ゴールデンカムイ第3話「カムイモシリ」陸軍の追跡と小熊の神返し

ゴールデンカムイ第3話「カムイモシリ」は、前半は陸軍からの逃走。
後半はアシリパの集落でアイヌ文化の解説を兼ねた閑話休題シーン。
副題は「神の住むところ」という意味で、後半のエピソードにかかってる。

少額とは言え、せっかくゴールデンカムイを見る為にFODに金払ってんのに見るのをサボってたので視聴再開。

アバンは兎のしたたぷを食ってた。
杉元が味噌を入れようとするとアシリパは「おそま」と呼んで拒否ってた。
おそまとはアイヌ語でうんこの意味。
したたぷに味噌を入れて食う杉元をアシリパは
「うんこを食べて喜ぶ変態」と勘違いしていた。
匂いが違うだろと思うけど、明治時代の味噌はかなり発酵臭がしたはず。
じゃあうんこと誤解してもおかしくないのかな。

翌朝、杉元達は下山。
その途上、巣ごもりしている熊の巣を発見。
「巣ごもり中の熊は入って来た人を襲わない」とアシリパが教えてたのは伏線だった。

前夜に杉元達がいた場所に双眼鏡の反射光が見えた。
それを見た杉元は焦って逃げ出す。
双眼鏡は陸軍の追手だった。
杉元は自分もまた陸軍時代に誰かを追った経験があるんだろうね。
だから勘づいた。
アシリパは特に何とも思ってなかった様子だし。

陸軍はスキーを装備してたので追いつかれるのは時間の問題で
杉元とアシリパは分かれて逃走。

アシリパを追跡したのは元マタギの谷垣。
なのでアシリパの「止め足」はバレバレだった。
樹上のアシリパは持ってた刺青を枝にかけてたけど、
通りすがりのリスが枝を揺すって落としてしまう。
それでアシリパも刺青の意味を知っていると警戒されてしまう。
これは杉元の忠告を聞かずにアシリパの独断で行った事。
谷垣はアシリパの身体検査まではしなかった気はする。
結果論だけど懐に持っていた方が良かったね。
まあ他の軍人はわからないけど。

そこに謎の白狼レタラが登場。
絶滅したはずの蝦夷狼だった。
アシリパが言うには唯一の生き残り。
アシリパが制してレタラは谷垣にトドメを刺すのはやめた。
「お前はウェンカムイになるな」と。

一方、杉元もスキーを履いた陸軍には追いつかれてしまう。
とは言え、そこは何と熊の巣だった。
さっきと同じ場所だとすると杉元は山を登って逃げた事になる。
相手がスキーだと登る方が逃げやすいんだろうか。

杉元は巣に飛び込んで難を逃れる。
アシリパが言ってた「熊は巣に入った人を襲わない」とは本当の事だった。
陸軍は熊の巣だと知らず、杉元を脅そうと銃を撃って熊を怒らせてしまう。
羆と人では勝負にならず、陸軍の追手連中は全滅。
とは言え、熊も撃たれまくって死んでた。

杉元は巣にいた小熊を連れてアシリパと合流。
アシリパは谷垣が気絶してるだけなのを承知で「死んだ」と嘘をついて去った。
なので、谷垣が陸軍に杉元とアシリパの情報をもたらすのだろうなと思ってた。
アシリパは甘いなあ……というか軍という組織力がわかんないんだろうね。
谷垣は負傷で動けなくても、情報は軍に伝わり、
代りの者が追ってくる事が想像できてない。
まあ陸軍がしつこく追って来ないと物語に起伏を作りにくいし。
と思ったら、目覚めた谷垣はレタラの毛並みに惚れて「欲しい」と命を狙う決意。
勝手に軍から逃げて単独行動を取り、谷垣の情報は軍に伝わらずじまいだった。
どの道、追手が増えるのは同じ。

後半はアシリパの集落で小熊を世話していた。
飼うのかと思ったら小熊が成熊となったら「神々の元に送る」んだそうで。
つまり儀式「イオマンテ」として熊を殺すと。
じゃあなんで小熊の段階で殺さないんだろう……。
小熊を育てるのは名誉な事とされてるらしいけど、
育てておいて人間に情を持った熊を殺すってのは酷い文化だなと。
ちなみに、神道もかつて似たような儀式をやってたらしい。

イオマンテ
日本神道における、「山の神・年神・屋敷神・田の神・稲の神・祖霊神」などの概念とイオマンテの概念との間には、類似性がみられる。

あとアイヌでは子供にわざと汚い名前を付けるとか、
アシリパはイカシオトンプイ(祖父の尻の穴)という名前だったとか
アシリパの名前は「未来」とか「新しい年」という意味だった。
こういう文化は世界的に存在していたんだよね。
ヨーロッパですら中世までは我が子にわざと変な名前を付けていた。
理由は同じで悪魔や悪霊にこの子供は粗末な存在と思わせて、見逃すようにする為。

女は口元に刺青を入れるとか、それをアシリパは嫌がってるという話も。
アシリパの祖母は杉元にアシリパと結婚してくれと言ってたけど
アシリパは正しく翻訳せずに「おそま」の話にすり替えていたw
てことは、アイヌとしてはもう結婚していい年齢なんだね。
近代以前は世界中どこでも12歳で成人だったし、結婚適齢期は14~15歳だったはず。
そう考えるとアシリパの年齢もそのくらいで合ってそう。

一方、第7師団の鶴見中尉は上官から叱責されてた。
鶴見は上官の指を食いちぎって反発。
上官は怒って部下に「撃て」と命じるけど、撃たれたのは上官の方だった。
鶴見も部下も満州で地獄を見たらしい。
一方、上官は安全な場所で指揮していただけなんだろうね。
鶴見は第7師団全員を掌握していた様子だった。
その場にいた誰も上官の殺害に対して無言だった。
たぶん鶴見を恐れてではなく、積極的に鶴見に味方してる。
鶴見が言う「戦友は今でも満州の土の下」という言葉は第7師団の総意っぽい印象。

最後は土方が遊郭に来て刺青男「石頭」を刀で襲撃。
石頭もピストルで反撃。
でも土方は殺す気はなかったらしい。
油紙で刺青を書き写して協力しろと。
土方は第7師団が刺青を集めている事を把握していた。
と言うか、実は繋がってんのかな。
第7師団の別働隊のような気もした。

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