異世界食堂第1話「ビーフシチュー」「モーニング」竜族の加護と魔族の落ちこぼれ

異世界食堂第1話「ビーフシチュー」「モーニング」を視聴してみた。
本好きの下克上で引き合いに出している感想があったので。
パッと見の雰囲気は教育アニメではなかった。
世界観は中世ヨーロッパ風で、リザードマンとか獣人もいる。

ビーフシチューを鍋ごと注文するドラゴン

余談だけど、異世界居酒屋のぶはがっかりとか言われてた。
どうも、アニメ化が不評だったらしい。
調べたら、一応24話はあるけど、今月中には見れない。
まあ、機会があったら異世界居酒屋も見てみようと思う。

異世界食堂の主役はレストラン「洋食のねこや」のコック兼マスター。
店内で食事中に獅子の獣人とリザードマンと剣士と神官っぽい白髪の爺さんが揉めてたけど、
騒ぎを起こすと二度と作らないとコックが宣言すると、みんな大人しくなった。
どうも、この世界では店主の料理がとても美味いらしく、ここ以外では食えないらしい。
なので、住人は店主に逆らえないみたい。
ムダに声優が豪華とツッコまれてた。
あと、飯テロアニメってツッコまれてた。
確かに料理の作画は精緻だった。
スプーンから滴る汁とか、わざわざ描いてた。
料理の塗りも精彩だった。

それから角の生えた女が来て、ビーフシチューを頼んだ。
この女は「女王さま」と執事っぽい魔物に呼ばれていた。
この女は「偉大なる6柱のうち1柱」らしい。
最初は1皿食ってたけど、実は鍋ごと注文していた。
その鍋を持ち帰ると、女はドラゴンになった。
ドラゴンの巨体から見て鍋はどう見ても小っさかったけど、
舌先でペロペロとビーフシチューを舐めてた。
なぜドラゴンに戻って食うんだｗ

魔族アレッタは盗み食いをした

ある日の朝、店主が目覚めて厨房に向かうと「向こうの人」が寝てた。
この女の子は魔族のアレッタで「魔術師のお屋敷」に入ったと勘違いして、店主に謝っていた。
どうも、調理具を錬金術の道具と思ったらしい。

回想になり、野宿していたアレッタが夜、ねこやの扉を発見。
閉店後の店に入って、厨房の鍋のコーンポタージュを勝手に食ってた。
そして、あまりの美味さに「これは夢だ」と思って寝てしまい、店主に見つかった。

アレッタは魔族の中では落ちこぼれだったらしい。
何の加護も受けてないし、魔力もただの人間並みだった。
なので王都に来て、給仕として働いていた。
しかしある日、隠していた角がバレてしまい、
魔族は王都にいられない為に、追い出された。

店主はアレッタの分も朝食を作って、一緒に食った。
どれもアレッタが今まで食べた事のない美味さだったらしい。
「メシの顔しやがって」と例の「性の喜びに目覚めたおじさん」みたいなツッコミがあったｗ

それから、アレッタはシャワーを浴びてた。
シャンプーを「魔導具」と呼んでたｗ
まあ、異世界の人物にはそう説明した方がわかりやすいんだろうね。

アレッタは洋食のねこやの給仕として働くことになった。
週一で銀貨10枚≒1万円くらいの給金だった。
ただし、10時間働くので時給1000円くらい。
それでも、そんなに貰えるんですかとアレッタは喜んでいた。

最後はドラゴンが眠りから目覚めて、飛んでった。
「我が財宝に新たに加わった者がいる」と言ってた。
つまり、アレッタのこと。
一方、アレッタは元の世界に戻って野宿していたけど、体が赤く光っていた。
ドラゴンは「我が財宝に傷一つつけぬ」と呟いていた。
どうも、アレッタにドラゴンの加護を与えたらしい。
魔神の加護を超えたってツッコまれてた。

EDの配役でも豪華キャストとツッコまれてた。
主役は諏訪部順一だし、大塚芳忠とか立木文彦が出てるものねえ。

想像してたのとは違ったけど、確かに異色の異世界物ではあった。
OPは何かライトな冒険ものってテイストで料理ネタとは思えない曲想だったけど、EDはバラードで優しい世界と言われてた。
面白いんで続きも視聴。