ヒストリエ第2巻 スキタイの奴隷

ヒストリエ第2巻を引き続き読了。

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)
拳闘のシーンはやはりエウネメスの夢の女の動きを真似て、上級生達を逆襲している。
でも細腕のエウネメスが比較的ガタイのいい上級生に逆襲するのは、ちょっと違和感がなくはない。
それから奴隷になったスキタイ人が手足の鎖を外して貰えるようになり、誇り高い戦士だったそのスキタイ人は主人一家を斬殺。
この巻でも手足切断のグロシーンが出てる。
スキタイ人の戦士は、ろくに戦いの経験がないであろうカルディア市民兵を次々に斬殺。
途中でボケっと事態を見ていたエウネメスは、そのスキタイ人に人質に取られて往生している。
でもスキタイ人はエウネメスを盾に利用して市民兵を殺したものの、その後エウネメスを解放してる。
この理由はあとでわかるけど、実はエウネメスはスキタイ人の子だったから。
ただし、この設定は創作。
エウネメスは元々スキタイ人の子で、養父が赤子のエウネメスに特別なものを感じて養子にしたという設定になってる。
この巻で気づいたけど、エウネメス私書録という架空の書物に基いてマンガ化しているという体裁らしい。
これが物語にリアリティを与えている。
このスキタイ人はエウネメスのあとをつけてエウネメスの父を殺してしまう。
しかしそれは部下のしわざ。
エウネメスは部下が父を殺してスキタイ人のせいにしたと見抜くけど、逆に自分がスキタイ人を逃がそうとしたと疑われて、立場が逆転する。
まあ物語展開上、カルディアから出奔する必要があるので、少年時代に何か事件に巻き込まれるエピソードが必要なんだろうけど、エウネメスが一度は見逃したスキタイ人のことを密告したのはちょっと不思議。
黙っていればよかったのね。
瀕死のスキタイ人に水を渡すくらいなのに、なんで急に良心的市民感情がわいて密告したのやら、エウネメスの心理がちょっとわからない。
水を渡したことも、そうすればスキタイ人が油断すると思ったから、その隙に居場所を伝えようと思ったとでも言い訳すればいいのに、と思ってしまう。エウメネスは頭がいいわけだから。
密告も実父か実母に言えばいいのに、部下にしか言わないから策略に利用されてしまうし、頭悪いなって思ってしまう。
まあ子どもなのでしょうがないとも言えるけどさ。
部下にハメられて奴隷の身になってしまってるけど、自分は市の所有物で品質を管理する必要があるという言い分で、普通の奴隷とは異なる過ごし方をしてるのが面白い。
その後、養父の奴隷から自分が赤子の頃に養子となった経緯を聞いてるけど、ここでもまた人体切断グロが出てる。
エウネメスの母は凄腕の戦士で、スキタイ人を奴隷にしようと企む養父の抱える兵士達を次々に斬殺した。
しかしエウネメスを人質に取られて、抵抗を放棄。
そして兵士達に次々輪姦されて、最後は腹を引き裂かれて死んでる。
古代ではザラにあったエピソードなんだろうけど、今後もこういうエピソードを所々出すのだろうねえ……。

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