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アニメ視聴記 あらすじと感想

原作マンガ進撃の巨人第30巻 座標の正体

投稿日:2019年12月10日 更新日:

進撃の巨人第30巻を読了。
特装版もあったけど特典は小冊子で、ショートストーリーが27編あるらしい。
前の小冊子はあまり面白くなかったので、まあ今回はいいかなと……。

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第30巻の内容は、前半はマーレ軍との戦いから一転、後半は始祖ユミルの世界の話だった。

ジーク&エレンの接触は成った

狙撃されたジークは、掠めた程度かと思ったら背中がざっくり抉れてた
ジークは叫びでファルコもろとも巨人に変えてた。
コルトはわざわざジークの前にファルコを連れて脊髄液を飲んだと訴えた。
後ろからガビが馬に乗って駆けつけてたけど、遅かった。
てか、最初から馬を調達してジークと反対方向に逃げれば良かったような……。
なんで連れて来たんだか……。

コルトはファルコを抱きしめて、巨人化の爆発で死んでた
ファルコはジークの命でライナーを食おうとしたけど、
ジークが再び狙撃されてそのコントロールが途切れたらしい。
ガリアードはわざと生身のままファルコに近づいて自分を食わせた

ジークは再狙撃で死んだ……と思いきや死んだフリだった。
エレンは硬質化で本体が脱出して、ジークと合流しようとした。
……ところが、コルトの狙撃銃でガビに首を撃たれて首が吹っ飛んで死んだ
重要キャラをあっさり殺すのが進撃なので、
まさかエレンが死ぬのかと思ったけど、死んでなかった。
正確には、死ぬ寸前にジークとエレンの頭部が触れて「座標」に転移していた。

それにしても、ガビはなんでエレンを殺そうと思ったんだろう。
ジークにはまだ聞きたい事があったんだろうか?
ジークは負傷して地面に伏せていたので、
確実に2人の接触を阻止するにはジークを狙うべきなんだよね。

座標は始祖ユミルの異空間

座標とは砂漠のような異空間で、現実世界とは時間の流れが異なるらしい。
異空間で数年経っても、現実では1秒も経過してないっぽい。
BLAMEのネットスフィアっぽい。

座標には始祖ユミルがいて、土から巨人を作っていた
それも長い時間をかけて1人で土をこねて作っていたらしい。
とは言え、現実世界では1秒もかかってない。

ジークは始祖ユミルにエルディア人の安楽死を命じるようにエレンに指示した。
しかし、エレンは拒否した。
やっぱ、話を合わせていただけだった。

ところが、ジークはエレンを試しただけだった。
始祖ユミルは王家の血筋の命令しか聞かない奴隷らしい。
ジークは異空間で長い時間をかけて不戦の契りを克服していた
なので、地ならしをやろうと思えばできたらしい。
正確には、始祖ユミルに命じるとやってくれる。
じゃあ、始祖ユミルに自害せよと命じれば巨人の力はなくなるんじゃ?

ただし、ジークはエレンの洗脳を解くべく、過去の記憶の旅を始めた。
ジークがエレンの洗脳を解こうと思ったのは、
エレンが裏切っても「兄さん」と呼んでたからじゃないかな……。

グリシャの記憶

グリシャはエレンが幼い頃から既に王家の地下室を突き止めていた
ただし、途中で引き返して復権派の使命を中断していた。
家族の為に躊躇したらしい。

それからグリシャの地下室で「ジーク、ごめんな」という寝言を言ってた。
ジークはこれを聞いて驚いていた。
グリシャはジークの事など忘れていると思ってたらしい。
記憶の旅はジークやエレンの姿は見えないはずなのに、
グリシャは中年のジークがいるかのような夢を見たようで、
目の前にジークがいるかのように「そこにいるのか」と聞いてた。
おそらくグリシャは、エレン視点での未来の記憶を夢と勘違いしていた。

