アニメのがっこうぐらしが終わったので、原作を読みたくなった。
ニコニコで半額だったのも理由w
1巻6話でアニメのダイジェスト版って印象。
アニメは原作に無いエピソードやカットを増量してたみたいですね。
第1話のラストで、ユキが誰もいない廃校舎でクラスメイトと会話してるのはアニメと同じだけど、
アニメは20分くらいほのぼの描写が続いてからアレだったので、かなり効果的だったかと。
マンガ原作だと20ページくらいなので、ほのぼの描写が足りない感じ。
原作の第1話では、みー君はいない。
アニメではみー君救出後から第1話スタートで、みー君視点でユキの異常さを見るという改変がうまかったと思います。
原作でユキの異常性が明らかになるカットは誰視点でもなく、というか神視点というか。
クルミが見回りの最中に見つけたゾンビ女子生徒を殺すのも同じだけど、
そのゾンビ女子生徒が落とした携帯のプリクラ写真に、クルミが好きだった先輩らしき人物が写っていたというのは、アニメオリジナル要素。
それでクルミが殺すのを躊躇するけど、原作では普通に無慈悲に殺してるだけ。
メグ姉が日誌=遺書を書いてるのも同じだけど、原作では「ユキの時間が止まった」のは自分のせいだと書いてる。
アニメではこの台詞は無かったような……。
ユキがおかしくなったのはメグ姉が死んだせいと思ってたけど、
原作だとメグ姉がまだ生存している段階でユキがおかしくなってることになるので、
原作とアニメでは別の出来事が原因になってるのかなと。
キャンプ回で深夜にメグ姉が見回りに来るのは、原作どおり。
キャンプの場所は放送室になってるけど、アニメではどうだったかな……描写は無かったような。
アニメでは放送室はメグ姉が死んだドアの先にあるので、放送室ではないはず。
ユキが夜中にトイレに行く為にクルミが護衛してるけど、
「雨宿り」で校舎に入ったゾンビと遭遇して、それを「不良」かもと嘘をついてる。
ユキはゾンビを「何か怖いもの」という認識は持ってる感じ。
クルミはゾンビに囲まれてピンチになるけど、ユーリが機転を利かせて校内放送で下校の放送をして、ゾンビが校舎から帰ってる。
このトイレエピソードはアニメではカットされたようだけど、校内放送でゾンビを帰宅させる要素は第12話に採用されたやつ。
あれはアニメオリジナルの改変ではなかったわけだけど、原作だとあまり御都合主義には感じないです。
と言うのも、2階に放送を流したと言ってるので、単に音に反応して立ち去ったように見えるので。
鳩を捕まえて手紙をつけて放すというのも原作どおりだけど、
この鳩の名前が「アルノー・鳩錦」なのに、アニメでは「アルノー・鳩錦2世」。
なぜ2世を付け足したのか謎。
それと、原作ではユキ、ユーリ、クルミの3人が手紙を飛ばして、その一部をデパートに潜伏してるみー君が目撃してる。
アニメではみー君救出後に手紙を飛ばしていたはず。
あと、ユキがちょくちょく記憶を取り戻しかけているけど、
頭痛が起きて思い出しかけていたことも忘れる、という描写が既に1巻時点にありました。
アニメでは第11話になるまで出なかった描写。
どっちかと言うと、アニメでユキの記憶が戻ったシーンは唐突感があったので、
以前からちょくちょく記憶が戻りかけていた、という原作の方が違和感は無いかと。

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