進撃の巨人BDの初回特典だったビジュアルノベル「ミカサ外伝Lost in the cruel world」「アニ外伝Wall sina,Goodbye」が、小説として単品発売されるんだそうで。
発売日は12月9日で、コミックス第15巻と同じ日。
調べたら単行本は810円で、Kindle版は648円。

小説 進撃の巨人 LOST GIRLS (KCデラックス )

【Kindle】小説 進撃の巨人 LOST GIRLS KCデラックス
私は読めればいいのでKindleかな。
ただ、他の電子書籍サイトでも発売するかもなので、予約せず様子見。
※結局はKindle版を買って読了。
ミカサ編は、
「ミカサ母を狙った「人買い」が、もし野犬に襲われて死んでいたら?」
という「if」物語だった。
(エレンが巨人に呑まれた時にミカサが自暴自棄的に特攻し、
露天の屋根に落ちて気絶した時に見た夢というオチ)
ミカサはエレンと会った当初、エレンを警戒していた。
このときミカサ母は妊娠していたから、エレン父が診察に来たらしい。
原作では赤ちゃんが生まれる理由を聞いたミカサに、
適当に言葉を濁してごまかすけど、
母から弟か生まれるという話を聞いていたから、
赤ちゃんが生まれる理由を聞きたがったのかもしれない。
つまり、原作でもミカサ母は妊娠していたって設定かも。
ミカサ編の幼少期のエレンは、ミカサに対して何か傲慢で好きになれない。
ミカサと打ち解けてからは傲慢さは無くなっているけど。
原作でエレンと父がミカサ母の診察にやって来た日に、
エレンとミカサが「人買い」の死体を見つけてる。
野犬が死体を食ってるけど、
なぜかエレン達を襲わずに逃げてるのは意味がわからない。
犬達にとっては死体を食ったことである程度腹が満たされ、
それ以上の獲物をその時は望まなかった?
その後、エレンは10日おきにミカサと会っている。
ミカサの両親が殺されずとも、2人は仲良くなっている。
その代わりにミカサの「覚醒」が無くなってる。
エレンが調査兵団を悪く言う大人を小突いた時、
ミカサは何もできずにエレンが大人たちに暴行を受けるのを見てるだけ。
原作ではエレンを強引に引っ張って現場を離れてるけど、
覚醒してないと、か弱い少女のまま。
エレン父がミカサと話していると「大きな力」について思い当たり、
急に話を終わらせようとしてるのは「王政」のことだと思う。
たぶんエレン父は、王政が壁の秘密を暴こうとする者を
暗殺していると気づいている。
シガンシナ区の外門は完全に封鎖され、調査兵団は解体されてる。
調査兵団がダメになったので、
エレンとアルミンは飛行機で壁外に行こうとしてる。
アルミンの両親は飛行機を密かに作っていたけど、「事故」に遭ってる。
原作で気球に乗ろうとした夫婦が殺されていたように、
実は憲兵団に殺されてるんだろうね。
アルミンとエレンは飛行機で同じように壁外へ行こうとするけど、
飛行機はまだ未完成で飛ばずに壁に激突し、
エレンはアルミンを庇って死んでしまう。
調査兵団があっても無くても、エレンは結局は死ぬ運命なのかも。
シガンシナ区が襲撃されて、結果的に巨人の力を手に入れた方が
エレンは生き残ることができる、というのが公式設定なのかもね。
後半はアニが主人公の「Wall sina, Goodbey」という副題。
アニがヒッチからとある行方不明事件を捜査するよう押し付けられるエピソード。
マルレーン商会の令嬢が行方不明となってる。
アニは壁外に出るエレンを拉致する為に
憲兵団を留守にしないといけない。
そこでヒッチにその日は病欠にしてくれと頼んでる。
上司に嘘をつくのと引き換えに、
ヒッチに回ってきた事件捜査をアニがやってる。
ただし1日だけで終わる。
聞き込みの際のアニの交渉力とか話術がうまい。
捜査資料を読む際の推察とか、頭が良すぎる印象。
まあアルミンの罠を察して指輪をハメたくらいだから地頭はいいだろうけど。
高等教育を受けている感じがする。
訓練兵時代にもそういう教育があったのかな。
父の元にいたときは格闘ばっかりやらされていたのだし
どこでこんな知的判断力がつく教育を受けたのか不思議。
令嬢の足取りを追って「恋人」の自宅に行くと、その恋人は既に死んでいた。
ここで事件が発覚すると憲兵団が殺人事件を捜査することになり
アニは重要参考人として「病欠」でいられなくなるので、
殺人事件を隠蔽しようとしてる。
このへんのクレバーさも頭良すぎな印象。
令嬢は麻薬を作って父が王都に密売していた。
これをネタに令嬢の父を強請っていた連中に捕まったときも
窮地を脱する駆け引きがうまいし
何か経験を積んだ30代くらいの探偵のように感じる。
令嬢は地元では麻薬を売らないという約束を父が破ったことを怒って、地元から出て行く。
これが「Wall sina, Goodbey」という意味。
アニは令嬢がウォールシーナから出て行く為の書類を偽造してる。
ただの新兵がなぜそこまで知恵が回るのかと思うのだけど。
これは令嬢の為ではなく、
自分が所属するウォールシーナの憲兵団が動く必要がないようにする措置。
こうしてエレンを拉致する日に「病欠」となり、
憲兵団を抜けられるようにしてる。
最後の「Lost girls」は、巨人アニが壁を登って逃げようとするのを
ミカサが指を切って地面に落としたときのシーンを交えて、
ミカサがアニの仕掛け指輪を拾ったときのことを回想してる。
時期は訓練兵時代で、
ミカサはアニが落とした仕掛け指輪のことを詮索し、
アニは自分の正体を疑われていると焦ってるけど、
実は仕掛け指輪をエレンへの害意の証拠と疑っているだけ。
この時のアニはエレンの正体を知らないので、エレンへの害意は無いはず。
原作ではアニはエレンへの恋心があったように描いているので
ミカサとしてはアニがエレンをどう思っているのかを
本当は詮索したかったのかもしれない。
2016年4月にマンガ版が発売された。
進撃の巨人Lost Girls第1巻
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