやってたのが次元。
東ドロアは次元に真相がバレるのを恐れて口封じしようとしたらしい。
だったらヤエルが「仲間を目の前で殺される気分はどうだ」と、
あたかもルパンの方が真の標的のような言い方をしてたのが謎……。

ルパンが例の墓地に行くと、ルパンと不二子の墓石が追加されていた。
特にルパンは目的があって墓地に出向いたわけではないのに、
ヤエルは墓地へ来ると予測していたわけだ。

ルパンはオープンカフェで休憩するフリをしてヤエルを誘ってた。
これもヤエルの予測のうちだったのか、
ヤエルは疑問にも思わずルパンを狙撃。
しかし弾丸は当たらず、逆に何者かがヤエルを狙撃。
それは次元だった。

ルパンはヤエルが行動予測するカラクリを既に把握していた。
街中の監視カメラの映像をヤエルの目に転送してただけだった。
でもそれだけなら、ルパンが墓地に向かう事を予測した事を説明できない……。
監視カメラの映像で墓地に向かってると察知し、慌てて墓石をセットしたの?
それはちょっと悪役としてはショボすぎるw

次元が死んでなかったカラクリは、
ヤエルの目に0.5秒遅れの映像を転送し、
次元に弾丸は当たらなかったけど、血糊で当たったように見せてただけ。
でもそれは眼帯の方の目の映像で、
肉眼の方はリアルタイムな映像を見てるわけで、
0.5秒の映像のズレを感じておかしいと思わないのかな……。

次元とヤエルは再び早撃ち勝負をするけど、
今回は次元がヤエルの弾丸を自分の弾丸で撃つ事で弾道を反らしていた。
早撃ち自体はヤエルが勝ってた。
次元の弾丸で、ヤエルは利き手の腕の骨が破壊されてた。
次元は「ガンマンとしての奴は死んだ」と立ち去った。
ヤエルはスーツを着替える事に拘ってたので、
早撃ちの秘密がスーツかと思ったら、別に関係なかった。

次元はカラミティファイルをマスコミに送ったらしいけど、
ルパンはカラミティファイルそっくりのファイルを持ってた。
ルパンはそのファイルを燃やしてタバコに火を点けてた。
このファイルが何だったのかは不明なまま。
マスコミに送ったのはコピーだったのかも。

EDテーマで第1期のマモーが登場し「禁断の果実を口にしたな」と呟いてた。
イミフだったので調べたら第1期「ルパンVS複製人間」の伏線らしい。
というかファンサービスの一種とのこと。

ラストカットでは銭形がルパンの墓を見て「忙しくなりそうだ」と呟いて終わり。
対外的には「ルパンは死んだ」と偽情報を流したのかなって印象だった。
しかし銭形はルパンは生きていると察したと。
でもこれもマモーの話に繋がる伏線らしい。

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