反戦活動家が脱走兵を匿っていたけど、その兵士が脳浮腫となってしまったというエピソード。
間黒男が住んでいるアパートの隣の住人がその活動家が潜伏していた場所で、
普通の病院には行けないので、間黒男に声がかかったと。
余談だけど、活動家の女が毛先がはねている髪型で、
1960年代にこんな髪型あったのかなと違和感。
あったのならいいけど、なんか舞台が現代っぽく感じるので……。
この活動家はめちゃくちゃ自己中で、
自分の理念が絶対正義と信じて疑わないタイプ。
ゆえに、他人にも間黒男にも平気で自分の言いなりになるよう威圧。
でも、自分では威圧なんかしてるつもりはなさそうって感じのキャラで、
コメントではプロ市民とか言われてましたw
医師免許が無い身分で手術するのは違法で、
そんなことをしたら正規の医師にはなれないってことで、間黒男は苦悩してましたが、
急に間黒男の良心らしき自己像の幻覚のようなものが出現して、
間黒男がその声を聞いて苦悩するけど、
このアニメは手塚プロ公認のはずなので公式設定なわけですよね。
こんな良心の声を聞くようなキャラだったのかなと。
若い頃はそうだったんですかね。
マンガのようなデフォルメ絵だと、天使の声と悪魔の声のようなベタの表現があるけど、
リアルな描画で良心の擬人化みたいなことをやると、
本当にそういう幻覚を見ていると受け取ってしまい、違和感が無くはないですね。
手術は脳圧を逃がすために脳を開くというだけ。
脳浮腫自体は自然治癒。
例によって手術は「完璧」と評される腕。
患者は実は活動家の調査の為に潜入したCIAだったことで、
完璧な腕のせいで医学生ではなくて何らかのスパイと疑われたっぽいんですが、
その辺の具体的な説明はないまま。
間黒男は警察に逮捕されるけど、
CIAとしては工作員の記録を日本政府の元に残したくないので、
間黒男は何もしなかったという事になり、釈放。
これが無免許医になったきっかけかなと予想してたので、ちょっと肩透かしw
冒頭でも「無免許医になってしまう」とか思わせぶりなセリフを言ってたし。
あと、産婦人科という器具が調達できない環境での手術だったので、
脊髄液を利用して間接的に脳圧を計るというシーンも。
脊髄に注射針を刺してたけど、そんなことして大丈夫なんですかね。
まあちゃんと医学的な考証はやってるんだろうけど。
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