修学旅行からすでに帰ったという回で、大河が母親と一緒に休養していて竜児にも連絡がなく、竜児は大河が自分に顔を合わせづらいからと疑います。
そこで竜児は北村に、大河を助けたのは北村だったということにしてくれと頼みます。
ここで竜児は「なかったことにする」という、実乃梨と似たことをしようとしています。
北村は、竜児の頼みが大河が北村に頼んできたことと関係あるのかと尋ねた上で、それを了承します。
このあたりですでに北村は、二人の気持ちを察していたんだろうと思います。
おそらく大河が北村に頼んだこととは、大河が竜児を好きだと言ったを内緒にして欲しいってことだと思います。
この考えが正しいなら、正月に大河が失恋大明神に打ち明けた時点では、恋の対象が竜児だとは伏せていたはずです。
実乃梨が竜児に「見えるものをがんばる」と会話しているところへ亜美が通りかかるのですが、「いいんじゃない?子どもがいないときにお父さんが何をしても」と冷淡に言い放ちます。
子どもとは大河のことで、お父さんとは竜児のこと。
ここでの亜美は、竜児が大河の気持ちに気づいてないように見えることが気に入らないんでしょう。
自分の煽りで竜児が駆けつけることを自販機の隅で期待していた亜美は、代わりに実乃梨がやってきて失望します。
実乃梨は「見えないものに気を取られて、見えるものを見失わない」と答えます。
見えないものとは恋愛のことで、見えるものは学業や部活のことです。
別荘での竜児と実乃梨の会話を知らない亜美にそんな意味はわかるわけないんですが、
亜美は、実乃梨が余計なことをしなければうまくいくと言いたいわけ?と、その含意を鋭く察します。
竜児は大河が拾った髪飾りを黒歴史の箱へ入れますが、そのとき大河が竜児宅へやってきます。
大河は自宅の鍵を忘れたので、竜児の部屋から窓越しに自宅へ帰ろうとしただけですが、
竜児の部屋へ入ると箱に入れていた髪飾りに気づき、自分の既成事実作りが無為になったと察します。
そこで実乃梨に告白することを念押しするんですが、大河の本心を知っている竜児はなぜ大河が実乃梨との仲を後押するのか困惑します。
しかも大河を助けたときの告白を夢を見ていたと無かったことにしようとしているので、
竜児も大河に合わせて何も聞いてないことにします。
ここで告白のことを問い詰めないのであとで余計にこじれるわけですが、問い詰めていたとしても大河はあっさり逃げていた気はします。
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