ヒストリエ第6巻

ヒストリエ第6巻も読了。
この巻も平和的なエピソードだった。
その代わり、物語はあまり動いていないので退屈だった。

ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)
第6巻はどちらかと言うと、アレクサンドロス(三世)が主人公だった。
表紙にも描かれているので、表紙の印象通り。
アレクサンドロスはどうも二重人格らしい。
もちろんこれも創作。
アレクサンドロスの親友で男色関係にあった、ヘファイスティオンがもうひとりの人格ということになっている。
アレクサンドロスのときは顔に蛇の模様があり、ヘファイスティオンのときは無いという描写で区別がつくようにしている。
アレクサンドロスのときは、乙女っぽい性格。
ヘファイスティオンのときは、ちょっと冷淡。
アレクサンドロスは自分が二重人格と気づいていないのに対して、ヘファイスティオンはアレクサンドロスの存在に気づいている。
この設定が今後どう関わるかは読めない。
乗馬に慣れるよう王から命令されたエウメネスは、その最中に思い出した記憶から、自分の母の形見と思われてたメダルが実は馬の鐙だったと気づく。
そのメダルにはペルシアのゾロアスター教のシンボルマークが描かれているので、自分の母はペルシアと友好があったとエウメネスは思っていた。
しかし鐙に使っているということは、そのマークを踏むということで、ペルシアとは敵対していたと気づく。
別にマークを踏むから敵対とは限らないと思うのだけど。
当時の世界ではそういう意味になるのかねえ。
アレクサンドロスとその学友が馬で遠出をして、アレクサンドロスは崖を馬で飛び越えている。
ここで学友も飛び越えようとして転落。
滝壺から救助されても意識がない。
そこでアリストテレスが何と人工呼吸をして蘇生している。
この時代にはさすがに人工呼吸は無かったろうと思うので、創作だろうけど。
転落した学友のハルパロスは数学が得意だけど、運動はからっきしというキャラで、このキャラこそが史実のエウメネスじゃないかなあという気がする。
オリュンピアスというアレクサンドロスの母が兵卒とセックスしてるシーンがある。
この当時、王妃が兵卒とセックスするなんて普通のことだったのかねえ。
自分とセックスさせることで、自分への忠誠心を高めていたのかもしれないけど。
でも具合は良くなかったようで、途中でやめている。
そこにヘファイスティオンに変わったアレクサンドロスがやってきて、化粧粉を貰っている。
化粧粉なんてどこにでもあるだろうに、よりにもよって母の情事中に母の寝室に入っているのだから、何か裏があると思うのだけど。

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