葬送のフリーレン第12話「本物の勇者」は
前半は勇者の剣のエピソード。
後半はアイゼンのハンバーグのエピソード。
原作第3巻第25話と第26話。
雪山を登ってた。
フリーレンは倒れて寝てしまった。
シュタルクはフリーレンを担ごうとした。
フェルンは嫌がって自分で担いだ。
この辺はオリ要素。
フリーレン、ヒンメルのレプリカの剣の夢を見てた。
原作ではこの夢からエピソードが始まる。
魔物から助けた行商人がくれた。
ハイターっていうムカつく奴がいた。
偽物の剣では偽物の勇者にしかなれないと言われた。
じゃあ本物になってやるとヒンメルは決めた。
夢から醒めて近くの集落に向かった。
ここでもシュタルクはフリーレンを担ごうとした。
フェルン:……えっち
シュタルク:なんでだよ
フリーレンがダウンした理由は原作でも不明。
単に寒さならシュタルクの方が先に倒れてるはず。
何かに魔力を使いすぎた?
集落とは剣の里だった。
勇者の剣を守っている里。
ヒンメルがその剣を抜いて魔王を倒した。
里長は幼女?
半世紀後に来てもらう約束だったのに
温厚な私でもブチ切れですよ。
……という先々代の遺言を伝えてた。
フリーレン:私は80年後でも大丈夫と言ったんだけどね
里長:ちゃんとお役目を果たしてもらわないと
翌日、魔物を掃討してた。
フェルン:こんな状況なのに、どうして討伐依頼を出さなかったのですか?
里長:出したいのはやまやまだったのですが
フリーレン:ヒンメルは英雄だからね
シュタルクは勇者の剣の洞窟を見つけた。
山の主がシュタルクを踏みつけた。
フリーレン:シュタルク……まだ動けるでしょ
シュタルクの斧とフリーレンのゾルトラークであっさり倒した。
洞窟には勇者の剣が残ってた。
シュタルクはその理由を聞いた。
魔物は勇者の剣を破壊したい衝動を抑えられない。
だからここへ集まってしまう。
でも結界のせいで近づけない。
シュタルク:そういうことじゃなくて……
フリーレン:そうだね……ヒンメルはこの剣を抜けなかったんだ
ヒンメルの回想が挟まってた。
曰わく僕は魔王を倒して世界に平和を取り戻す。
そうすれば偽物だろうが本物だろうが関係ない。
フェルン:なぜその事実を隠しているのですか?
フリーレン:ヒンメルを本物の英雄にしたかった連中の仕業かな
里長はフリーレンたちを見送った。
里長:フリーレン様ならやってくれると信じてました、マジ感謝
これも先々代の遺言です
シュタルク:お前のばーちゃんの遺言どーなってるんだよ
また半世紀後にと、フリーレンたちは去った。
里長が手を振り、フリーレンが振り返すのはオリ要素。
後半はどこかの宿に泊まってた。
今日はシュタルクの誕生日とフリーレンは教えた。
フェルン:なんで事前に教えてくれないんですか?
私なにも準備していませんよ
フリーレン:この町で何か買えばいいじゃん
フェルン:シュタルク様の欲しい物がわかりません
フリーレン:ふっふっふ、フェルンは詰めが甘いね
フェルン:フリーレン様のせいなんですけど
フリーレンは服だけ溶かす薬をあげるつもりだった。
フリーレン:男ってのはね、こういうの渡しておけば喜ぶんだよ
ってせんせいが言ってた、ふっふー
ここ原作だと「むふー」。
フェルンはブチ切れて薬をフリーレンにかけた。
フェルン:この下品な薬
買ったときに返品しろって言いましたよね
この表情、原作でも1回しか出てない。
フェルンは出てった。
フリーレンは他にないか探してた。
何かのメモを見つけた。
フェルンはシュタルクを探してた。
住人に聞くと、あちこちで人助けをしてた。
フェルン:シュタルク様があんな薬で喜ぶはずが……
シュタルクは雲を見てた。
シュタルク:あの雲、おっぱいみたいだ
あっちはうんこだ
フェルン:(違う、こいつガキなんだ)
シュタルク:あとでフェルンに教えてやろう
フェルン:(リアクションに困るよ)
フェルンは直接欲しい物を聞いた。
シュタルクは誕生日プレゼンをなんてもらったことがなかった。
家族からも師匠からも。
シュタルクの村は戦士の村だった。
弱い奴の居場所はなかった。
兄シュトルツは強かった。
親父は比較してシュタルクを失敗作呼ばわりしてた。
兄貴だけは違った。
お前はきっと強くなる、と。
でも故郷が魔族に襲われ、シュタルクだけが逃げた。
シュタルク:祝ってもらえなくて当然かもな
フェルン:シュタルク様、プレゼントを選びに行きますよ
私の見てきた戦士シュタルクは
一度たりとも逃げ出していません
シュタルク:でも俺は……
フェルン:選ばないなら勝手に選びますよ
シュタルク:……わかったよ
じゃあこれにしよっかな
フェルン:それは高いからダメ
シュタルク:はい
宿に帰るとフリーレンがでっかいハンバーグ作ってた。
シュタルク:師匠は誕生日のハンバーグだけは作ってくれたな
フリーレン:アイゼンから聞いてないの?
これはね……
アイゼンの回想が挟まってた。
アイゼンも誰かの誕生日にハンバーグ作ってた。
曰わく、誕生日プレゼントのようなもの。
がんばった戦士への贈り物。
ヒンメル:僕たちは戦士じゃないぞ
アイゼン:がんばったものは皆、戦士だ
シュタルクは思い出した。
兄貴も誕生日にハンバーグを作ってくれた。
シュタルクは、自分も誕生日プレゼントをもらっていたと気づいた。
魔族が襲ってきたとき、兄貴はシュタルクに逃げろと命じた。
お前は生きるんだ、と。
シュタルクは泣きながら走った。
フリーレン:あとこれ、すこし残ってるから
フェルン:また頭からかけますよ
シュタルク:なにそれ?
フリーレン:貴重な薬だよ
シュタルク:どういう?
フェルン:えっち
シュタルク:なんで?
フェルン:えっち
シュタルク:だからなんでだって!?
最後のシーンは原作の余白の遊びコマ。
1クールと勘違いしてたけど、2クールなんですね。
次回予告があった。
1クール原作3巻分なので
2クールなら6巻までは進むはず。
つまり1級魔法使い試験編まで。
エピローグも含めて7巻60話までかな。
正直、その辺はそんなにはおもんないんだよね。
妙に長いし……。

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