剣風伝奇ベルセルク第10話「貴きもの」感想

ベルセルク第10話「貴きもの」は、ユリウス暗殺の結末と、
ガッツのグリフィスへの信頼が揺らぐエピソードだった。
暗殺自体は難なく成功。
物語が大きく動く伏線回で、面白かった。

ユリウスには息子がいて、息子に剣術を厳しく指導していた。
この息子はどうも親の愛に飢えていた感じ。
ユリウスは王族の定めだと冷淡に応じてた。

ユリウス単身で自室にいるところをガッツが襲撃し、一刀で斬殺。
ただし逃げる際にその部屋の前で息子と鉢合わせてしまう。
たぶん父と何かしらの会話をしたくてやって来た感じ。
ガッツはやむなく息子も殺すけど、咄嗟に手が出た事にショックを受けてた様子。

物音を聞きつけた衛兵もやって来てガッツは見つかって逃げる。
入ってきたのは窓からなのに、なぜか階段を降りて逃げてた。
元々どういう逃走経路を予定してたのか謎。

ガッツは一応フードは被ってたけど、バレバレな気がするw
フードを覆って顔が見えない方が作画も楽だろうに、
ガッツの顔が見えるように描写してた。

ガッツは追っ手から逃げる際に矢を受けてしまう。
この矢傷が証拠となって暗殺の実行犯とバレる予感。

ガッツはグリフィスに報告しに行くけど、
グリフィスは姫と2人で会話してた。
キャスカはガッツを止めるけど、
そこでグリフィスの本音を聞いて2人ともショックを受けていた。
それは、グリフィスにとって鷹の団は大切な仲間だけど「友」ではないと。
グリフィスが思う友とは、自分の夢の為にグリフィスが邪魔になるなら、
グリフィスにすら立ち向かう者だと。
これがサブタイトルの意味かと。

ガッツは前に「何の為に生きるのか」と自問自答して答えは得られず、
「今はグリフィスの為に」と納得してたけど、その問題意識が再び現れた感じ。
ガッツが暗殺を請け負ったのも、グリフィスを友だと思ってたからだと思うけど、
グリフィスはガッツを友とは思って無かったことになる。
でも、グリフィスが姫に語ったのは一般論であって、
ガッツだけは例外と思ってる気がする。
そこまでは説明が無かったので、ガッツは誤解してしまったという印象。

この話を聞いてた姫は、こんな話を男の人から聞くのは初めてと言ってた。
どうも姫の周りの男どもは姫を人間扱いしてない気がする。
姫という身分の女が欲しいだけの男としか接触してない印象。

最後は大臣がグリフィスに話しかけて、
グリフィスの暗殺未遂は宮廷内の者がやったという噂を教えていた。
もちろん暗殺未遂は大臣の発案なのだけど、
知らんふりをしてグリフィスの反応を窺っていた。
グリフィスは始めはただの噂話と相手にしない態度だったけど、
立ち去ったフリをして振り返り、大臣のその後の反応を見てた。

この時の大臣は向かってくるグリフィスと偶然会って、
すれ違いざまに声をかけた体だったけど、
話を終えるとやって来た方向に戻ろうとしてた。
本当に偶然のすれ違いなら、そのまま先へ歩こうとするはずで、
やって来た方向へ戻るのは、始めからグリフィスに話しかけるのが狙いだったことになる。
また大臣はグリフィスが見てないと思って、悪巧みを考えているような表情になってた。
これでグリフィスは自分の暗殺を指示した黒幕は大臣だと確信したようで、
大臣を白眼視で凝視してた。
次は大臣暗殺をガッツに命じるのかも。
でもガッツはグリフィスへの信頼が揺らいでいるから、請け負わないかもしれない。

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