ゴールデンカムイ第8話「殺人鬼の目」死にたがりの殺人鬼

ゴールデンカムイ第8話「殺人鬼の目」は、辺見和雄という殺人鬼を探すエピソード。

アバンは土方もまた2万貫の金塊があると話していた。
のっぺら坊が土方にだけは真実を話してたらしい。
それはのっぺら坊と土方の目的が同じだから。
じゃあ土方は刺青彫ってない？
まあ刺青があっても油紙で写せば殺す必要はないけど。
土方には真実を教えて、他の囚人は殺して皮を剥げと計画してたのかもね。

OP後は牛山と第7師団の戦い。
そこに牛山の仲間がピストルで擁護。
街中で銃撃戦が始まってしまった。
前話でマンガ的な超人描写で切り抜けるかなとも予想したけど、さすがにそれはなかった。
これは実は陽動で、本命は銀行強盗だった。
ただし牛山が白石を追って第7師団と遭遇したのは偶然。
もっとも、初めから第7師団を引きつける狙いだったので
手榴弾などの武装は揃っていたらしい。

土方は堺町の銀行を襲撃して何と日本刀「和泉守兼定」を盗んでた。
資金目的ではなく土方の自分の趣味っていう……。
これで土方の仲間が動いたのはどういう理由なんだろう。
描いてないだけで金もちゃんと盗んだのかな。
でも支店長が言うには証書や美術品しかないはずだった。

白石は娼館で自分の靴下と牛山の靴下を交換していた。
牛山追跡が目的らしいけど、それにはレタラが必要だった。
アシリパはレタラを巻き込みたくないと拒否。

アシリパと杉元はタヌキ狩りをしていた。
白石はタヌキを捕まえ損なって「やっぱり白石だな」とか「役に立たねえ」と言われてたｗ
だから独断で牛山を探ろうと思ったらしい。
つまり見返してやろうっていう。
いや、第7師団に捕まってた杉元を助けてたじゃんｗ
あれだけでも相当おつりが来る大活躍な気はするのだけど……。

代わりに白石は弐瓶の猟犬リュウで牛山を追った。

牛山と土方は辺見和雄という殺人鬼の話をしていた。
リュウが吠えてしまい、白石は牛山に捕まってしまった。
それで土方の仲間になるよう脅されていた。
刺青を写させて仲間になるか死ぬか選べと。

白石の思惑はわからないけど、同意していた。
ただし他の刺青を持ってるか聞かれ「持ってない」と返答。
二重スパイ的な発想かな。
ただ、土方はその嘘を見抜いてたような顔だった。
引き替えに殺人鬼・辺見和雄の居場所を聞いてた。
辺見の皮を持って来いと。

辺見和雄はかつて牢獄で白石に弟がイノシシに殺された話をしてたらしい。
その死に顔を見てどうも勃起したとｗ
ここでも勃起かよと吹いたｗ
実際には股間が光ってるという描写だけど、おっ立てているという意味のはず。
辺見の声優は何と関俊彦だった。
こんな変態キャラやるんだあとｗ

一方、アシリパと杉元も背中に「目」と書かれた死体を見つけていた。
これが辺見の犠牲者だった。
辺見はわざわざ自分が殺した手がかりを残してたらしい。
これは後半の辺見自身の内話でわかるけど、
自分を殺しに来る者を誘うのが狙い。

後半はニシン漁をやってる港で辺見を探すエピソード。

ところが、ちょうどアシリパの叔父がクジラ漁をやってた。
それで杉元達もクジラ漁を手伝うハメに。
銛を投擲するとクジラは高速で泳いで逃走。
向かった先にニシン漁の船団がいて、辺見が海に転落。
それを杉元が助けてた。

辺見は自分を殺してくれる人を求めてたらしい。
なので溺死せずに良かったという意味でお礼を言ってた。
服を着たまま焚き火に当たってたけど、脱ぐと刺青がバレるから。
それで肌が見えないよう杉元が毛布を貸してたけど、
辺見は「優しい人」と顔が赤くなってたｗ

番屋で着替えていると風邪で寝込んでいた労働者に刺青を見られてしまう。
それで辺見はあっさりと目撃者を絞殺。
しかも絞殺しつつ窓越しに杉元と平静を装って殺していた。
誰かに殺されたいなら刺青の事はむしろバレた方がいいんじゃないの？
刺青人皮を欲しい奴が殺しに来るでしょ。
何なんだろうか、誰でもいいって訳ではないのかな。
例えば警官に殺されるみたいなのは辺見には嫌な死に方なのかもしれない。
杉元のような「優しい人」に殺されたいのかもねえ。

辺見は杉本達にお礼に白米とニシンの煮物を提供。
そこで辺見は杉元に日露戦争で人を殺したか興味本位で聞いてた。
その目つきから杉元は怒ってたように見えた。
しかし辺見はその気迫を見て勃起していたｗ
またかｗ

で、辺見は「この人を殺そう」と決めていた。
そうすれば「僕を殺してくれるから」と。
たぶん自殺念慮ではなくて勃起する死に方をしたいんだろうね。