アニメとらドラ第24話告白

実乃梨と竜児は逃げた大河を追いかけます。
校舎のどこかにいるはずの大河に向けて実乃梨は、あたしも高須くんが好きと大声で訴えます。
しかし大河は一足先に玄関から逃げてしまいます。

ずっこけたことで鼻血を出した実乃梨を介抱するために、竜児は保健室で手当します。
手当の際に実乃梨は竜児と話し合い、竜児が大河のことが好きだと指摘し、大河を追うように送り出します。
ここで「ジャイアントサラバ」と竜児の唇へ寸止めパンチします。
そして廊下を走る竜児を見届けつつ、その拳に口付けます。
この行為で、実乃梨は竜児への想いを諦める代わりにしようとしたのだと思います。

大河は律儀にバイト先のケーキ屋に戻ってくると読んだ竜児は、読み通りやってきた大河に告ります。
大河も自分が逃げそうになったら捕まえてと受け入れます。
そして帰宅する二人の前に、やっちゃんと大河の母が立ちふさがり、大河を連れ帰ろうとします。
大河は咄嗟に竜児を促して、母親から二人で逃げます。

二人は亜美の自宅に逃げこみますが、亜美が受け入れたのは大河への贖罪意識があったからかもしれません。
自分がいなければ全部うまく行っていたかもと後悔していたわけですから。
亜美は竜児に「大河が好きなのよね?」と面と向かって自分に言うように要求し、竜児は要望どおりに答えます。
ここでの亜美は、竜児からはっきり聞くことで竜児の決意を見極めたかったのだろうと思います。
ここの返答次第で、別荘を貸すのは取りやめてたと思いますし、実乃梨が貯金を差し出しても止めていたでしょう。

亜美の家に集まった北村や実乃梨の前で二人は駆け落ちすると宣言しますが、考えの甘さを指摘されます。
しかしここで実乃梨は、バイトで貯めこんだ貯金通帳を二人に渡します。
亜美は別荘の提供を申し出て、北村もホテルのチケットらしきものを差し出します。
そして二人を駆けおちに送り出しますが、二人がさったあとで実乃梨は気が抜けて泣き出します。
ここで「もう泣かないって決めてたのに」と言うので、一度は泣いたことがあるのでしょう。
泣いた理由を「高須くんを取られたから?」と亜美が聞いてますが、実乃梨の貯金は体育大へ進学する資金なので、それを渡すことは進学を諦めることと同義になります。ここで実乃梨は、恋も諦めて進学も諦めるというふたつの理由で泣いているのです。
一緒にいた亜美は冷静ですが、これは亜美が「同じ舞台に上がっていない」という、竜児争奪戦に乗り遅れたというような意識があるからだと思います。自分には高須くんに対して失恋するチャンスすらなかったと。

竜児と大河は駆け落ちの為の準備に一度自宅へ戻るのですが、竜児の母やっちゃんはなんと家出します(笑)
最終話でわかるのですが、二人で逃げる竜児と大河の後ろ姿を見たのが相当にショックだったのだと思います。
3人家族と言うほどに大河を我が子のように見ていたのに、竜児と一緒に大河も逃げてしまったのですから。
またやっちゃんは、竜児と手をつないで逃げる大河に自分を重ねて見ていたのではないでしょうか。
竜児の父とああいう風に駆け落ちしたのでしょうから。
このときに、自分の娘が逃げていく母親の心境を実感したとしてもおかしくはないと思います。
これがのちの両親との和解につながっているように思えます。

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