アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

うみねこのなく頃に全26話一挙配信の感想

投稿日:2016年9月7日 更新日:

ニコ生で「うみねこのなく頃に」全26話一挙配信をやるそうで、
配信日時は2016年9月4日(日)13時から。

ニコニコアニメスペシャル「うみねこのなく頃に」全26話 一挙放送

私はうみねこはアニメ版から視聴し、原作ゲームへっていう流れだった。
アニメ版はトリックが意味不明な点が多かった。
ゲーム版ならその辺の説明がクリアになってるかと期待してたけど、
ゲーム版は余計な魔法幻想とかが天こ盛りで、
更に意味不明さがパワーアップしていたw

アニメ化は事実上の「出題編」のEP1~EP4まで。
不人気だったのか、後半の「解答編」はアニメ化ならず……。

出題編だけ見ても煮え切らないまま終わるので、
アンケートは評価低そうだけど、
皆のコメントが気になるのでリアルタイムで視聴する予定。


前にニコ生をリアルタイムで見てたけど、
細かい部分は忘れていたので、
そういうポイントを重視しての感想や考察。
独断と偏見込みです。

次回予告がおふざけで面白かった。
本放送時だと次回予告はYouTubeだったので、面倒で見てなかった。
特にEP4の次回予告をする金蔵の赤ちゃんプレイは吹いたw

基本的には戦人が直接目撃していないシーンは疑わしい。
なぜなら戦人=探偵役だから。
黄金の蝶が出るシーンはただの幻想、妄想、共犯者の嘘の証言。
魔法とは結果は同じでその過程を魔女のせいにして誤魔化したもの。
というポイントはゲームと共通のはず。

真里亞がベアトリーチェの手紙をすらすら読み上げたのは、
手紙の内容を知ってて事前に練習したからでしょうね。

ベアトリーチェの手紙で、
「謎を解いたら利息=右代宮家の全て(一族の命)を返す」
と宣言したのは、狂言殺人の伏線。
本当に殺したら命を返せなくなる。
でもそれは共犯者を安心させて騙す伏線(のはずだった)。

EP1でゲストハウスに向かう際の紗音の乳が不自然に揺れすぎなのは、
目の保養とかではなく、偽乳だから。
わざわざ胸のアップを描いていたのは、伏線として目立たせる為かと。
本当の紗音(紗代)は第二次性徴が起きてなくて、胸は真っ平らなまま。

嘉音が園芸倉庫がおかしいと報告するシーンで、
原作だと絵羽が唐突に「(蔵臼達が)倉庫にいたんじゃないの?」と言い出すけど、
アニメだとこの台詞はカット。
嘉音は蔵臼達を探していたわけだから、
倉庫にいたと聞き返すのはおかしくはないけど、
これ以外の絵羽夫妻の言動を合わせると、この発言もおかしいと言える。
そこに蔵臼達の死体があると知ってたように聞こえる。

譲治や戦人が直接紗音の死体を目撃していないのは、
紗音が実は生きているという伏線。
秀吉が紗音の死体の状況を話していたのは嘘。

絵羽の家族は第1の殺人時点では誰も犠牲者がいないとか、
死体発見後に急に絵羽が当主然とし始めたり、
原作だと親族が斬殺された夜に「新婚旅行の続き」をしようとしたり、怪しいんだよねw
アニメだとその台詞はカットだけど、
秀吉がシャワーを浴びていたのはそういうこと。

絵羽は夏妃とレシートの件で口論になって夏妃が金蔵を殺したと疑うけど、
絵羽こそが犯人として最も疑わしいのに、その事を失念してたのは、
実は狂言殺人だと思い込んでいたから。
夏妃を煽るのは金蔵は既に故人でそれを隠していると思ってたから。
ここで夏妃を煽って金蔵の死を暴いておけば、
狂言殺人で死んだふりしていた親族が戻って来た際に、遺産争いに有益だから。

譲治が絵羽の死体の胸に顔を埋めるのはアニメのオリ要素のはず。
コメントでかなり突っ込まれていたw

真里亞は本気で「死んだ人が生き返る」と思い込んでいるので、母が死んでも平気。
狂言殺人とはわかってないはず。

金蔵の書斎で手紙を置いたのは当然使用人。
使用人達は否定していたけど、夏妃の推理が正しいかと。

使用人を殺したのは死んだふりをしていた紗音で、
密室構築は単にマスターキーを使っただけ。

EP1ラストで肖像画の周りに黄金の蝶が舞っていたのは幻想。
深夜0時になった時点で地下の爆弾が炸裂済みのはずなので。

ニコ生をリアルタイムで見たのはここまで。


EP2は見てないので割愛。


EP3で戦人が6年前に「白馬に乗って迎えに来る」と言ってたと
紗音がちゃんと覚えていたのは、戦人が好きだから。

ベアトリーチェがわざとリスクを背負っているのを「奢り」と霧江は言うけど、
実は「リスクが大きいほど奇跡は成就する」という理屈でリスクを背負ってるだけ。
ベアトリーチェ(紗代)が期待していた奇跡は、
戦人が碑文を解いて当主を継承すること。
そして6年前の約束通り紗代を娶ること。

