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アニメ視聴記 あらすじと感想

Fate/Staynight UBW 第22話「冬の日、遠い家路」の感想

投稿日:2015年6月7日 更新日:

第22話は凛が作戦立案するエピソードと、
後半は凛の魔術回路を士郎に転写するエピソードでした。

冒頭の作戦会議終了で士郎がご飯を作ると言い出したのを見て、
セイバーが嬉しそうな顔をしてたんですが、
これは単に腹が減っていたのでちょうど良かったとかではなく、
士郎がいつもと変わりない様子だったのが小気味良かったんでしょうね。

凛はギルガメッシュがシンジの魔術回路を利用して聖杯を作るつもりだと話してましたが、
凛がシンジに「早く逃げろ」と忠告した時点でどこまで把握してたんでしょうね。
あの時点では直感的なものだったと思うのですが、
詰めが甘いもののかなり察しが良い凛のことなので、
綺礼がシンジを手元に置いていた意味を把握しててもおかしくないですよねえ。

セイバーではギルガメッシュには敵わないことの根拠を語る士郎が、
セイバーとギルガメッシュとを騎士と戦争との違いに例えてたんですが、
これを聞いて「私とアーチャーでは相性が悪いと?」と答えるセイバーの理解力はすごいw
わかりにくい例えだなあ、と思って聞いてたもので。

士郎は凛との会話で、自分の方がギルガメッシュに勝てる可能性があると言ってたけど、
ギルガメッシュの宝具を投影しまくるという戦い方を聞いて無謀だと答えてます。
じゃあどうやって戦う気だったのかと。
普通に剣技で斬り合うとか想定してたんですかね。

魔術師同士の魔術回路をつなぐシーンで
いかにも原作がエロゲーだったという雰囲気になってましたw
ここで士郎が「(裸になるのは)上だけでいいんだよな?」とわざわざ確認してるのは
内心ちょっと期待してたようにも聞こえますね。
だからこそ凛が怒ったのだろうと。

魔術回路の移植時に、士郎が夕日の校庭で走り高跳びをしていたのを、
凛がずっと見ていた記憶を士郎が見たことで、
後に凛が枕を抱えて怒っていたんですが、
ここまで怒るってことは、これが凛にとっての初恋か何かだったんですかねえ。
車椅子の女性は凛の母で、剣は綺礼が凛に渡したものなので、
前回の聖杯戦争終結後あたりの記憶ですね。
士郎は今と変わらない雰囲気だったけど、凛は小学生くらいに見えました。

話が前後しますが、凛が居間で考えを言うよう士郎に促された際に、
「言える訳ない!」と怒ったのは、魔術回路をつなぐことを既に考えていたんでしょうね。
でもこの時点では何も言わないまま、自室に引きこもってます。
士郎が凛の部屋に来た際に「あいつの相手は俺がする」と言うと予想してたようですが、
部屋で待っていれば士郎が来るとも予想してたんでしょうね。
その時に改めて魔術回路を移植することを話そうと。
ただ、士郎が部屋に来た際に凛が不機嫌だったのは、
士郎が来るのが予想より遅かったからなんですかね。

最後の士郎とセイバーの会話は、いかにもな決戦前夜って雰囲気でした。
ブリテンの滅びを避けるのも、王の選定をやり直すのも、どちらも諦めて吹っ切れてますね。
これは聖杯の正体を知ってというよりも、
士郎がアーチャーに立ち向かう姿を目の当たりにした時点で既に決めていたことでしょうね。

ところで、今回のサブタイトルはちょっと意味がわかりませんでした。
セイバーは、凛と士郎2人でこの家に帰ってくるようにと、自分を勘定に入れてないので、
遠い家路とは、これからセイバーが元の世界(時代)に戻ることを示唆してるんですかね。

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