攻殻機動隊 STANDALONE COMPLEX Solid State Society 人形遣い編の亜種物語

攻殻機動隊SACの劇場版「Solid State Society」を、Amazonの100円値引きクーポン消費目的でレンタル視聴。

傀儡廻しというハッカーによる連続自殺洗脳事件のエピソードだった。
1度では意味がわからなかったので、部分的に数回視聴した。

草薙は9課を去り、トグサがリーダーとなっていた。
SAC第2期の後のエピソードらしい。

これは10の力で1つの事件を解決するよりも、
8の力で3つの事件を解決するという理念で、
荒巻が組織を拡大したから。

トグサはマテバ(マテバ社のオートリボルバー)を使わなくなっていたけど、
9課のリーダーとなったのが大きいのかな。
トグサ自身は東に「(マテバへの拘りを)別に捨てちゃいないさ」と返答してたけど。

でも、トグサのリーダーシップにバトーは不服があるっぽい態度だった。

冒頭はシアークという架空国家のカゲル大佐の自殺。
トグサと東が止めようとして失敗。
バトーが「個人的推測による独自捜査」をやっていて気付いたらしい。
バトーは草薙の痕跡と思わしき事件を追って、
カルマ将軍へ忠誠を誓う入れ墨男の自殺の捜査していた。
カルマは日本へのテロを予告していたらしい。
カゲル太佐は当初、公安への身柄拘束をむしろ喜んでいたらしい。
カルマとカゲルの関係性がよくわからない。

カゲルは軍用の瞬発麻薬を使って錯乱してた。
「傀儡廻しが来る」と訴えて自らの頭を撃った。

ここで草薙のシーンに変わって「傀儡廻しか……悪くない名だ」と呟くのと、
冒頭からずっと9課の無線を盗聴してたので、
いかにも草薙がカゲルを操っていた黒幕に見えた。
何か事情があってカゲルを自殺に見せかけて殺したのかなって印象。

荒巻は茅葺にカルマ将軍の捜査を上申してたけど、茅葺は拒否。
理由はよくわからない。
外交問題でナーバスだったからと荒巻は推測していた。

9課が勝手に捜査してカルマの潜伏先を突き止めると、
カルマは既に自ら医療用のケーブルを引き抜いて自殺していた。
部下との通信ログにはマイクロマシンを利用したテロの計画が残っていた。
しかし部下が次々に自殺してたので、テロは中止。
9課はむしろ部下の自殺がテロの引き金と見てたらしいけど、逆。
また「傀儡廻し」というキーワードも残っていた。
この辺も草薙が暗躍している印象だったけど、半分当たりだった。

バトーが「独自捜査」でとある病院に向かうと、草薙が何かを盗んでいた。
この病院にはバシャバという入れ墨男がいた。
バシャバはなぜか工業用ロボットのような蟹型のロボットで草薙を襲撃。
バトーは草薙を援護するけど、
バシャバのロボットは暴走し、
コクピット内で頭を撃って頸椎損傷で死亡というオチ。
バシャバは別に傀儡廻しに操られていたわけではないらしい。
草薙はバトーにSolid Stateには近づくなと言い残し、
バトーの車をパクって逃走w
この辺は似たようなエピソードが攻殻機動隊1.5にあった。

一方9課は、カルマのログから子供達にマイクロマシンを埋め込んで、
テロに利用しようとしていたと突き止めていた。
しかしマイクロマシン埋め込みは未然だった。
記憶は書き換えられていた。
両親の記憶は無くなってた。
記憶していた住所には老人がいただけ。
この老人は医療ネットで介護を受けていた。
この医療ネットの総体がSolid State Society(SSS)。

隠れ家に戻った草薙は、謎の男とすれ違う。
草薙だと思っていた女は、本物の草薙が操っていた義体だった。
すれ違った男は恐らく草薙が操っていた。
というのも、草薙が「同時に操れるのは2体が限界」と呟いてたので。

9課ではバシャバの病院に何者かがいたと推測していた。
バトーは草薙がいた事を黙っていた。
トグサはバトーに教官に専念するか捜査を続けるか問われ、
バトーはやや切れ気味に捜査を選んでた。
ここでもやはりトグサに不服がある感じ。
トグサでは草薙の代りにはなれないと思ってそうだけど、
荒巻は8の力で3の事件を解決する方針に変えてるわけだしねえ。

9課が医療ネットの老人の養子となっている子供を調べると、その数は何と2万人だった。
子供の住所を割り出そうとすると、罠だったらしく、
逆に9課のコンピュータ群がハックされてしまった。
それで電源を切って強制遮断し、事なきを得ていた。

9課にマイクロマシンウイルスが届いていた。
最初は厚生省に届けられたらしい。
これが入ったバッグは草薙が病院から盗んだのと同じもの。
荒巻は届けたのは厚生省が雇ったハッカーだと推測。
9課としてはカルマを殺したのはこのハッカーだったと見ていた。
傀儡廻しはこのハッカーの可能性が高く、
荒巻は傀儡廻しから手を引くと宣言。
しかしこれは厚生省と取引した結果だった。

