アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

岸辺露伴は動かない2 DVD付きの感想

投稿日:2018年7月29日 更新日:

先週土曜に楽天ブックスに予約注文してた「岸辺露伴は動かない2 DVD付き」が届いた。
これではKonozamaと変わらないね。
発売日に届くと期待していたのだけど……。

まあ読了したので感想をと思って、第1巻の感想を読み直そうと思ったら書いてなかったw
後日、再読して感想を書く予定。

全4編で、まず「望月家のお月見」は岸辺露伴は絡んでないのが不満かな。
露伴の近所で起きた怪異を露伴が話すという体裁だった。

望月家は毎年お月見の日の9月8日に親族が死ぬというジンクスを抱えている一族。
これは一家に取り憑いているスタンドが正体だった。
このスタンドはうさぎを擬人化したデザインだった。

庭に出て一家でお月見をしないと、お月見しなかった者がターゲットになる。
というルールで動く自律型スタンドに見えた。
スタンドの主はとっくの昔に死んでると思う。
その割りにはちゃんと知性があったので、通常のスタンドのルールから外れてる。

庭でお月見してると金魚鉢から金魚が飛び出て祖母の喉を詰まらせたり、
ビニールのプールをうっかり破って水漏れさせたり、
一家全員が感電するのかなって雰囲気だったけど読みは外れた。

一家の長女は婚約者がいて、お月見から席を外して男に会ってしまう。
これがスタンドにはルール違反で、長女がターゲットとなった。
と思いきや、長女は婚約指輪を受け取った。
スタンド的には長女はもう望月家の者じゃないって事で、
何と通りすがりのバイク乗りが代わりに死んだw
じゃあ望月家に拘る意味は無く、誰でもいいんじゃないのかw
どういうスタンドなのか最後まで謎なんだよね……。

今年はこれで終わったけど、今後もずっとお月見の日にはスタンドが現れるらしい。
もしかしたら一族の誰か(家長)が無意識的に操ってるのかもね。
第4部でも露伴を訪ねた建築士の乙雅三も無意識のスタンド使いだったし。
そして宿主が死ぬと一族の誰かに憑依するのかも。
乙雅三のスタンドも宿主が死ぬと露伴に憑依してた。

2つ目は「月曜日 天気 雨」という架空の昆虫のエピソード。

露伴が電車に乗ろうと駅に行くと、なぜか通行人に次々にぶつかる。
挙句の果てにはホームから線路に落とされてしまう。

冒頭でお婆さんが心臓発作に見舞われるけど、これは伏線だった。

落ちた露伴を助けようとするデブ男が手を差し伸べるけど、
その男もなぜか誰かに押されて線路に転落。
そこに急行列車が来て……。
とは言え、例によってデブ男を本にしつつ露伴を突き飛ばさせて難を逃れた。

ここで露伴はスマホから昆虫のような物が出るのを目撃。
この昆虫は電磁波を食べる虫だった。
そして心臓病の人の電磁波を察知して集まっていた。
狙われていたのは露伴ではなくデブ男だったというオチ。
デブ男は心臓発作で死んでしまうけど、
冒頭のお婆さんはなぜか助かっていた。
その体からは電磁波を食べる虫が見え隠れしていた。
つまり、虫は心臓に取り憑いて発作から守っていた。
デブ男に取り憑いたのはたぶん、同様に発作から守りたかったから。

3つ目は「DNA」という交通事故を起こしたカップルの話。
これも露伴は本筋にほぼ絡んでないので、あまり面白くない。

23歳で婚約者を失った片平真依という38歳の女性が主役。
片平は山岸由花子の知人。
3年前に精子バンクで娘を妊娠出産してる。
この娘「真央」は逆さ言葉しか話さないし、尻尾のようなものが生えていた。
この尻尾で周囲に自分を溶け込ませるカメレオンのようなスタンド能力が発現していた。
でもこの能力が話の主題って訳でもなかった。

山岸の依頼は真央を「治す」事。
治すなら仗助の方が向いてる気がするけど、何で露伴を頼ったんだろう。

露伴はヘブンズドアーで真央の生育歴を読み取るけど、
真央の症状は病気ではなくスタンドの発現なので
「我関せず」と冷たく突き放して去った。
ところが、山岸は真央を本にした時に精子バンクの父の情報を読んでしまう。
それで片平は精子の本来の持ち主が気になって会いに行ってしまう。