ジークはエレンの9年間の成長を見て、洗脳など受けてなかったと気づき始めた。
エレンは自分の意志で自由を手にしようと決めていただけ。

グリシャはレイス家を殺せなかった

グリシャが地下室を見せようと決心したのは、
エレンが「今までに死んだ人の命が無駄になる」と訴えて調査兵団に入ろうとしたから。
同じ台詞をフクロウ(クルーガー)に言われてたんだよね。

たまたま同日に巨人の襲撃があり、グリシャは王家の地下室に向かった。
フリーダはユミルの民の裁きの日と考えていたらしい。
エルディア人だけが死ねばいいと。
なので、グリシャは進撃の巨人となってフリーダ達を殺そうとした。
……とは言え、実際には土壇場で怖じ気づいていた。
かつてエレンが「父親に失望した」と嘆いたのは、実行を躊躇ったからだった。

グリシャは進撃の巨人は未来の継承者の記憶をも見れると、フリーダに教えていた。
なので、自分がフリーダ達を殺す未来を既に見てたらしい。
なのに、実行しなかった。
フリーダもジークの進撃の巨人の真の力を知らなかった。

ところがここで、エレンが過去のグリシャに干渉した。
これも進撃の巨人の力らしい。
犬に食われた妹やダイナ、クルーガー(フクロウ)に報いる為に進み続けろと煽ってた。
そして、グリシャはレイス家抹殺を実行した。

グリシャはエレンの先の記憶も見ていた
曰く「あんな恐ろしい事になるとは……」らしい。
グリシャは未来のジークが自分を見ている記憶を見たようで、ジークに謝罪していた。
また、エレンを止めてくれとも頼んでいた。

始祖ユミル

異空間に戻ったジークは、始祖ユミルにエルディア人の生殖機能を奪えと命じた。
エレンは鎖を無理に引っこ抜いて、指を引きちぎりつつも始祖ユミルを追った。

……と思いきや、始祖ユミルの回想になった。
始祖ユミルはエルディアに仕えるただの奴隷だった。
エルディア人がユミルの一族を滅ぼして、奴隷にしていた。

始祖ユミルは豚の逃亡の責任を仲間からなすりつけられて、追放された。
しかしそれは、表向きの処罰で、矢を射かけられて追われてた。
そして逃げ込んだ先の木の虚から地底湖に転落して溺死した。
……と思いきや、地底湖にいた脊髄型の虫のような生物と融合した
これが始祖の巨人の誕生だった。

中間の経緯は描かれてないけど、どうやら始祖ユミルは巨人の力をエルディアの為に使ったらしい。
道を作ったり、開墾していた。
なのに、始祖ユミルはずっと奴隷のままだった。
頭の弱い子なんですかね……。
その褒美として、フリッツ王の子種を貰っていた

始祖ユミルは、マリア、ローゼ、シーナの3人の娘を産んだ。
その後、フリッツ王の暗殺から身を挺して守って死んだ。
始祖ユミルは巨人の力が使えなかったのか、使わなかったのかはわからない。

フリッツは始祖ユミルの死体をマリア、ローゼ、シーナに食わせてた。
それで巨人の力は継承された。

この世を終わらせる

回想後に異空間に戻ると、エレンが始祖ユミルを抱いて「この世を終わらせてやる」と訴えた。
また、始祖ユミル自身が決めていいとも訴えた。
お前は奴隷でもないし神でもない、ただの人だとも。
2000年前から誰かを待ってたんだろ」と指摘すると
自分の意志などないような始祖ユミルは泣いて覚醒した。
この辺、ヒストリアがエレンに「普通の人」と言われて驚いてたのに重なる。
始祖ユミルは全ての巨人の能力を持ってるはずで、
未来を見る力もあるので、エレンがこの台詞を吐くのを見てたのかもね。

シーンが現実に戻ると、壁内の超大型巨人が全て覚醒した
エレンは首から脊髄が伸びて、胴体に繋がり、巨人になっていた。

この世を終わらせるとは、前に言ってた「海の向こうの奴らを駆逐」って意味では済まないよね……。
まさかの人類絶滅エンド?

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