その直後、9課のプロトが洗脳され、
短銃を頭に向けて自殺しようとしていた。
バトーは本当にプロトが狙いならとっくに殺していると判断。
ただの時間稼ぎだとプロトの短銃をあっさり掴んで制し、
有線でプロトの洗脳の痕跡を精査しようとしてた。
しかし逆にバトーにウイルスが逆流し、強制切断。
トグサは子供の調査再開を指示。

プロトが狙われた件で、バトーは草薙が傀儡廻しかもとトグサに白状してた。
トグサは自分で確かめると告げ、荒巻には伏せた。

荒巻はバトーとサイトーを最優先で緊急招集。
ラジプートという入れ墨男の内、まだ来日してなかったスナイパーが来ていた。
これを2人で狙えと。
これも同じようなエピソードが攻殻機動隊1.5にあった。

一方、草薙は厚生省とは手を切っていた。
どうも自分が厚生省に利用されていたと気付いたらしかった。
ただし、このシーンに出ていたサングラス男が何者かは不明なまま。
9課から「傀儡廻しに心辺りは無いか」と聞かれたそうなので、
該当するのは厚生省しかないはず。

トグサ達はとある行方不明の子供を追跡。
子供は高層団地の貴腐老人の自宅へ入り、倒れていた。
貴腐老人とは寝たきりで最低限の医療を施すべく、
ネットに常時接続している老人の事。

この子は両親から虐待を受けていたらしい。
貴腐老人はこの子に自分の財産を相続させる予定だったと話し、死んでしまった。

ラジプートの件はサイトーも負傷したけど、
ラジプートに重傷を負わせていた。
バトーに捕まったラジプートは2重スパイからの情報だと主張。
そのスパイとは棟居という代議士。
所がラジプートが狙っていたのが棟居だった。
ここでラジプートは自分の傀儡廻しに操られていたと察し、
傀儡廻しとはSSS内に存在する誘拐プログラムの事だと教えていた。
9課はカルマ達はSSSを発見し、
利用しようとした為にSSSから自殺するよう仕向けられたと推測。

一方、トグサは娘が行方不明となったと妻から連絡を受けて自宅に急行。
しかし娘は友人の家に無断で遊びに行ってただけだった。
トグサは娘をついでに幼稚園に送るけど、
その道中の車内で受けた携帯電話で、傀儡廻しに洗脳されてしまう。
そしてとある病院に向かい、娘の目の前で短銃自殺するよう誘導されてしまう。

ここで光学迷彩でずっとトグサを監視していた草薙が出現。
トグサの短銃を奪い、自殺を未然に防いでいた。
トグサを案じたバトーも駆けつけ、
トグサを囮に利用したと草薙に怒ってた。
草薙と支援AI達はトグサの脳殻に残っているデータから、
SSSの本体を突き止める事に成功。
それは聖庶民救済センターだった。

草薙はカルマの暗殺を形だけにする為に工作していたらしい。
しかし傀儡廻しに先を越されたと。
それでカルマ暗殺は草薙の仕業に見えていたし、バトーも勘違いしていた。

9課は聖庶民救済センターにテロのフリをして潜入。
このシーンはトグサすら活躍していたw
まあリーダーやってる程なので失敗してらんないよねえ。

棟居は誘拐された子供を電脳洗脳していたらしい。
動機は日本の衰退を防ぐ為だと主張。
しかし棟居は誘拐されたとは認識しておらず、
タダの孤児だと思ってたらしい。

ここで棟居の側近のコシキという男がSSSの製作者だと突然自白。
そしていきなり短銃自殺した。

草薙はコシキと有線して自分の言語野を利用して傀儡廻しと会話していた。
これこそが傀儡廻しの狙いだった。
つまり草薙の脳殻に侵入する事。
ただし、傀儡廻しの狙いは不明確な描写なので、これは私の推測。

本来のコシキは虐待児を探して貴腐老人の養子にさせるシステムを作っただけらしい。
しかしSSSを傀儡廻しが乗っ取った。
そして草薙の脳殻に侵入する為にSSSを利用した。
SSSの正体は草薙が今までに出会った者の内、誰からしい。

草薙がコシキの意識消失に巻き込まれる直前、
コシキとそっくりの義体が草薙の隠れ家から出て行った。
この義体は病院から戻った草薙がすれ違った男とたぶん同じ。
でもその時は草薙が操ってたんだよね。
ラストで立ち去った義体はたぶん、
草薙経由で隠れ家に侵入した傀儡廻しが操っていた。

原作マンガの人形使いと似たようなオチですねえ。

エピローグでコシキは2年前に死んでいたと発覚。
つまり草薙が有線した方は義体。
草薙の隠れ家にあった義体とそっくりなのは、市販の義体なんですかね?
最後の草薙の様子は傀儡廻しに心辺りがある様子だった。
あとバトーが草薙の肩を抱いてたのは、どういう関係なんだろう……。
バトーと草薙には肉体関係が過去にあったような雰囲気に感じる……。

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