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アニメ視聴記 あらすじと感想

マンガ版FateZero第10巻のあらすじと感想

投稿日:2017年8月3日 更新日:

FateZero第10巻は主に切嗣の回想で、
アリマゴ島のシャーレイが死徒となって、
島民に感染が広がってしまうエピソード。


少年期の切嗣がシャーレイに惚れているのが明確に描かれてるw
アニメでも原作でもそんなに明確ではなかった。

シャーレイが切嗣父の試薬を盗んで自分に使ったのか、ゾンビ(死徒)になりかけていた。
試薬は肉体の時間の流れを止める(老化を防ぐ)効果がある。
父は花では成功と判断していたけど、
シャーレイの花は結局枯れていた。
アニメだと父の花は枯れていなかった。
なのでシャーレイは父の試薬を盗んだのだろうと思う。
一方、マンガ版では父の花は描かれていない。
そもそも原作だと花自体が登場しない。
このエピソードはアニメ版が一番わかりやすい。

シャーレイは切嗣に「殺して」と頼むけど、切嗣は怯えて逃げてしまう。
そして教会の神父が外部に連絡し、
魔術協会と聖堂教会の知るところとなってしまう。
どちらも死徒の存在を認めないのは同じ。
ただし魔術師は死徒の技術を独占するのが狙い。
教会は死徒になる可能性がある者を全て殺す方針だった。
その結果、島民は切嗣以外死亡。
これが切嗣のトラウマで、
以降は「少数の犠牲で多数を救う」
という正義を執行する人生を歩む事に……。

切嗣父はシャーレイがどうなったか察していた。
試薬は危険だからと忠告していたらしいけど、
恐らくシャーレイの本心を察した上で、
自ら試薬を試すのを誘ったんでしょうね。
アニメだと父の花は枯れておらず、
父は人間への応用に興味がある様子だった。

切嗣はナタリアから借りたピストルで父を射殺。
そこにナタリアが現れるけど、アニメよりも怒った表情。
アニメは声優の演技も冷静なトーンだった。

ナタリアの元で「封印指定執行者」として実践を通して修行を積むシーンが、
断片的なダイジェストとして描かれてた。
封印指定執行者になるのは原作通りで、
同じような「代行者」なので綺礼は切嗣に関心を持ったんだよね。

アニメだとケイネスのエピソードに挟まってたけど、
切嗣の肋骨から起源弾を作るカットがあった。
マンガ版は代わりに魔術刻印の移植に苦しむシーンが描かれてた。
士郎に凜の魔術刻印を一部移植した時も、こんなに苦しんでたっけ……。

最後は切嗣とアイリスフィールとの出会いのエピソード。
これはアニメにも原作にも無い。
「BD-BOX Vol.1」のドラマCDと同じエピソード。
初め切嗣はアイリの戦闘力の無さに失望してる。
そもそも聖杯に人格を与えた事を憤っている。
アイリに戦う意思を持たせる為に、
まず「世界の喜び」を教えるハメになってるw
しかし切嗣自身、遠回りをしているような気がしてる。

その後切嗣は頃合いを見て、
アイリが学んだ「世界の喜び」を捨てるか、一からやり直すか選択を迫ってる。
そこでアイリは切嗣こそが世界の喜びを捨てて使命を取ったと看破。
たった数ヶ月での成長っぷりに切嗣は驚くけど、
恐らくその間ずっとアイリは、切嗣がなぜあれこれ教えようとするのか、考えてたはず。
このシーンで急に気付いたって感じではないんだよね。

そして戦う意思は「愛」という包括的概念から生まれると主張。
で、切嗣を愛する対象とするよう訴えていた。
切嗣は事の成り行きに困惑するものの、
結局はアイリと結婚するハメにw
1カットだけどベッドシーンもあった。

しかし切嗣はこれは9年後には破綻する生活で、希望も救済もないと言い出す。
アイリはそこで新しい命を作ればいいと返答。
そしてイリヤが生まれたと。
全体的にはどっちかと言うと、アイリが主役って感じだった。

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