アニメ版ロードス島戦記第10話「火竜山の魔竜」は、シューティングスター討伐の結末。
アバンはパーンとカシュー側が魔竜と戦ってた。
魔竜のブレスを喰らって味方は雑兵はほぼ全滅。
パーンはいつもの無鉄砲で、
ブレスのリスクも顧みずに石弩を引いて、
火竜の片目に矢を当ててた。
この片目を失ったのが勝因となる展開かと思ったのだけど、
特にそうではなかった。
それをアシュラム側が遠目に見ていた。
ピロテースはアシュラムに警告するけど、
アシュラムは魔竜を倒したがってた。
原作でもアシュラムの動機は描かれてなかったと思うけど、
恐らく、マーモの次期皇帝になる為には魔竜討伐などの実績が必要だから。
ピロテースは、魔竜に挑むのは支配の王錫を手に入れてからと主張。
バグナードはピロテースの部下が報告に来たのを魔法で殺してた。
ディードの拉致に失敗した責を問われての事。
でも撤退指示はピロテースなんだけどねえ……。
悪役が部下を無慈悲に殺すのって定番のシーンだけど、
こういうのってアホなのかコイツと思ってしまう。
それなりに自分に隷属しているそこそこ有能な部下を殺すんだからね。
ダークエルフ族の実情を探る、密偵みたいなポジションだと思うのだけど。
パーン側は回想になって、
魔竜戦の直前の作戦会議をしていた。
槍を使って魔竜の懐を刺すというもの。
後半は火竜の片目を潰したシーンの続き。
アシュラム側は魔竜の寝倉に忍び込んで、支配の王錫を入手。
その上で魔竜と戦うべく寝倉から出ると、そこでパーン達と鉢合わせ。
で、パーンVSアシュラムの戦いになるけど、
パーンは剣を落として負けてた。
アシュラムがパーンにトドメを刺そうとすると、
そこに魔竜がブレスを吐いて、アシュラムは咄嗟に王錫を掲げる。
王錫はブレスすら寄せ付けない魔力があって、
アシュラムもパーンも無傷。
ピロテースはアシュラムの前に割って入り、
魔竜からアシュラムを守ろうとするのだけど、
ピロテースの実力じゃ庇うのは無理だろと。
それに、王錫に躊躇している魔竜の様子がわからんのかと。
この後、落石があってピロテースは崖から転落しかける。
アシュラムは咄嗟にピロテースの腕を握って助けようとする。
その隙にバグナードの手下が王錫を持ち逃げしてしまう。
こういう展開にする為にピロテースが割って入った訳。
こういうキャラクターの変な行動って何とかならんのかと思ってしまう。
一応、恋愛感情あっての事だけどねえ……。
魔竜討伐は結局は成功したのかな。
原作だと魔竜討伐に成功してるんだよね、確か。
で、パーン一行はドラゴンスレイヤーとして名を馳せる。
一応、パーン達は魔竜の喉元に槍を突き刺す事に成功してはいた。
魔竜は断末魔の雄叫びを上げたように見えた。
その尻尾も力なく地面に伸びたという描き方。
また火山の噴火と共に、その姿は落石の中に埋もれた感じ。
でも実は生きていたって展開があってもおかしくない。
アシュラムは魔竜のブレスを喰らうものの、
ピロテースが身を挺してブレスを防ぎ、ピロテースは死んでしまった。
アシュラムはピロテースを抱いて、
崩壊する岩場に立ったまま溶岩に呑まれた。
こんな展開は覚えてなかった。
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