極黒のブリュンヒルデ第14巻は、殺されたはずの研究員が魔女達を襲撃するエピソード。
他、小五郎が胚の独占の為に研究者を殺したりしてた。
極黒のブリュンヒルデ 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
前巻ラストでラブホに入った寧子と良太が外に出てくるのを、初菜が目撃。
寧子は初菜には「スパーンスパーン」はやってないと言うけど、
カズミへの説明では「スパーンスパーン」の途中で区切って無線に出た事で、カズミの勘違いを招くw
でもカズミはネットで監視カメラの映像を見て、
ラブホに入って10分で出たことから、やってないと判断してる。
理由は「いくら早漏でも、もちっとかかる」w
高熱のカズミが保険証が無いから病院に行けないと言ってたけど、
そこは情報操作で偽の身分証を作ればいいような……。
まあ今から作っても発行までは時間がかかるから間に合わないけど。
意識が不明瞭な患者はヴィンガルフの「室長」だったと判明。
魔女狩りの美樹は元は室長の部下だった。
意識を完全に取り戻したようだけど、その間の数ヶ月の情報がなく、
魔女達を「けじめ」として殺そうとしてた。
そこにストーカーの高屋が現れて室長と対決し、
魔女達はイジェクトされずに難を逃れる。
ここで都合良く高屋が助けに入った理由が「ストーカー」だったのは吹いたw
まあ本当は御都合主義だろうけど、高屋なら有り得ると思ってしまうし、
こういうシリアスに突然ギャグを混ぜる感覚は好きw
室長は疲労で倒れて捕まるけど、隙を突いて佳奈を人質に取る。
そこで急に良太の頭の中の佳奈人格が出現。
室長が誰にも言ってない「小学生の頃に隣のパン屋の女の子のパンツの中身を覗いた」という秘密を言い当てて、
佳奈が人格を書き込んだ話を信用する。
佳奈は室長を恨んでいないと話し、室長は魔女を殺す動機を失ってしまう。
室長は魔女狩りのヘリを強奪して宇宙人の受精卵を返すよう脅すけど、
美樹から「九は既に死んで、しかも妹を蘇生するという個人的な理由でラグナロクを起こしてた」事を知り、
ヴィンガルフに協力する目的すら失う。
行き場を失った室長は魔女狩りに協力するけど、
美樹が疑うようにスパイ目的な気がする。
ヴィンガルフの(背後の高千穂の)理念自体には心酔していたようなので。
もしも魔女狩りの行動が高千穂の理念を損なう場合は、
土壇場で高千穂に味方する気が……。
初菜は再生魔法があるからわかるけど、
室長の頭突きを喰らってた佳奈はかなり出血してたのに、
次の室長を尋問するシーンでは怪我の痕は無くなってた。
まあ初菜が治したのかもしれないけど。
良太を諦めると言うカズミと付き合うことになってた。
この気持ちの変化は初菜が魔女が叶えられる願いはわずかしかないし、
その希望が無くなったら自殺も有り得ると話したから。
2人はキスするけど、それ以上は無しw
カズミは高熱があるのに「朝ちゅん」に拘ってたw
研究所ではフリストにイニシャライザーを自発的に殺させる罠をしかけてた。
でもイニシャライザーは銃を奪って自殺。
フリストはその隙に研究所を破壊しようとするけど、魔法は不発。
実は部屋の周りにはドラシルが無数に埋め込まれていて、魔法を中和するしかけだった。
なのでイニシャライザーの自殺は無駄なこと。
新所長はフリストに自発的に殺人をさせて、
その抵抗感を無くす心理誘導をやってるみたい。
最後は小五郎が宇宙人の胚を預けた男を射殺するエピソード。
この男は胚を公表して世界史に名を残そうとしていた。
小五郎は男の反応を見て胚が本物の宇宙人だと確信。
そして用済みとなった男を銃殺してた。
それも「人類の進歩の為」と言ってた。
胚を小五郎が独占する事と、人類の進歩とのつながりは謎。
宇宙人の胚と人間の胚を合わせてキメラでも作りそうな雰囲気。
どうも高千穂と同じような考えを抱いているように見える。

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