すずねマギカ第2巻は発売日が伸びたけど、届いてたので読んだ。
その感想と考察。
第5話でハルカの願いが「姉を消したい」だったと回想で判明してる。
じゃあ姉はこの世にはいないのだねえ。
はじめから生まれてないことになってるのか、何かで死んだことになったのかは不明。
1巻を読み返しても、姉の描写はハルカの回想にしかない。
ということは、生まれてないことになってるんじゃないかな。
心の隙を突かれて魔女結界に取り込まれたハルカは、ちゃんと魔女退治してる。
でも姉を消した後悔の念と、魔女退治での消耗とでソウルジェムが濁り、ハルカは魔女化してしまう。
このハルカの魔女化をアリサとマツリが目撃してしまい、魔女システムがもうバレてる。
QBの目からビームが出てプロジェクターみたいにどこかに投影し、
すずねの過去を映像で見せているけど、こんな能力あったの?w
と笑ったけど、まどかマギカ本編でもまどかにQBが家畜の映像を見せていたわけで、
別にすずねマギカのオリ要素とかじゃないね、よく考えると。
回想では、すずねはツバキという魔法少女に憧れて魔法少女になったらしい。
すずねの能力は、倒した魔女の能力を上書きできる能力と言ってる。
その後、すずねのソウルジェムをグリーフシードで浄化していたツバキは、すずねの目の前で魔女化してる。
すずねはツバキを倒して、その能力を上書きし、手に炎のようなものを燃え上がらせつつ「この力で」と言ってるので、炎の魔法はツバキの魔法だね。
一方、すずねはテレポートのような魔法でハルカの元に向かっていた。
テレポートはすずねの本来の魔法で、吸収した魔法と2種類の魔法が使えるんだろう。
でも、ツバキのように魔法少女になりたいという願いが、
なぜテレポートという魔法になるのか、
なぜ能力吸収になるのか、
なぜ2種類の魔法があるのかはわからない。
回想中で、ツバキが親戚のおばちゃんが亡くなったときにその名前を書いてお守りに入れている。
そうすることで、その人と一緒にいられると。
すずねが殺した魔法少女の名前をお守りに入れるのは、供養的な意味があるのだろうね。
また、ツバキの回想ですずねの両親が殺されたようなカットが出ている。
たぶんすずねの両親は魔女に殺されてる。
ツバキはすずねよりも年上に見える。
雰囲気は20歳超えてそう。
中高生ではなく、大学生くらいな印象。
両親を殺されてすずねを引き取って一緒に生活しているのだろうし、
自宅にツバキとすずねしか登場していないから、
合わせて考えると、ツバキは社会人でもおかしくない。
マミのように金持ちの子で両親の死後に遺産で暮らしているのかもしれないけど、
大学生くらいって印象は合ってると思う。
アリサの回想でチサトの願いは父親を更生させることだったと判明。
売れない絵本作家で酒乱だったらしい。
その代わり父親は絵本を描かなくなったと。
チサトの願いに比べて「強くなりたい」とかいうしょうもない願いだったアリサは、魔女システムのこともあって、魔法少女なんかになるんじゃなかったと後悔してる。
この後悔がソウルジェムの濁りを加速させると思うのだけど、そういう描写はなかった。
マツリの願いは目が見えないのを治したらしい。
だから気配を察知する的な能力なわけだ。
黒幕的な魔法少女のシルエットが登場してる。
その子との会話でQBが「そろそろタイムリミット」「ヒントをあげた」と言ってる。
アリサとすずねは戦うけど、マツリは蚊帳の外。
しかしマツリは何かを思い出す。
マツリが何かを思い出したのを見計らって、黒幕的な魔法少女がマツリの目の前に現れている。
マツリの記憶には、すずねの姿と、黒幕少女のような姿が登場している。
マツリとすずねは知り合いだった?
黒幕少女がマツリ達の記憶を操作したのかねえ。
この黒幕少女の狙いは、すずねらしい。
なんとなく、かずみマギカがオーバーラップした。
かずみマギカも記憶操作があったわけで。
あとがきマンガで「いよいよクライマックス」と言ってる。
魔女システムがバレるのも早いし、QBが言う「タイムリミット」も含めると、全3巻で終わるのかな?
魔法少女すずね☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

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