この巻からアニメ版最終話の続き。

進撃の巨人(9) (講談社コミックス)
ミケが死ぬのが意外だった。
割りと主要キャラでもバンバン殺すよねえ、このマンガは。
死ぬときに「やだあああ」「やめてええ」と女言葉で断末魔の叫びを上げるのはちょっと笑ったw
イルゼ・ラングナーの手記に出ていた「ユミル」と同じ名前の女が、クリスタとつるんでいる黒髪女。
確実に巨人側だろうね。
このユミルと一緒にいる子がクリスタなわけで、壁の秘密を話す権限があると。
でもクリスタ自体は何も知らなさそうに見える。
サシャが村の逃げ遅れた女の子を逃がす際に「走らんかい」と叫んだことで、逃げることに消極的だったその子が急に走りだすけど、「走らんかい」とはその村の言葉だったのだろうね。日本語ではうまく描写できてないけど。
この子は「村の誰も自分たちを助けずに逃げた」し、「自分も何もせずに母を見殺しにしてた」と絶望的になっていた。
巨人が母を食っている側で何もせずに膝を抱えていただけなのは、母と一緒に死ぬつもりだったのかも。
そこへサシャが助けに現れるけど、始めは丁寧口調だったことでその子は部外者のような目で見ていた。
サシャが丁寧口調で逃げてくださいと言っても、自分に何の関係があるの?と言いたげな表情だった。
なのにサシャが「走らんかい」と怒鳴ると、急に我に返って逃げ出した。
つまり、村の言葉で怒鳴ることがその子に「助けてくれる人がどこかにいる」と信じさせる効果があったわけだ。
村の人は誰も助けなかった=この世に自分を助けてくれる人はいない、という思い込みが、
村の言葉を話す人が助けてくれた=この世に自分を助けてくれる人がいる、という希望に変わったのだと思う。
コニーの実家に寝ていた手足の細い巨人が「おかえり」としゃべったことから、巨人は元人間なんだろうね。
・壁には穴がなかったことや
・コニーの村が壊滅していたけど死体がなかったこと
・逃げたにしては馬が放置されていたこと
・手長猿巨人が他の巨人をコントロールしていたこと
を合わせると、手長巨人が人間を巨人化させる技術でコニーの村の住人を巨人化させたように思える。
コニーが巨人が母親に似てたと言い出すとユミルが急に笑い出すシーンは面白かった。
ユミルはライナーが言うようにわざと誤魔化したのだろうけど、コニーを励ます狙いではなくて何か巨人のことを知ってる風に見える。
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