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アニメ視聴記 あらすじと感想

クジラの子らは砂上に歌う第5話「逃げるのはいやだ」ファレナの真実と帝国の敵

投稿日:2017年11月7日 更新日:

クジラの子らは砂上に歌う第5話「逃げるのはいやだ」は、ファレナの意味と帝国の事情がわかるエピソード。

冒頭は前話の続きで、ヌースが弓で撃たれてしまう。
それは長老達がヌースを殺して泥クジラを沈めようとしたから。
しかしヌースはその程度ではまだ死ななかった。

リコスは追撃を防ごうと身を挺して足を射られてしまった。
チャクロがしがみついてなかったらたぶん死んでた。
これはリコスが「帝国がファレナ抹殺を決めた真相」を知ってたから。
チャクロはリコスの「ファレナは希望だと思ってる」という発言に賭けて
その場にいた皆に「逃げるのは嫌だ」と説得。
それで長老以外はヌースを殺すのをやめた。
初めから真相を語ってれば長老達の判断も変わってただろうに。

第4話でチャクロに霊魂を見せてたネリは
なぜかヌースに自ら包まれてしまった。
その際「ごめんねママ」とヌースに話しかけていた。
ネリの母親の記憶をヌースが引き継いでるんですかね。
別にヌースから生まれた子ではないはず。
全然似てないしw

一方、警備の団長とオウニとの戦いは団長の方が強かった。
でも団長の隙を突いてオウニは眼帯をしてた右側に反撃。
眼帯が外れ、その目はサイミヤの紋章のようなのが描かれていた。
見えてないのか見えてるのかは不明。
何か特殊な能力を持ってる目って印象。

団長は心がなければいいのにと意味深発言。
団長はヌースがいる事を知ってた感じだし、
前からずっと自分の心をヌースに食わせてたのかなと思ってたけど違った。
ファレナのヌースは実は感情を食べない特殊なヌースだった。
なので帝国はファレナを追放した。

帝国がファレナの抹殺を決めたのは「敵国」のせいとリコスは語ってた。
帝国の敵国は最近になって砂上を航海できる船(スキロス)を手に入れたらしい。
スキロスはヌースの力で砂上に浮いている。
帝国にはスキロス(ヌース)は8艘しかない貴重品。
リコスが乗ってたスキロスは敵国に襲撃されて全滅。
帝国が前話であっさり撤退したのは、
貴重なリコスのヌースを回収できたから。
その上で敵国に泥クジラのヌースを奪われたくないので、
泥クジラの住人を殺してヌースを回収しようとした。
リコスの兄としては、ヌース回収を名目に妹を延命させたんだろうけど。
この敵国が泥クジラの希望だった。
敵国に保護して貰えれば帝国に抵抗できると。

また泥クジラの住人は感情を捨てる事を拒んだ一族だった。
帝国はファレナはお互いに憎み合う地獄のような島と洗脳していた。
しかしリコスが実際に接したのは全く逆の一族だった。

最後は新首長スオウが敵国に救援を求める旨の演説をしていた。
とは言え、スオウはリコスがまだ全てを話してないと思ってた。
その話してないことが泥クジラを危機に陥れるというフラグかな。
この時点で帝国の襲撃まで残り4日。
もう5話目だし、帝国の襲撃から逃れて敵国に亡命するエンドと予想。
あと、演説の様子を見ていたな謎の老婆っぽい人影もあった。
ほうれい線が入ってるように見えた。
でもその直後、同じ人物が背中の翼を広げて飛ぼうとしてるシーンも。
その後ろ姿は老婆には見えなかった。
もちろん、別人かもしれない。

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