新アニメ版キノの旅第4話「船の国」は、そのまま船の国。
シズが主役で、前半はキノは登場してない。
このパターンも旧作アニメでは無かった。
シズと従者の犬のリクは
船の主トウノ一族の長はヘルシングの少佐の飛田展男で、
「少佐」とか「カミーユ」とか弾幕が出ていたw
シズは滞在中の扱いとして肉体労働を選んでた。
一方、支配層に協力して民衆を監視する労働だと好待遇だったらしい。
それでトウノ一族は驚いていた。
シズとしては特権的な立場にトラウマでもあるのかな。
元は歪んだ国王を父とする王子だもんねえ。
シズは無口なティという少女に案内され寝室へ。
ティはなぜかシズに懐いていた。
恐らくシズが旅人だから。
と言うのも、ラストでティは旅人の両親から産まれたとわかるので。
実は同時に同じ旅人のキノも乗船していたのだけど、
キノは父親や母親をイメージさせる年齢じゃないので……。
それとキノは初めから民衆の監視をしていたっぽいので、
ティとは何の接点もなかったはず。
ティは雨宿りでシズのコートを雨具代わりにして、その雨音に聞き入っていた。
意味の無いシーンは描かないはずなので、
たぶんティが赤子の頃の記憶に同じような雨音の記憶があるんじゃないかと。
この船はあちこち浸水していた。
シズが船内を見回ると143箇所が壊れていた。
故障を放置してたのは修理する技術が失われていたからとリクは推理。
それでシズはトウノ一族に船の修理を直談判。
しかしトウノ一族は心配ないと一蹴。
それでシズは刀でトウノ一族を脅して修理を強要しようとした。
シズに立ちはだかったのはキノだったので、2人は戦いを中断。
キノはリクの名は覚えていたけど、シズの名は覚えてなかったw
トウノ一族はそれを見て初めからグルだったと勘違いし、
2人が目指している大陸に向かわない針路を取ってしまった。
と言う訳で、シズとキノが共闘してトウノ一族に反旗を翻してしまう。
船首は簡単に制圧。
トウノ一族の長は何とただの人形だった。
AIが人形に搭載され、船の行き先を決めていた。
人形はシズが次の王になれと宣言して動かなくなった。
元から機械の寿命だったのかもねえ。
人形自体もメンテナンスされてなかったのだろうと。
ただAIだったのなら、修理の方法とかもインプットされてないのかとw
シズは船を大陸に接岸。
でも船の民は大陸での生活など興味が無かった。
しかも船が沈む事を信じず、旅人を否定して再乗船しちゃう。
シズに君も船に戻れと言われたティは、なぜかシズの腹を刺した。
ティは実はティファナという名だった。
ティファナは元は旅人の子。
船内で産んだものの両親はティファナを捨てた。
ティファナは船の民ではないので船の民から冷遇されてた。
それでティファナはAIが面倒を見ていたらしい。
そのAIをシズに殺された。
ってか、既に寿命だったようにしか見えなかったけど。
ティファナには戻る場所なんて無かった。
もしかしたら、今までに何度も旅人に近づいて船の外に出ようとしてたのかもね。
シズが初めて一緒に下船した旅人だったのに、
シズは一緒に来なくても良いとティを捨てようとしたので刺したと。
シズは腹の傷のせいで瀕死。
それでティはなんと手榴弾で心中しようとしてたw
それをキノが撃ち飛ばしてた。
今話はここで終わりだった。
Cパートはキノとシズが別れを告げるシーン。
瀕死のシズはキノが手当したらしい。
エルメスとの会話でキノはシズと再会したら「死ぬ程驚くかもね」と言っていた。
アニメ化に当たって旧作に無かったエピソードを入れ、
Cパートもカットせずにこの台詞を入れた以上、何らかの伏線でしょうね。
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