その男は交通事故で死んだ婚約者とそっくりの癖を持ってた。
小指で缶ジュースのフタを開けるとか、
唇の端をぺろりと舐めるとか、
足の裏の汗が異様に多いとか。
しかも交通事故と同じ15年前に登山で滑落して負傷していた。
「きっといいやつ」という口癖まで同じ。
遺伝的には婚約者の親族だろうね。
ただ口癖まで同じになるかなって気はする。
親族なら幼い頃に婚約者と接していた時期があったのかもね。

それで片平はこの男と交際して結婚したというオチ。

これは後日、山岸が露伴に教えるという体裁だった。
山岸は冷たい露伴に意趣返ししたかったのだろうけど、
露伴は結婚したと聞いて小気味よさげに笑って去った。
山岸は露伴の性格が変わったと評してたけど、
このエピソード中の露伴は確かに何か別人のようにも感じる。

最後は「ザ・ラン(The run)」という露伴がシリアルキラーに命を狙われる話。
こういう露伴が巻き込まれるエピソードを期待してんだよね。

露伴はスポーツクラブでランニングマシンに乗ってた。
前に同じマシンで競争した相手「橋本陽馬」がシリアルキラーだった。
一度負けた橋本は露伴を合法的に殺す機会を窺ってたらしい。

橋本はヒモで、たかってた同棲相手すら殺していた。
他にもスポーツクラブで自分を軽んじたインストラクターも殺してる。
ただし、一見事故死に見せかけているっぽい高知能サイコパス型。

露伴はランニングマシンの再勝負を橋本に挑まれて、
初めは橋本の執着を異様に思いつつも勝負を受けた。

これが誤算だったと冒頭で凹みつつも述懐してる。

勝負は時速25kmに達したらランニングマシンを止めるという単純なもの。
止めるリモコンは1つなので、どちらかがリモコンを操作したら片方は操作できない。
走行中、橋本は何とダンベルを窓に投げつけて割った。
このスポーツクラブはランニングマシンが外向きに設置してあった。
普通なら室内側に向けて設置すると思う……。
ビルの8階にあり、もしも足を踏み外すと転落死。
もし露伴が負けたらビル外に放り出されてしまう。
露伴はリモコンでマシンを止めようとするけど、
橋本は「ちゃんと勝負しろ」とリモコンを守り続けた。
ここでヘブンズドアーを使って橋本がシリアルキラーだったとわかる。

先に時速25kmに達したのは橋本だった。
露伴は間一髪で遅れた。
しかしヘブンズドアーで橋本に一瞬だけ書き込む。
それは「リモコンは露伴に使う」というもの。
それで橋本は露伴の方を止めてしまい、
自身のマシンは止まらず、橋本はビル外に飛んでった。
ただし、橋本はボルタリング経験者なので、
実は外壁にへばりついていると匂わせる終わり方だった。
なので続編がありそうな気がした。

岸辺露伴は動かないEP2「六壁坂」DVD

DVD付き限定版でアニメ化された六壁坂も視聴。
これも露伴が絡むのはちょっとなんだよね。
個人的には山奥の別荘を買いに行くエピソードが見たいのだけど……。

冒頭でニコラ・ド・スタールの画集を読んでるのだけど、アニメでは人名を出さなかった。
何か権利関係の問題なんですかね?

六壁坂と呼ばれる土地の大地主の娘「大郷楠宝子」が主役。
楠宝子は婚約者がいるのに庭師の男「郡平」と浮気していた。
手切れ金を渡して追い払おうと突き飛ばすと、ゴルフクラブに頭を打って死んでしまう。
何となく、郡平の方が強引に迫ったのかなって様子だった。

その時、楠宝子の離れに父と婚約者が尋ねて楠宝子はピンチとなる。
郡平の死体からなぜか血が流れ続けた。
それで傷口を縫って死体を冷蔵庫の上に隠すのだけど、それでも血は流れ続けた。
離れの床とか壁に血が噴き出して血塗れだったのに、
婚約者が合い鍵で入ると完全に綺麗になってた。
それでも血の臭いがするはずなんだよね。

楠宝子は死体を天井裏に隠して血を捨て続けた。

ここに露伴が来て、六壁坂の妖怪の噂を調べようとしていた。
そして露伴は楠宝子を本にして以上の秘密を知ったらしい。

六壁坂で楠宝子の娘と出会うけど、娘は突然転んで頭を打って死んでしまう。
露伴は娘が完全に死ぬ前にヘブンズドアーで自分と出会った記憶を消した。
すると娘は生き返って何事もなく去った。

露伴は妖怪が取り憑いていると評したけど、
乙雅三と同様の無意識のスタンドだと思う。

最後にオリ要素として億泰やミキタカや康一が来てた。
露伴はミキタカを本当に宇宙人かと疑ってたけど、本にすればいいんじゃ?w

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