6連鎖密室殺人で紗音は死んだふりをしているはずだけど、
アニメだと留弗夫も紗音に触れて揺すってる。
原作だと共犯の南條のみが紗音に触れて検死してたはず。

薔薇庭園で真里亞と楼座を殺したのは絵羽らしい。
楼座と口論になって怒って突き飛ばしたら柵に後頭部が刺さって即死。
泣き叫ぶ真里亞は発作的に首を絞めて殺したみたい。
絵羽は二重人格だと思うけど、明確な説明はマンガにもアニメにも無かった。
秀吉は絵羽の副人格が殺したと察して絵羽を庇ってるんだろうと。

留弗夫、霧江、秀吉を殺したのは絵羽の副人格。
絵羽が「なぜ秀吉を殺した」とエヴァ・ベアトリーチェと口論してるシーンもあるし。

蔵臼、夏妃を殺したのは絵羽の副人格で、口から泡を吹いていたから毒殺。
原作だと絞殺の痕があるけどアニメは描写が無かった。

譲治を殺したのも絵羽の副人格。

朱志香に向けて発砲したのに目が見えなくなった程度の怪我なのは、
絵羽の銃には空砲が入ってたから。
弾が逸れて壁や天井に当たったという描写はないし。

南條と朱志香を殺したのは絵羽の副人格。
戦人と絵羽は現場から離れていたので犯人になり得ない。
という赤字は、人格の数を「~人」とカウントできるという叙述トリックで回避可能。


EP4で小此木が「愛が無ければ見えない」と言い出すのは、
絵羽の愛人だったという伏線かと。
縁寿と小此木と絵羽の見方が違うのは愛の有無だと言ってるわけで……。
絵羽が小此木を死ぬまで信用していたのも、
そういう関係なら辻褄が合うし。

EP4の大部分のシーンは戦人が目撃していない、ただの幻想。
戦人が聞いた電話は、相手が脅されて言わされていた事かと。

EP4ラスト、六軒島で須磨寺組を殺した直後、
絵羽が出現してたのは縁寿の妄想。
須磨寺組を殺したのは天草のスナイパーライフルによる狙撃。
煉獄の七杭はその狙撃を魔法にすり替えてただけ。
その後、急にベルンカステルとビル屋上で話していたのは、

ベアトリーチェにできなかったのに、
縁寿がさくたろうを蘇生できたのは、
さくたろうが楼座手作りではなく、市販品だと気づいたから。
ベアトリーチェの魔法とは手品で、
同じ物を用意できないと行使できない。
楼座が児相のおばさんに
「ライオンのぬいぐるみなんてどこにでもあります!」
と言い張るのも、本当は市販品という証拠の一つ。

ベアトリーチェの本当の望みは
「全ての真相を承知の上で魔法幻想を受け入れて欲しい」のはず。
だから単に真相を推理するだけでは不完全。
単に魔女を認めるだけでは不完全(EP2やEP3)。
真相を推理した上で、それを隠す魔法も理解しないといけない。
EP3時点で戦人は魔法を理解する気が無いので、
ベアトリーチェは戦意喪失していた。
戦人に対戦資格が無いと言い出すのはブラフかと。
縁寿が言うように、金蔵の孫かどうかが問題なら、
留弗夫の子だと赤で言えばいいだけ。
EP4のラストで赤で反論せず戦人の青に切られるままだったのも同じ理由かと。

エピローグでベルンカステルやラムダデルタが言っていた
「ベアトリーチェは絶対に勝てない」や、
「ベアトリーチェに奇跡は訪れない」とは、
ベアトリーチェの勝利条件は「戦人がいち早く碑文の謎を解いて当主を継承すること」だから。
でも当日の六軒島では戦人は碑文を解いてないので、戦人が碑文を解くことは無い。

EP4ラストは第2期に続きそうな終わり方だったけど、
第1期が販売不振だったそうで第2期はなかった。
EP1~EP4までは出題編相当なのでコメントでも意味不明で困惑してたっぽい。
EP2やEP4は意味不明な魔法描写も多いしねえ……。

アンケートも低評価だった。
うみねこのなく頃に全26話一挙配信

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