原作マンガ賭ケグルイ第2巻あらすじと感想

賭ケグルイ第2巻は、DMMで50％ポイント還元キャンペーン対象なんで、期限切れ間近のポイント消費もあって買った。

賭ケグルイ 2巻 DMM

賭ケグルイ 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

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河本ほむら,尚村透 スクウェア・エニックス 2014-12-22

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第2巻の内容は、ほぼ全編が木渡＆蕾組と蛇喰＆早乙女組のインディアンポーカー対戦。
アニメ第4話～第5話のエピソード。

ミケになった蛇喰と早乙女

冒頭はアニメでもやってた、蛇喰が猫の真似をして気味悪がられるシーンｗ
蛇喰を虐めようとしてた女子生徒達は早々に立ち去った。
まあ、虐めを描くのがこのマンガの主旨じゃないので、あっさり終わらせたんだろうなと。

また、木渡という不良学生に呼び出されてストリップをやるよう命じられてた。
蛇喰はパンツを脱ぐ途中で止めて「あなたはタイプから大外れ」と、煽ったｗ
たぶん、これもスリルの一環として楽しんでるんだよね。
怒った木渡は蛇喰を犯そうとしたけど、風紀委員の生志摩妄が乱入。

妄はたぶん「死にたがり野郎」。
本物の拳銃でロシアンルーレットを持ちかけ、自分を撃てと訴えるほど。
ギャンブル狂いとは違うと思う。
しかし、その異様な主張に木渡は逃げてった。

一方、早乙女は「人生計画表」を貰ってた。
将来政治家と結婚して何人子どもを産むかと決められていた。
5000万円の借金を返せないと、人生を丸ごと搾取される。
蛇喰も同じ人生計画表を受け取った、こっちはなぜか顔を上気させていたｗ
これもスリルの一種と思ってそう。

借金つけ替えインディアンポーカー

生徒会は定期的に「借金つけ替えギャンブル」を開催してた。
借金を抱えている生徒同士を勝負させ、順位に応じて借金の額が入れ替わるというルール。

蛇喰と早乙女と木渡と蕾っていう気弱そうな女の子と4人で、インディアンポーカーをやることになった。
この組み合わせは生徒会の作為な気がする。
……と思ったら、生徒会長秘書の清香がそう述懐してたので、やはり合ってた。

全10戦で最終的な所持金で順位を決めるのだけど、
自己申告の借金に応じて、チップの価値が変動するのがキモ。

蛇喰は、蛇喰チップを手に入れた木渡が「蛇喰チップは放出しねえ」と宣言したのを聞いて「遠慮なく勝たせていただきます」と笑顔で返答。
ここで木渡がイカサマに気付いてないと確信したんでしょうね。
気付いていたら、蛇喰チップを最も価値のあるチップと思うはずがないので。

実は、蛇喰と早乙女はグルでお互いのカードを教えあってた。
木渡と蕾も同様にグルだった。

蛇喰達は机の下で掌に文字を書いて教えてた。
木渡と蕾は、蕾がカードの置き方を変えて教えてた。
しかし、カードの置き方イカサマは早々に見破られていた。
ちゃんと伏線として、蕾のカードの向きが異なっているコマが描かれてる。

ここで蛇喰もまた、イカサマをやってたとバラしてしまう。
早乙女は焦ってたけど、これはマジ焦りに見える。
蛇喰は、これでお互いの条件が五分になると無邪気に主張してたけど、
もう1つの決定的なイカサマ「チップの価値を勘違いさせる」を隠すカモフラージュだろうね。

最終戦は蕾に9のペアが来て、木渡は強気に出ようとした。
しかし、蛇喰は蕾の手を察しながらもなぜか蛇喰チップをレイズ。
早乙女も茶番に付き合ってコール。
この流れでは蕾が大勝ちして、木渡が1位になれない。
なので、木渡は蕾に降りるよう命じた。

言いなりになってた蕾は降りようとした。
ここで蛇喰が「蕾は一生家畜」と煽ったら、蕾は木渡への復讐心から勝負を続行。

で、結果は蛇喰達の手はブタだった。
蕾が普通に勝ってしまった。
木渡の計算では、残金総額は蕾が1位で木渡は2位……のはずだった。

実際に1位だったのは早乙女で、2位は蕾、蛇喰は3位で、木渡がビリ。
このギャンブルは「借金つけ替え」なので、最も大きい借金3億1000万円がビリの木渡の1000万円と入れ替わった。

最大のイカサマは本当の借金を申告せず、蛇喰と早乙女はお互いの借金額を申告していた事。
その上で、2人は借金申告額を提示する札を交換していた。
なので、蛇喰チップは5000万円の1/10の価値しかなかった。
一方、真に価値のあるチップは早乙女チップで、3億1000万円の1/10の価値があった。
木渡は最後まで「蛇喰チップが最も価値のあるチップ」と勘違いしたままだった。

結果、木渡は3億1000万円もの返済は無理で「家畜」となった。
ディーラーをやってた清香は、蛇喰の借金が減ったのを内心で危険視していた。